119 / 338
10章 過去編
119、命がけの説得
しおりを挟む
「よくもノコノコと顔を出せたものですねグルガンさん?恥を知りなさいっ!!」
着いて早々ベルギルツに怒鳴られた。裏切ったアレクサンドロスが何もなく迎え入れられるとは思っていなかったが、この大事な局面に糾弾する相手を間違っていると考える。
「まぁまぁベルギルツさん。少し落ち着いてはどうでしょうか?まずは相手の出方を見てから反応しましょうよ」
「甘すぎますねミラージュさんはっ!!」
ぷりぷりと頭に蒸気を上げながらもミラージュの意見に従いベルギルツは一歩下がる。アレクサンドロスはベルギルツのことは心から嫌いだがミラージュのことはある程度気に入っている。1番気に入っているのはどんな時でも腕を組んで様子を窺っているロータスだ。まったく表情を崩さないその冷静さが好きだ。
「それで……ここに来たということは女神関連であろう?」
訂正しよう。話の早いフィニアスが1番だ。
「ええ。その通りでございますフィニアス様」
ここまで黙っていたアレクサンドロスはいつも以上に真面目な顔でフィニアスを見つめた。
「ここにお集まりの皆さんもお気付きのことでしょうが、女神ミルレースには今のままでは勝てません。デザイア様も女神による被害にその御心を痛めて御出です」
「デザイア、様?あなたオルベリウス公に対して不敬ではありませんか?!」
「……黙れベルギルツ。そこは問題ではない」
「でもまぁファーストネームで呼ぶことを許されるほど気に入られているということは余程上手く取り入ったと見て間違いないでしょう。やり手のグルガンさんには頭が下がるといいましょうか、開いた口が塞がらないといいましょうか……ともあれそんなやり手のお方が頭を下げてまで来た理由など何となく察しがつきますが……」
ミラージュの発言に少しも動じることなくアレクサンドロスはフィニアスの前に跪く。顔を上げて睨みつけるような眼光で腹の底から唸るように声を出す。
「共に手を取り合って女神を討伐致しましょう。この世界に害を及ぼす災厄を滅ぼし、我らの世を取り戻すのです。もちろん女神を討伐するまでの間は派閥争いを休戦。食料の提供から魔道具の貸し出しまでを派閥間なく行い、戦力増強に従事。女神討伐が成ればその武勲武功から報奨を別途進呈。こちらからは上乗せで領土を一部譲渡しましょう」
「それはデザイアも承知のことか?」
「委細承知のことでございます」
「信用出来んな。デザイアがそのような譲歩をするわけがない。大方我らすべてが軍門に下るように命令され、こねくり回した末の今であろう?我らを欺くのはお前の専売特許だからな」
「……私はあなた様の元から去った裏切り者でございます。私をさぞお恨みのことでしょう。だからこそあえて、いつでも攻撃可能なようにこうして1人、死する覚悟を持ってあなた方の前にはせ参じ、女神打倒を懇願しているのでございます」
「軽々しく命を口にする。魔族がどれくらい犠牲になったか聡明なお前になら分かっているだろう?それをなんだ?お前の命一つで何を……」
「なればこそ!ここが最後の分岐点にございます!!」
ガッと胸倉に掴みかかるような声にハッとする。
「私をここで殺すのならば好きにするがよろしい。それで絵物語のように世界が救われるというのならこの首を差し出しましょう。しかしながら!これは現実の話でございます!!我が命を犠牲に得られるものなど一時の快楽のみ!私は全身全霊を以って女神に挑み!世界を救わんとこの身を捧げる所存!!」
獅子の咆哮が響き渡る。壁際にインテリアのごとく立っていたデーモンたちも思わず身を引き締めるほどの声音にベルギルツは焦りながらフィニアスを見た。
「い、勢いだけで乗り切れると思ったら大間違いだぞ!そうですよね?!フィニアス様!!」
「黙っていろベルギルツ」
「フィ、フィニアス様……?!」
静まり返った部屋でフィニアスは一つ深呼吸をした。
「……お前の覚悟は分かった。本当ならばこの場で八つ裂きにしてやるところだが、そういうわけにもいかないようだ。デザイアから書面の一つでもあればその提案に乗ろう。近日中に用意出来るか?」
「ええ、実はここにその書類がございます」
「はぁっ!?あ、あなたは!?ならば何故先の茶番を入れたのですか?!」
「偽物だなんだと大騒ぎされ、大切な書類を破られでもしたら一大事でございます。フィニアス様の御前で私の言葉を少しでも信じていただけた時に出すべきであると判断いたしました。何せ私は心配性でして……」
ベルギルツは肩を怒らせぷるぷると震えている。きっと仮面の下は歯を食いしばり、顔が真っ赤になるまで気張ってしまっていることだろうがアレクサンドロスには心底どうでもよいことだ。
「ロータス。書類をここへ」
「はっ」
アレクサンドロスの危惧を汲み取ったフィニアスは書類の受け取りをロータスに任せ、無事に書類をその手に収めた。書類の中身に目を通し、デザイアのサインを確認すると覚悟が決まったと目を閉じる。
「……今後はデザイア陣営とも連携を取り、最大火力を以って女神を討伐する。皇魔貴族が未来永劫繫栄するためにこの時代で決着をつけるぞ」
「ははっ!!」
ザザッとこの場にいた全員が跪く。
「差し当ってグルガンよ。今後のことを話し合うにデザイアとの密な情報交換が必要となろう。すぐにも会談の場を設けよ」
「その必要はありません。私がデザイア軍の全指揮権を委ねられていますので、話は私が聞きましょう」
「なっ!?そんなバカな話が……!?」
「すべて書類に記載されております。もちろんデザイア様も必要な場には顔をお見せになられるでしょうが、基本的に私が受け持ちますのでどうぞよろしくお願い申し上げます」
そこでようやくニヤリと顔をゆがめて見せた。その不遜な表情に恐怖を感じるとともに何故だか安心感を覚えた。この男ならば何かやってくれるのではないかという安心感だ。
「くくく……デザイアめ。この期に及んで戦力を見せぬつもりか……よかろうグルガン。いや、アレクサンドロスよ。お前をデザイア軍の総大将として認める。我が軍の総大将は……ミラージュ。お前が指揮を取れ」
「畏まりましたフィニアス様」
「なっ!?何故私ではなく……?!」
ベルギルツが不満の声を漏らす中、特に気にすることもなくフィニアスは続ける。
「実は我らも戦力不足でな、戦力を募っておったのだ。私はこう見えて顔が広く人望も厚い。お前には裏切られたがな」
「ふふっその節は色々と……」
「ふっ……まぁともかく精霊どもと竜王の連中にも召集をかけている。すでにこちらに向かっていると報告が入った。かなりの手練れだが、女神に対しどのくらい戦えるのかは未知数。アレクサンドロスの加勢でかなりの兵が動かせるなら勝機はある」
「ええ!その通りです!!」
「……凄まじい戦力だ。まず負けんだろうな」
フィニアス陣営は既に戦勝ムードだが、これにアレクサンドロスは水を差す。
「いえ、不十分です。いくら束になってもあの化け物を屠ることは叶いません。我が主であるデザイア様も同意見でございます」
「何を言い出す?それでは何のためにここまで来て共に戦おうなどと……」
「滅ぼせぬなら永久に閉じ込めてしまおうというのが我らの見解となります」
「封印……ということですか……」
ミラージュの言葉にアレクサンドロスはパンッと柏手を一つ打った。
「ご明察。その封印術は我が従者リュート=パスパヤードの使用する結晶化封印術を使用いたします。結晶化のあと細かくバラバラに割れるので、その小さな結晶を我々皇魔貴族で各自保管すれば永久に封印することも可能でしょう」
「なんと……そこまで既に計画済みか」
「はい。ちなみにこの封印術は上手くすればどのようなものにも有効に働いてくれることでしょう。たとえばデザイア様にも……ね?」
「お、お前はまさか最初からそのつもりで……!?」
「?……ふふっ何のことでしょうか?何が言いたいのか分かりかねます」
「末恐ろしいとはこのことよ。……今のは聞かなかったことにしておこう」
「痛み入ります」
皇魔貴族、精霊王、そして竜王というエデンズガーデン最強の軍団がその命を賭しても勝てぬ相手に真っ向から挑む。
女神ミルレース封印作戦始動。
着いて早々ベルギルツに怒鳴られた。裏切ったアレクサンドロスが何もなく迎え入れられるとは思っていなかったが、この大事な局面に糾弾する相手を間違っていると考える。
「まぁまぁベルギルツさん。少し落ち着いてはどうでしょうか?まずは相手の出方を見てから反応しましょうよ」
「甘すぎますねミラージュさんはっ!!」
ぷりぷりと頭に蒸気を上げながらもミラージュの意見に従いベルギルツは一歩下がる。アレクサンドロスはベルギルツのことは心から嫌いだがミラージュのことはある程度気に入っている。1番気に入っているのはどんな時でも腕を組んで様子を窺っているロータスだ。まったく表情を崩さないその冷静さが好きだ。
「それで……ここに来たということは女神関連であろう?」
訂正しよう。話の早いフィニアスが1番だ。
「ええ。その通りでございますフィニアス様」
ここまで黙っていたアレクサンドロスはいつも以上に真面目な顔でフィニアスを見つめた。
「ここにお集まりの皆さんもお気付きのことでしょうが、女神ミルレースには今のままでは勝てません。デザイア様も女神による被害にその御心を痛めて御出です」
「デザイア、様?あなたオルベリウス公に対して不敬ではありませんか?!」
「……黙れベルギルツ。そこは問題ではない」
「でもまぁファーストネームで呼ぶことを許されるほど気に入られているということは余程上手く取り入ったと見て間違いないでしょう。やり手のグルガンさんには頭が下がるといいましょうか、開いた口が塞がらないといいましょうか……ともあれそんなやり手のお方が頭を下げてまで来た理由など何となく察しがつきますが……」
ミラージュの発言に少しも動じることなくアレクサンドロスはフィニアスの前に跪く。顔を上げて睨みつけるような眼光で腹の底から唸るように声を出す。
「共に手を取り合って女神を討伐致しましょう。この世界に害を及ぼす災厄を滅ぼし、我らの世を取り戻すのです。もちろん女神を討伐するまでの間は派閥争いを休戦。食料の提供から魔道具の貸し出しまでを派閥間なく行い、戦力増強に従事。女神討伐が成ればその武勲武功から報奨を別途進呈。こちらからは上乗せで領土を一部譲渡しましょう」
「それはデザイアも承知のことか?」
「委細承知のことでございます」
「信用出来んな。デザイアがそのような譲歩をするわけがない。大方我らすべてが軍門に下るように命令され、こねくり回した末の今であろう?我らを欺くのはお前の専売特許だからな」
「……私はあなた様の元から去った裏切り者でございます。私をさぞお恨みのことでしょう。だからこそあえて、いつでも攻撃可能なようにこうして1人、死する覚悟を持ってあなた方の前にはせ参じ、女神打倒を懇願しているのでございます」
「軽々しく命を口にする。魔族がどれくらい犠牲になったか聡明なお前になら分かっているだろう?それをなんだ?お前の命一つで何を……」
「なればこそ!ここが最後の分岐点にございます!!」
ガッと胸倉に掴みかかるような声にハッとする。
「私をここで殺すのならば好きにするがよろしい。それで絵物語のように世界が救われるというのならこの首を差し出しましょう。しかしながら!これは現実の話でございます!!我が命を犠牲に得られるものなど一時の快楽のみ!私は全身全霊を以って女神に挑み!世界を救わんとこの身を捧げる所存!!」
獅子の咆哮が響き渡る。壁際にインテリアのごとく立っていたデーモンたちも思わず身を引き締めるほどの声音にベルギルツは焦りながらフィニアスを見た。
「い、勢いだけで乗り切れると思ったら大間違いだぞ!そうですよね?!フィニアス様!!」
「黙っていろベルギルツ」
「フィ、フィニアス様……?!」
静まり返った部屋でフィニアスは一つ深呼吸をした。
「……お前の覚悟は分かった。本当ならばこの場で八つ裂きにしてやるところだが、そういうわけにもいかないようだ。デザイアから書面の一つでもあればその提案に乗ろう。近日中に用意出来るか?」
「ええ、実はここにその書類がございます」
「はぁっ!?あ、あなたは!?ならば何故先の茶番を入れたのですか?!」
「偽物だなんだと大騒ぎされ、大切な書類を破られでもしたら一大事でございます。フィニアス様の御前で私の言葉を少しでも信じていただけた時に出すべきであると判断いたしました。何せ私は心配性でして……」
ベルギルツは肩を怒らせぷるぷると震えている。きっと仮面の下は歯を食いしばり、顔が真っ赤になるまで気張ってしまっていることだろうがアレクサンドロスには心底どうでもよいことだ。
「ロータス。書類をここへ」
「はっ」
アレクサンドロスの危惧を汲み取ったフィニアスは書類の受け取りをロータスに任せ、無事に書類をその手に収めた。書類の中身に目を通し、デザイアのサインを確認すると覚悟が決まったと目を閉じる。
「……今後はデザイア陣営とも連携を取り、最大火力を以って女神を討伐する。皇魔貴族が未来永劫繫栄するためにこの時代で決着をつけるぞ」
「ははっ!!」
ザザッとこの場にいた全員が跪く。
「差し当ってグルガンよ。今後のことを話し合うにデザイアとの密な情報交換が必要となろう。すぐにも会談の場を設けよ」
「その必要はありません。私がデザイア軍の全指揮権を委ねられていますので、話は私が聞きましょう」
「なっ!?そんなバカな話が……!?」
「すべて書類に記載されております。もちろんデザイア様も必要な場には顔をお見せになられるでしょうが、基本的に私が受け持ちますのでどうぞよろしくお願い申し上げます」
そこでようやくニヤリと顔をゆがめて見せた。その不遜な表情に恐怖を感じるとともに何故だか安心感を覚えた。この男ならば何かやってくれるのではないかという安心感だ。
「くくく……デザイアめ。この期に及んで戦力を見せぬつもりか……よかろうグルガン。いや、アレクサンドロスよ。お前をデザイア軍の総大将として認める。我が軍の総大将は……ミラージュ。お前が指揮を取れ」
「畏まりましたフィニアス様」
「なっ!?何故私ではなく……?!」
ベルギルツが不満の声を漏らす中、特に気にすることもなくフィニアスは続ける。
「実は我らも戦力不足でな、戦力を募っておったのだ。私はこう見えて顔が広く人望も厚い。お前には裏切られたがな」
「ふふっその節は色々と……」
「ふっ……まぁともかく精霊どもと竜王の連中にも召集をかけている。すでにこちらに向かっていると報告が入った。かなりの手練れだが、女神に対しどのくらい戦えるのかは未知数。アレクサンドロスの加勢でかなりの兵が動かせるなら勝機はある」
「ええ!その通りです!!」
「……凄まじい戦力だ。まず負けんだろうな」
フィニアス陣営は既に戦勝ムードだが、これにアレクサンドロスは水を差す。
「いえ、不十分です。いくら束になってもあの化け物を屠ることは叶いません。我が主であるデザイア様も同意見でございます」
「何を言い出す?それでは何のためにここまで来て共に戦おうなどと……」
「滅ぼせぬなら永久に閉じ込めてしまおうというのが我らの見解となります」
「封印……ということですか……」
ミラージュの言葉にアレクサンドロスはパンッと柏手を一つ打った。
「ご明察。その封印術は我が従者リュート=パスパヤードの使用する結晶化封印術を使用いたします。結晶化のあと細かくバラバラに割れるので、その小さな結晶を我々皇魔貴族で各自保管すれば永久に封印することも可能でしょう」
「なんと……そこまで既に計画済みか」
「はい。ちなみにこの封印術は上手くすればどのようなものにも有効に働いてくれることでしょう。たとえばデザイア様にも……ね?」
「お、お前はまさか最初からそのつもりで……!?」
「?……ふふっ何のことでしょうか?何が言いたいのか分かりかねます」
「末恐ろしいとはこのことよ。……今のは聞かなかったことにしておこう」
「痛み入ります」
皇魔貴族、精霊王、そして竜王というエデンズガーデン最強の軍団がその命を賭しても勝てぬ相手に真っ向から挑む。
女神ミルレース封印作戦始動。
10
あなたにおすすめの小説
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
風魔法を誤解していませんか? 〜混ぜるな危険!見向きもされない風魔法は、無限の可能性を秘めていました〜
大沢ピヨ氏
ファンタジー
地味で不遇な風魔法──でも、使い方しだいで!?
どこにでもいる男子高校生が、意識高い系お嬢様に巻き込まれ、毎日ダンジョン通いで魔法検証&お小遣い稼ぎ! 目指せ収入UP。 検証と実験で、風と火が火花を散らす!? 青春と魔法と通帳残高、ぜんぶ大事。 風魔法、実は“混ぜるな危険…
追放された最強ヒーラーは、美少女令嬢たちとハーレム生活を送る ~公爵令嬢も義妹も幼馴染も俺のことを大好きらしいので一緒の風呂に入ります~
軽井広@北欧美少女 書籍化!
ファンタジー
白魔道師のクリスは、宮廷魔導師団の副団長として、王国の戦争での勝利に貢献してきた。だが、国王の非道な行いに批判的なクリスは、反逆の疑いをかけられ宮廷を追放されてしまう。
そんなクリスに与えられた国からの新たな命令は、逃亡した美少女公爵令嬢を捕らえ、処刑することだった。彼女は敵国との内通を疑われ、王太子との婚約を破棄されていた。だが、無実を訴える公爵令嬢のことを信じ、彼女を助けることに決めるクリス。
クリスは国のためではなく、自分のため、そして自分を頼る少女のために、自らの力を使うことにした。やがて、同じような境遇の少女たちを助け、クリスは彼女たちと暮らすことになる。
一方、クリスのいなくなった王国軍は、隣国との戦争に負けはじめた……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる