とある天使の過去と今

 天使。それは人々にとって神聖な存在。
 堕天使。それは人々にとって悪しき存在。
 それは人間の考えた勝手な想像であり妄想。実際はなんら人間と変わりない。自分達のいる群れに異質な存在があれば避け、迫害し、怖れる。
そこに人間とどれくらい差がある? どれほどの差異がある?
 答えなど、言わなくてもいいほど明白だ。
 彼等に堕天した者に対する「悪い」という意識はない。ただ住んでいる場所が違うだけ、その程度のもの。

 天使、堕天使。種族は違えど感じ方、考え方、行動、発言。
 これらが変わりないことはもう分かってもらえただろう。
 その上で、これから始まる物語は皆の心にどう響くのだろうか。


エアコミケ2で販売するようになった電子書籍の一部を公開します(アルファポリス用に若干の変更があります)
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,569 位 / 195,569件 ファンタジー 45,176 位 / 45,176件

あなたにおすすめの小説

【完結】王太子殿下が幼馴染を溺愛するので、あえて応援することにしました。

かとるり
恋愛
王太子のオースティンが愛するのは婚約者のティファニーではなく、幼馴染のリアンだった。 ティファニーは何度も傷つき、一つの結論に達する。 二人が結ばれるよう、あえて応援する、と。

【完結】ある公爵の後悔

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
王女に嵌められて冤罪をかけられた婚約者に会うため、公爵令息のチェーザレは北の修道院に向かう。 そこで知った真実とは・・・ 主人公はクズです。

ファウスト−FAUST-

藤田吾郎
SF
俺はある日この世で1番大事な人をある怪物に殺された。 俺の目の前で… 俺も確かに怪物に襲われ殺されたはずだった… 俺は不幸にも死なずに生きていた… あいつのいない世界なんて… 優梨のいない世界なんて… そして俺は神によって与えられた力を使い復讐を誓った。 もう俺の目の前で怪物達に人が殺されるのはごめんだ。 そして、神に与えられた力…錬金術と黒魔術を使う『ファウスト』の力で 主なる神の被造物でありながら、高慢や嫉妬がために神に反逆し、罰せられて天界を追放された天使、自由意志をもって堕落し、神から離反した天使…堕天使『ベリアル』を俺は一人残らず俺が倒す。 作者のオリジナルのヒーローです。 所々色んなネタがあります。 物語り全体はシリアス半分コメディー半分です。

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

【完結】愛も信頼も壊れて消えた

miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」 王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。 無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。 だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。 婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。 私は彼の事が好きだった。 優しい人だと思っていた。 だけど───。 彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。 ※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。

なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた

下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。 ご都合主義のハッピーエンドのSSです。 でも周りは全くハッピーじゃないです。 小説家になろう様でも投稿しています。

お飾り王妃の死後~王の後悔~

ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。 王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。 ウィルベルト王国では周知の事実だった。 しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。 最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。 小説家になろう様にも投稿しています。

【完結】失いかけた君にもう一度

暮田呉子
恋愛
偶然、振り払った手が婚約者の頬に当たってしまった。 叩くつもりはなかった。 しかし、謝ろうとした矢先、彼女は全てを捨てていなくなってしまった──。