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8話 スキル取得
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私は黄色い矢印を時々見ながら走り続ける。
「そう言えば貴方。スキルって振ったの?」
「今何に振ろうか迷ってる」
「何で迷ってるの?」
「んー。それは自分で決めたいからいいや」
「なるほどね。そういうのも大切よ。でも、参考に私のでも見る?」
「いいの?」
「当然よ。一緒にいる仲間でしょ? はい」
「わ」
ナツキがそう言って私の前に半透明のボードを出してくれる。そこには。
名前:ナツキ
種族:エリンギ
レベル:10
ステータス
HP:45/45
MP:60/60
STR:24
VIT:42
INT:65
DEX:28
AGI:2
スキルポイント:10
スキル:胞子シールドⅣ、シールド強化Ⅲ、シールド移動
魔法:
なんだか色々とおかしい。振り方が極端過ぎるのではないだろうか?
「どうよ。すごいでしょう?」
「凄すぎるというか……。このスキルの横についてるのって何?」
「それは何回強化したかよ」
「強化?」
「ええ、スキルはただ増えて行くんじゃなくって、スキルポイントを使って強化していくことが出来るの」
「へぇ~すごい」
「強化は本来もう少し先でする事らしいんだけど、やること自体は出来るからね」
「どんな感じに上がるの?」
私も『突進』とか『疾走』とか是非上げたい。
「スキルを取得する場所があるでしょう? そこで強化っていう項目があるからそれを選ぶだけ」
「簡単なんだね」
「そうだけど、これをあげるのってかなり大変なのよ?」
「そうなの?」
「うん。今はレベルが1上がるごとに10のスキルポイントが貰えてるでしょ?」
「そうだね」
私の今のスキルポイントは170。あれ? でもレベルは13だから違うような?
「でも私スキルポイントは170もあるよ?」
「それはレベル5の時に20、レベル10の時に50貰えてるからよ」
「大盤振る舞いだね」
そんなに貰えるなら結構簡単にあげられそうだ。
「そんなことないわ。スキルって最高10まであげられるのよ」
「そんなに?」
「ええ。あげるにはかなりスキルポイントを使うらしいから、考えてスキルを振りなさい。ステータスにも振ることが出来るからやってみるのもいいかもね」
「えー、じゃあ本当にしっかり考えて振らないといけないんだ……」
「貴方チュートリアル聞いてたのよね?」
「針の本数を数えてたんだ」
「確かに気になるわね……」
そんなことを話していると、周囲の小高い丘などがあるいい景色が変わり、地面も何だか走りにくくなった。
「ここが沼地かな?」
「そうね。どこかに探し物があるといいんだけど……」
「おぼあ」
パン!
「あ」
「え?」
何かが湧いたと思ったらいつもの感じでひき殺してしまったらしい。
泥の形をした足だったから、多分マッドフッドって言うのでいいと思う。
「ちょっと。今何かひかなかった?」
「モンスターだよ。走ってるだけで気が付いたらこんなことになっちゃうんだよね」
「それは……戦闘にならないのね……」
「どっちにしろ気持ちよく走れればそれでいいから!」
「そうよね……。貴方ってそういう人よね」
私は思うままに走り回る。でも、依頼の品である『粘着しやすい粘土』は見当たらない。
パン!
「どこにあるのかな?」
「マッドフッドを消し飛ばしてるのに……。まぁいいわ。もうちょっと沼の中心に行ってみない? さっきから外ばっかり走ってるじゃない?」
「えー。だって中心の方って走りにくいんだもん」
脚が深く取られてスピードが出ないのだ。そんな場所に行きたくない。
「じゃあスキルでそういった感じの奴を取ったら?」
「え? あるの?」
「多分あるはずよ。スキルボード出して」
「うん」
私が念じると、目の前に半透明のスキルボードが出てくる。
名前:ハル
種族:イノシシ
レベル:13
ステータス
HP:83/83
MP:0/0
STR:106
VIT:55
INT:4
DEX:7
AGI:89
スキルポイント:170
スキル:突進、ぶちかまし、疾走、嗅覚強化
魔法:
すごい、AGIがこんなにも伸びているのはすごく嬉しい。もっと伸びろ。
「開いたら、スキルの所を選択肢して」
「ふんふん」
パン!
「それからスキル検索って言うのがあるから、大体でいいから書き込めれば行けるはずよ」
「私の場合だったら悪路 走る とかでいい?」
「いいわよ」
パン!
「あ、出てきたー!」
「それで、良さそうなのがあったら実際に取ってみて、走る感覚を」
パン!
「一回止まったらどう!? 走りながら何体モンスターをひき殺してるの!?」
「えーだってこのままでも出来るし、レベルも上がるし、依頼も出来るしいいことずくめじゃない?」
「だからって……ほんとだ。『マッドフット』の依頼進んでる……」
「でしょ?」
「まぁ……いいわ。それで、あんまり気に入らなかったら、街に戻ればスキルはリセット出来るからね」
「すごい便利なんだね!」
「そうね。だからいっぱい試したり検証出来るから、スキルを検証するだけでも結構楽しいって言われたりしてるわ」
「へ~色んな楽しみ方があるんだね」
「そういうこと」
私は悪路を走る用のスキルを探す。
『悪路走行』『バランス感覚』『走行強化』『水走り』結構色んなスキルがあるんだな。悪路を走るのには関係なさそうなのもあるけど、一応調べて見よう。
『悪路走行』……沼、山、砂浜等整備されていない道での移動速度低下を改善。
これはまんまそのスキルっぽいのかな?
『バランス感覚』……体のバランス感覚を強化する。足を取られるような場合でも平行感覚を保ったまま走行が可能。
なるほど、それでも速度が落ちるのを減らすことが出来るのか。
『走行強化』……走る速度上昇。
これは走る速度が早くなれば悪路でも速く走れるよね的なことだろうか。
『水走り』……水上を走れるようになる。沼地等でも適用できる。
ふむふむ。ここでもそれが使えるからって言うことなのかな?
悪路を走るだけなのに選択肢が4つもある。どうしようかな……。よし、取りあえず4つとも取ろう。
「『悪路走行』『バランス感覚』『走行強化』『水走』を選択して、取得っと」
『ハルはスキルを取得しました』
「待って? 4つとも取ったの?」
「? そうだよ。おお、走りやすくなった!」
「それだけ取ればね……」
私はさっきまでの走りにくさが嘘のように駆け回っていた。
「そうだ、折角だからスキルも振ってみよう」
私はその中の『走行強化』にスキルポイントを振る。えーと? 1から2にするには20か。はいっと。
グン! 一瞬だけ視界が置いて行かれた錯覚に陥り、体が加速した。
「ちょちょちょちょちょっと!? 速くない? 速すぎない!?」
ナツキも楽しんでくれているようだ。
私も嬉しい。
「もっと速くなるよ?」
「え? ちょ、わああああああ!!!」
私は『走行強化』のスキルを2から3に30ポイント3から4に40ポイントを振る。
さっきまでの速度が倍になった。あくまで感覚的な感じだからかもしれない。
「すごーい! これならもうどこへでも直ぐにいけるね!」
「あの世にでも行くつもり!?」
「走っていけるなら行ってみたい!」
「本気にしないで!」
それからその調子で走り、沼地の中心へと向かっていくと、イベントが発生する。私の体の操作が効かなくなったのだ。
「何これ?」
「イベントよ。誰かが来るから待ってなさい」
「いい所だったのに……」
「少しくらいいいでしょ?」
「やぁ、君たち。どうしてここに?」
「そう言えば貴方。スキルって振ったの?」
「今何に振ろうか迷ってる」
「何で迷ってるの?」
「んー。それは自分で決めたいからいいや」
「なるほどね。そういうのも大切よ。でも、参考に私のでも見る?」
「いいの?」
「当然よ。一緒にいる仲間でしょ? はい」
「わ」
ナツキがそう言って私の前に半透明のボードを出してくれる。そこには。
名前:ナツキ
種族:エリンギ
レベル:10
ステータス
HP:45/45
MP:60/60
STR:24
VIT:42
INT:65
DEX:28
AGI:2
スキルポイント:10
スキル:胞子シールドⅣ、シールド強化Ⅲ、シールド移動
魔法:
なんだか色々とおかしい。振り方が極端過ぎるのではないだろうか?
「どうよ。すごいでしょう?」
「凄すぎるというか……。このスキルの横についてるのって何?」
「それは何回強化したかよ」
「強化?」
「ええ、スキルはただ増えて行くんじゃなくって、スキルポイントを使って強化していくことが出来るの」
「へぇ~すごい」
「強化は本来もう少し先でする事らしいんだけど、やること自体は出来るからね」
「どんな感じに上がるの?」
私も『突進』とか『疾走』とか是非上げたい。
「スキルを取得する場所があるでしょう? そこで強化っていう項目があるからそれを選ぶだけ」
「簡単なんだね」
「そうだけど、これをあげるのってかなり大変なのよ?」
「そうなの?」
「うん。今はレベルが1上がるごとに10のスキルポイントが貰えてるでしょ?」
「そうだね」
私の今のスキルポイントは170。あれ? でもレベルは13だから違うような?
「でも私スキルポイントは170もあるよ?」
「それはレベル5の時に20、レベル10の時に50貰えてるからよ」
「大盤振る舞いだね」
そんなに貰えるなら結構簡単にあげられそうだ。
「そんなことないわ。スキルって最高10まであげられるのよ」
「そんなに?」
「ええ。あげるにはかなりスキルポイントを使うらしいから、考えてスキルを振りなさい。ステータスにも振ることが出来るからやってみるのもいいかもね」
「えー、じゃあ本当にしっかり考えて振らないといけないんだ……」
「貴方チュートリアル聞いてたのよね?」
「針の本数を数えてたんだ」
「確かに気になるわね……」
そんなことを話していると、周囲の小高い丘などがあるいい景色が変わり、地面も何だか走りにくくなった。
「ここが沼地かな?」
「そうね。どこかに探し物があるといいんだけど……」
「おぼあ」
パン!
「あ」
「え?」
何かが湧いたと思ったらいつもの感じでひき殺してしまったらしい。
泥の形をした足だったから、多分マッドフッドって言うのでいいと思う。
「ちょっと。今何かひかなかった?」
「モンスターだよ。走ってるだけで気が付いたらこんなことになっちゃうんだよね」
「それは……戦闘にならないのね……」
「どっちにしろ気持ちよく走れればそれでいいから!」
「そうよね……。貴方ってそういう人よね」
私は思うままに走り回る。でも、依頼の品である『粘着しやすい粘土』は見当たらない。
パン!
「どこにあるのかな?」
「マッドフッドを消し飛ばしてるのに……。まぁいいわ。もうちょっと沼の中心に行ってみない? さっきから外ばっかり走ってるじゃない?」
「えー。だって中心の方って走りにくいんだもん」
脚が深く取られてスピードが出ないのだ。そんな場所に行きたくない。
「じゃあスキルでそういった感じの奴を取ったら?」
「え? あるの?」
「多分あるはずよ。スキルボード出して」
「うん」
私が念じると、目の前に半透明のスキルボードが出てくる。
名前:ハル
種族:イノシシ
レベル:13
ステータス
HP:83/83
MP:0/0
STR:106
VIT:55
INT:4
DEX:7
AGI:89
スキルポイント:170
スキル:突進、ぶちかまし、疾走、嗅覚強化
魔法:
すごい、AGIがこんなにも伸びているのはすごく嬉しい。もっと伸びろ。
「開いたら、スキルの所を選択肢して」
「ふんふん」
パン!
「それからスキル検索って言うのがあるから、大体でいいから書き込めれば行けるはずよ」
「私の場合だったら悪路 走る とかでいい?」
「いいわよ」
パン!
「あ、出てきたー!」
「それで、良さそうなのがあったら実際に取ってみて、走る感覚を」
パン!
「一回止まったらどう!? 走りながら何体モンスターをひき殺してるの!?」
「えーだってこのままでも出来るし、レベルも上がるし、依頼も出来るしいいことずくめじゃない?」
「だからって……ほんとだ。『マッドフット』の依頼進んでる……」
「でしょ?」
「まぁ……いいわ。それで、あんまり気に入らなかったら、街に戻ればスキルはリセット出来るからね」
「すごい便利なんだね!」
「そうね。だからいっぱい試したり検証出来るから、スキルを検証するだけでも結構楽しいって言われたりしてるわ」
「へ~色んな楽しみ方があるんだね」
「そういうこと」
私は悪路を走る用のスキルを探す。
『悪路走行』『バランス感覚』『走行強化』『水走り』結構色んなスキルがあるんだな。悪路を走るのには関係なさそうなのもあるけど、一応調べて見よう。
『悪路走行』……沼、山、砂浜等整備されていない道での移動速度低下を改善。
これはまんまそのスキルっぽいのかな?
『バランス感覚』……体のバランス感覚を強化する。足を取られるような場合でも平行感覚を保ったまま走行が可能。
なるほど、それでも速度が落ちるのを減らすことが出来るのか。
『走行強化』……走る速度上昇。
これは走る速度が早くなれば悪路でも速く走れるよね的なことだろうか。
『水走り』……水上を走れるようになる。沼地等でも適用できる。
ふむふむ。ここでもそれが使えるからって言うことなのかな?
悪路を走るだけなのに選択肢が4つもある。どうしようかな……。よし、取りあえず4つとも取ろう。
「『悪路走行』『バランス感覚』『走行強化』『水走』を選択して、取得っと」
『ハルはスキルを取得しました』
「待って? 4つとも取ったの?」
「? そうだよ。おお、走りやすくなった!」
「それだけ取ればね……」
私はさっきまでの走りにくさが嘘のように駆け回っていた。
「そうだ、折角だからスキルも振ってみよう」
私はその中の『走行強化』にスキルポイントを振る。えーと? 1から2にするには20か。はいっと。
グン! 一瞬だけ視界が置いて行かれた錯覚に陥り、体が加速した。
「ちょちょちょちょちょっと!? 速くない? 速すぎない!?」
ナツキも楽しんでくれているようだ。
私も嬉しい。
「もっと速くなるよ?」
「え? ちょ、わああああああ!!!」
私は『走行強化』のスキルを2から3に30ポイント3から4に40ポイントを振る。
さっきまでの速度が倍になった。あくまで感覚的な感じだからかもしれない。
「すごーい! これならもうどこへでも直ぐにいけるね!」
「あの世にでも行くつもり!?」
「走っていけるなら行ってみたい!」
「本気にしないで!」
それからその調子で走り、沼地の中心へと向かっていくと、イベントが発生する。私の体の操作が効かなくなったのだ。
「何これ?」
「イベントよ。誰かが来るから待ってなさい」
「いい所だったのに……」
「少しくらいいいでしょ?」
「やぁ、君たち。どうしてここに?」
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