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第一章 奔走冒険者編
第二十三話 出発&到着
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「『魔獣召喚』地炎虎フレスタ」
フレスタさんを呼び出して色々取り付けて、馬車ならぬ魔獣車となったものにみんな入る。
と言っても、しばらくはやることもないのでみんな自分で暇をつぶす。
俺は今ある装備の確認でもしておくかな。
異次元空間『装備』
鋼の剣
鉄の盾
白銀の刀
黒いローブ
護宝の首飾り
黒皮のジャケット
龍蛇全装備
巨魔の蒼盾
物合わせの黒刀
妖精のお守り(耳飾り)
フム、物合わせってなんだ?
物合わせの黒刀
効果 『合成拒絶無効LvMAX』『分離拒絶無効LvMAX』
『物合わせLvMAX』
特性 【合成Lv--】【分離Lv--】
攻撃力 +200(+4580)
ああ~~~あ~あ~はい。
フッザケンナヤアアアアアアアアアアアッッッ!!!
なに?なにこれ?なんなの?なんでこんなぶっ飛んだぶっ飛び装備しかないわけ?
・・・・・・まあ、やってみるか。
「白銀の刀、物合わせの黒刀。物合わせ発動」
すると、二つの刀が光りだし少しずつ一つの刀になっていった。融合に見えるのは俺だけかな?
そして、二つの刀が一つになった時、とても物静かな雰囲気をだしていた白銀の刀は、俺の身長を超えるほどの大太刀となっていた。
銀黒之大魔太刀
効果 『生命特攻Lv1』『太刀操術LV1』『重量軽減Lv1』
『覇気Lv1』『剣舞Lv1』『本能Lv1』『絆Lv1』
『魔力増幅Lv1』
特性 【使用者制限Lv--】【魔剣Lv--】【銀刀Lv--】
攻撃力 +6300
もう驚かないことにしよう。俺は知らん、こんなぶっ飛んだものなんて・・・・・・。これは夢だろう。そうだ夢だ。
頬をつねる。普通に痛かった。
現実かぁ~・・・・・・。一応背中に背負うように装備する。
「おい、とりあえず他にも渡すものがあるから二人とも少し来てくれ」
「はーい」
「どったのー?」
二人に妖精のお守り、というより耳飾を右耳用と左耳用で片方ずつ渡す。俺は護宝の首飾りを身に付ける。パッと見かなり似通っているのでこれですぐに分かるはずだ。
『見えてきたわよ。それなりに大きめの町よ。迷宮もあるし冒険者もけっこう居るみたいよ』
「ありがとう。にしても速かったな。気遣ってくれたのか?」
『ええ。速く静かに移動したからね。それでもやっぱり主には全く叶わないけど』
「ははは。それでも、俺に出来なくてお前に出来ることも多いし、何より一人じゃ俺はだめになる気しかしない」
さて、もうすぐだな。
あらかじめ冒険者ギルドのカードを出して準備する。だって、魔獣が御者無しに魔獣車引いてたら警戒するに決まってるじゃん?俺でも警戒するわ。
「その馬車止まれ!」
フレスタさんは大人しく止まる。俺は顔をだして中に人が居ますよアピールをする。と言っても窓はカーテンを閉めているので結局は警戒されるだろうが。
「Bランク冒険者です。通してもらえませんか?この魔物は外面に反してかなり大人しいんです。人見知りではありますが・・・・・・」
「む・・・・・・。通れ。ただし、問題を起こしたらすぐに出て行ってもらうぞ」
「肝に銘じさせていただきます」
こっちだって面倒事は御免だ。
へー、けっこう活気あるんだな。それにフレスタさんもありがとう。打ち合わせどおり。ナイスナイス。
『別に当然でしょ?まあ、どうしてもって言うからしたのよ』
リアルツンデレなんか人生初ダー。おっと、こんなの聞かれたら暴れられそう。
ま、まあ、まずは宿を探さないとな。このサイズの魔獣車をとめられる宿なんてそうないだろうな。
おー。馬車の止める場所があった。ふーん。普通にタダだ。
留める時に周りからうっとおしいと言いたげな目線を感じたが、別に迷惑をかけた訳でもないので完全無視の体制に入る。別に悪いことしてないし。
ま、俺等が居ない間に魔獣車が襲われても、ルムが掛けてくれた『攻撃倍加反射』の魔法陣。その魔法陣は中の床の真ん中に書かれている。
カーペットで隠しているし、術者はルムだから、ルムが設定した人以外は入れない。ふはははは!
魔法陣が崩れると魔法の効果が消えるからなー。一応気をつけないとなー。
「おい、貴様。その魔物をこちらへ引き渡せ。危険な奴はこの私、マエマエギオ領ナリリアンフルー子爵が預かってやる。さあ、早く渡したまえ。ほら。・・・・・・ほら!速く渡さないか!」
「・・・・・・申し訳ありませんが、私はテイマーです。この魔物はある変異種で、気性は極めて大人しいんです」
「な、な、な、な、な、なにを、私は、し、子爵なんだぞ。貴様のような仮面をつけただけの冒険者ごときが・・・・・・!」
これ(こいつ)、貴族だからって何でも言うこと聞くと勘違いしてる奴か。だったら、キッパリいえるな。
「てめえ見てえな豚やろうに渡すものも、渡す気も微塵もねえよ。それでは、失礼いたします」
あー、めちゃくちゃイライラする。でも、外見は思い切り豚なんだよな。金銭欲にどっぷりつかった哀れなミートボール。そんな感じ。
あいつを表す言葉ならいくらでも出てくる。
・太って潰れたクラゲ
・贅肉で出来た肉団子
・哀れで醜いミートボール
けっこう酷いものがいくらか出てきたな。わはははは。
フレスタさんを呼び出して色々取り付けて、馬車ならぬ魔獣車となったものにみんな入る。
と言っても、しばらくはやることもないのでみんな自分で暇をつぶす。
俺は今ある装備の確認でもしておくかな。
異次元空間『装備』
鋼の剣
鉄の盾
白銀の刀
黒いローブ
護宝の首飾り
黒皮のジャケット
龍蛇全装備
巨魔の蒼盾
物合わせの黒刀
妖精のお守り(耳飾り)
フム、物合わせってなんだ?
物合わせの黒刀
効果 『合成拒絶無効LvMAX』『分離拒絶無効LvMAX』
『物合わせLvMAX』
特性 【合成Lv--】【分離Lv--】
攻撃力 +200(+4580)
ああ~~~あ~あ~はい。
フッザケンナヤアアアアアアアアアアアッッッ!!!
なに?なにこれ?なんなの?なんでこんなぶっ飛んだぶっ飛び装備しかないわけ?
・・・・・・まあ、やってみるか。
「白銀の刀、物合わせの黒刀。物合わせ発動」
すると、二つの刀が光りだし少しずつ一つの刀になっていった。融合に見えるのは俺だけかな?
そして、二つの刀が一つになった時、とても物静かな雰囲気をだしていた白銀の刀は、俺の身長を超えるほどの大太刀となっていた。
銀黒之大魔太刀
効果 『生命特攻Lv1』『太刀操術LV1』『重量軽減Lv1』
『覇気Lv1』『剣舞Lv1』『本能Lv1』『絆Lv1』
『魔力増幅Lv1』
特性 【使用者制限Lv--】【魔剣Lv--】【銀刀Lv--】
攻撃力 +6300
もう驚かないことにしよう。俺は知らん、こんなぶっ飛んだものなんて・・・・・・。これは夢だろう。そうだ夢だ。
頬をつねる。普通に痛かった。
現実かぁ~・・・・・・。一応背中に背負うように装備する。
「おい、とりあえず他にも渡すものがあるから二人とも少し来てくれ」
「はーい」
「どったのー?」
二人に妖精のお守り、というより耳飾を右耳用と左耳用で片方ずつ渡す。俺は護宝の首飾りを身に付ける。パッと見かなり似通っているのでこれですぐに分かるはずだ。
『見えてきたわよ。それなりに大きめの町よ。迷宮もあるし冒険者もけっこう居るみたいよ』
「ありがとう。にしても速かったな。気遣ってくれたのか?」
『ええ。速く静かに移動したからね。それでもやっぱり主には全く叶わないけど』
「ははは。それでも、俺に出来なくてお前に出来ることも多いし、何より一人じゃ俺はだめになる気しかしない」
さて、もうすぐだな。
あらかじめ冒険者ギルドのカードを出して準備する。だって、魔獣が御者無しに魔獣車引いてたら警戒するに決まってるじゃん?俺でも警戒するわ。
「その馬車止まれ!」
フレスタさんは大人しく止まる。俺は顔をだして中に人が居ますよアピールをする。と言っても窓はカーテンを閉めているので結局は警戒されるだろうが。
「Bランク冒険者です。通してもらえませんか?この魔物は外面に反してかなり大人しいんです。人見知りではありますが・・・・・・」
「む・・・・・・。通れ。ただし、問題を起こしたらすぐに出て行ってもらうぞ」
「肝に銘じさせていただきます」
こっちだって面倒事は御免だ。
へー、けっこう活気あるんだな。それにフレスタさんもありがとう。打ち合わせどおり。ナイスナイス。
『別に当然でしょ?まあ、どうしてもって言うからしたのよ』
リアルツンデレなんか人生初ダー。おっと、こんなの聞かれたら暴れられそう。
ま、まあ、まずは宿を探さないとな。このサイズの魔獣車をとめられる宿なんてそうないだろうな。
おー。馬車の止める場所があった。ふーん。普通にタダだ。
留める時に周りからうっとおしいと言いたげな目線を感じたが、別に迷惑をかけた訳でもないので完全無視の体制に入る。別に悪いことしてないし。
ま、俺等が居ない間に魔獣車が襲われても、ルムが掛けてくれた『攻撃倍加反射』の魔法陣。その魔法陣は中の床の真ん中に書かれている。
カーペットで隠しているし、術者はルムだから、ルムが設定した人以外は入れない。ふはははは!
魔法陣が崩れると魔法の効果が消えるからなー。一応気をつけないとなー。
「おい、貴様。その魔物をこちらへ引き渡せ。危険な奴はこの私、マエマエギオ領ナリリアンフルー子爵が預かってやる。さあ、早く渡したまえ。ほら。・・・・・・ほら!速く渡さないか!」
「・・・・・・申し訳ありませんが、私はテイマーです。この魔物はある変異種で、気性は極めて大人しいんです」
「な、な、な、な、な、なにを、私は、し、子爵なんだぞ。貴様のような仮面をつけただけの冒険者ごときが・・・・・・!」
これ(こいつ)、貴族だからって何でも言うこと聞くと勘違いしてる奴か。だったら、キッパリいえるな。
「てめえ見てえな豚やろうに渡すものも、渡す気も微塵もねえよ。それでは、失礼いたします」
あー、めちゃくちゃイライラする。でも、外見は思い切り豚なんだよな。金銭欲にどっぷりつかった哀れなミートボール。そんな感じ。
あいつを表す言葉ならいくらでも出てくる。
・太って潰れたクラゲ
・贅肉で出来た肉団子
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けっこう酷いものがいくらか出てきたな。わはははは。
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