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王都へ

濡れそぼる浴槽※

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僕は零れ落ちる言葉が止まらなかった。

恥ずかしく思う気持ちが、僕を尚更煽り立てた。

じくじくと疼く僕の窄まりにジュリアンの猛々しい昂りを突き立てて、何も考えられないくらい揺さぶって欲しかった。

僕はジュリアンにねだりながら、伸び上がって僕の胸の尖りをジュリアンの唇に押し付けた。

ジュリアンがかすかに笑ったような気がしたけれど、僕はすっかり出来上がっていて止められなかった。


ジュリアンは浴槽の縁に腰掛けると、僕の硬くなった尖りをじゅるじゅると音を立てて舐めすすった。

僕は痺れるような気持ち良さに、思わず大きな声をあげてしまった。

ジュリアンの執拗な責めに僕は身体の奥から絞るような、苦しいような疼きを感じて、掴んでいたジュリアンの肩に爪を立ててしまった。

僕がハッとしてジュリアンの顔を見つめると、そこには肉食獣の様に目をギラつかせたジュリアンが居た。

「シン、我慢が出来ないのか?」

掠れた声で囁くジュリアンに、僕は頷くことしか出来なかった。


僕の窄みにクチュクチュと押しつけられていたジュリアンの丸い先端がグッと入ってきて、僕は期待と気持ちよさで呻いた。

「…息を吐いて、シン。」

優しいジュリアンの声に僕はジュリアンの首元に顔を寄せてしがみついた。

大きな圧迫感が僕を支配して、鋭い快感が僕を震えさせた。


パチャパチャ鳴る水音と揺さぶられる身体のリズムに僕はすっかり興奮して、ジュリアンの唇を執拗に舐め吸った。

ジュリアンの分厚い舌が僕の口いっぱいに押し込まれると、僕の下の口もジュリアンの昂りを根元まで呑み込んで美味しそうにしゃぶっていた。

僕は何度も身体を持ち上げられて、突き立てられて、落ちない快感の渦に放り込まれていた。

喘いでいるのか、叫んでいるのか、只々夢中になってジュリアンが与えてくれる快楽に没頭していた。

頭が真っ白になる様な痺れる快感に叫んだ後、ジュリアンは僕をぎゅっと抱きしめると激しく何度か奥に突き上げた。

僕の昂りからはダラダラと白濁が流れ落ちて、いつ逝ったのか、今も逝っているのか僕には何も分からなかった。

ジュリアンがゆっくり動きを止めると、僕の身体はビクビクと震え続けていた。



「あぁ、シンが良すぎて私も止まれない。今出したばかりなのに、そんなに締め付けつづけたら、またシンを食べたくなってしまう。」

額から雫の滴れる色っぽい顔でそう囁くと、僕の中のジュリアンはビクリと動いた。

「…ジュリアン、もっと。もっと僕を食べて…。」

僕たちは終わらない夜を過ごしたんだ。

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