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別視点
それぞれの演習 sideギルバート①
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こんにちは。
せっかく書いたside storyなので関係ない時間帯に投稿してみる事にしました。
数日間お付き合い下さいm(_ _)m
ただ、注意して下さい!!
ギル兄様が気持ち悪いくらい病んでいると思います。
今後は修正して本編では爽やかギル兄様を目指していきますので、飛ばしてもらっても大丈夫です。
もしかして今後も増えるかもしれないside storyは読まなくても支障ない様にしますのでお時間のある方のみお付き合いして頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。
~…~…~…~…~…~…~…~…~
可愛い、可愛い僕の天使。
あの日から僕にはいつも天使がついていてくれる。
動いてる姿が可愛い。
話をする声も可愛い。
ただそこに存在してくれているだけで、僕に幸せをくれる可愛い天使。
どうしてこんなに可愛く見えてしまうのか分からない。
魅了魔法や呪いの類いでも構わないんだ。
ずっと囚われたままでいたい。
永遠に解けなくていい。
ルシーが僕の総てだ。
パーティーの終盤、泣き疲れて寝落ちをしてしまったルシーをそのまま抱っこして部屋まで移動した。
ルシーの部屋は父上の采配で、僕の部屋の隣に準備されていたが、必要ないと思う。
これからは僕がルシーを大切に、大事にお世話すると決めている。
たった壁1枚でも阻まれるのが嫌だ。
どうしてもルシーを隣の部屋に移すなら、せめて壁に扉をつけてもらいたい。
わざわざ廊下を経由するのは時間がかかりすぎると思う。
そんな理由でもちろん僕のベットの上に下ろした。
豹の着ぐるみも可愛いけど、寝る時はもっとゆったりした服の方がいいと思い、僕のシャツに着替えさせた。
僕も急いで就寝の準備をし、ルシーの隣に潜り込む。
僕のベットが広くてよかった。
ルシーはプクプクと可愛い寝息をたてている。
今日会ったばかりのこの子をこんなにも好きになるなんて、僕は何処かおかしいのだろうか。
確かに僕の雁字搦めだった思考を解き放ってくれたけど、それだけでここまで依存というか執着はしないと思う。
やっぱりルシーが特別なのかな。
グリフォンの背に乗り、九尾狐やオルトロスと遊んでいる時はルシーの周りに白い羽が舞っている様な幻覚すら見えた。
僕に笑顔で手を振るルシーは紛れもない天使で、僕までつられて笑顔になった。
遊び疲れて眠ってしまったルシーを医療隊の詰所で休ませていた時も、少しだけ離れただけなのに部屋に戻ると窓ガラスが割れてルシーが消えていた。
目の前が真っ赤に染まり、らしくも無く取り乱して大声を出してしまったが、ルシーが僕の側に居ないのが耐えられなかったんだ。
転移陣で酔って吐いてしまった時は、可哀想で見ていられなかった。
僕が代わってあげたいって思ったけど出来ないし、せめて辛さを共有したくても生憎僕は1度も酔った事がないから、ルシーの辛さがわかってあげられなくて。
不甲斐なくてちょっと泣けたのは秘密だ。
ルシーの吐いた物なんて全く汚くないのに、片付けた僕に謝ってくる。
謝罪なんて要らないんだよ。
ルシーは笑ってくれるだけでいい。
ごめんなさいより、僕が好きだって何度だって伝えて欲しいと思ってしまう。
せっかく書いたside storyなので関係ない時間帯に投稿してみる事にしました。
数日間お付き合い下さいm(_ _)m
ただ、注意して下さい!!
ギル兄様が気持ち悪いくらい病んでいると思います。
今後は修正して本編では爽やかギル兄様を目指していきますので、飛ばしてもらっても大丈夫です。
もしかして今後も増えるかもしれないside storyは読まなくても支障ない様にしますのでお時間のある方のみお付き合いして頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。
~…~…~…~…~…~…~…~…~
可愛い、可愛い僕の天使。
あの日から僕にはいつも天使がついていてくれる。
動いてる姿が可愛い。
話をする声も可愛い。
ただそこに存在してくれているだけで、僕に幸せをくれる可愛い天使。
どうしてこんなに可愛く見えてしまうのか分からない。
魅了魔法や呪いの類いでも構わないんだ。
ずっと囚われたままでいたい。
永遠に解けなくていい。
ルシーが僕の総てだ。
パーティーの終盤、泣き疲れて寝落ちをしてしまったルシーをそのまま抱っこして部屋まで移動した。
ルシーの部屋は父上の采配で、僕の部屋の隣に準備されていたが、必要ないと思う。
これからは僕がルシーを大切に、大事にお世話すると決めている。
たった壁1枚でも阻まれるのが嫌だ。
どうしてもルシーを隣の部屋に移すなら、せめて壁に扉をつけてもらいたい。
わざわざ廊下を経由するのは時間がかかりすぎると思う。
そんな理由でもちろん僕のベットの上に下ろした。
豹の着ぐるみも可愛いけど、寝る時はもっとゆったりした服の方がいいと思い、僕のシャツに着替えさせた。
僕も急いで就寝の準備をし、ルシーの隣に潜り込む。
僕のベットが広くてよかった。
ルシーはプクプクと可愛い寝息をたてている。
今日会ったばかりのこの子をこんなにも好きになるなんて、僕は何処かおかしいのだろうか。
確かに僕の雁字搦めだった思考を解き放ってくれたけど、それだけでここまで依存というか執着はしないと思う。
やっぱりルシーが特別なのかな。
グリフォンの背に乗り、九尾狐やオルトロスと遊んでいる時はルシーの周りに白い羽が舞っている様な幻覚すら見えた。
僕に笑顔で手を振るルシーは紛れもない天使で、僕までつられて笑顔になった。
遊び疲れて眠ってしまったルシーを医療隊の詰所で休ませていた時も、少しだけ離れただけなのに部屋に戻ると窓ガラスが割れてルシーが消えていた。
目の前が真っ赤に染まり、らしくも無く取り乱して大声を出してしまったが、ルシーが僕の側に居ないのが耐えられなかったんだ。
転移陣で酔って吐いてしまった時は、可哀想で見ていられなかった。
僕が代わってあげたいって思ったけど出来ないし、せめて辛さを共有したくても生憎僕は1度も酔った事がないから、ルシーの辛さがわかってあげられなくて。
不甲斐なくてちょっと泣けたのは秘密だ。
ルシーの吐いた物なんて全く汚くないのに、片付けた僕に謝ってくる。
謝罪なんて要らないんだよ。
ルシーは笑ってくれるだけでいい。
ごめんなさいより、僕が好きだって何度だって伝えて欲しいと思ってしまう。
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