OUTSIDER

TERRA

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日常編:ミヤビ✕マサムネ/好きになってごめんなさい

初めての植物選び

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「なぁ正宗、やっぱり俺も何か育ててみたくなった!」

「は?」
雅は勢いよく宣言しながら、ホームセンターの入り口をくぐった。
先週の植物園の余韻がまだ残っているのか、彼のテンションは高い。

「ってことで、今日はお前と一緒に植物選びだ!」
「俺は別にいらないってば。」
「ダメダメ、お前も選べ!将来のために緑を愛する心を育め!」
「……なんの将来?」

ずらりと並ぶ観葉植物のコーナー。
小さな鉢に収まったものから、室内用の大型植物まで、種類は豊富だ。

「ほら見ろよ!このパキラとかさ、めっちゃ育てやすいって!」
「……ふーん、金運が上がるって書いてるよ?」
「そう!お前の家、これ置いとけばもっと金持ちになれるぞ!」
「え、ならお前が買えばいいじゃん。」

雅は構わず次の植物へ。
「これはモンステラ!葉っぱに穴が開いててオシャレだよなぁ!南国っぽくてカッコいいだろ?」
「なんか怖い。」
「まぁ名前がモンスターっぽいもんな。」
正宗は溜息をつきつつも、意外と興味が湧いてきたようで、ふと棚の奥にある奇妙な植物を指差した。

「ねぇ、これ……。」
「どれどれ?」
そこには不思議な形をした植物が並んでいた。

「ハエトリソウ……食虫植物じゃん!」
「……面白そう。」
「お前、これ選ぶの?ちょっと意外。」
「まぁ、どうせ育てるなら、ちゃんと動くやつのほうが面白いじゃん。」

雅は驚きながらも納得して、次は自分の植物選びに集中する。
「俺は……やっぱり買い損ねたラベンダーにしよっかな。香りもいいし。」
「お前、そういうキャラじゃないのに。」
「うるさい!」

楽しくワチャワチャしながら、それぞれ植物を選んだ雅と正宗。帰り道、雅はふと思った。
「なぁ、これ育てたら、俺らの部屋もちょっとはいい感じになるかな?」
「……ん?」

そんな正宗の言葉とは裏腹に、雅はすでに植物たちを育てる未来を想像していた。
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