【完結】引きこもり陰キャの僕が美形に転生したら

抹茶らて

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リアンサイド⑴

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ひとしきり泣いたディは泣きつかれたのか御当主の腕の中で眠ってしまっていた。すやすや眠っている表情は穏やかで一安心する。

「ベッドへ寝かせてくる。」

それだけ残してディをお姫様抱っこして、颯爽とその場を去る公爵家当主。その背中は心なしかつっかえていた物が取れたような清々しさを感じる。気のせいかもしれないけど。

残された私たちは、誰一人として話す人はいなかった。

それぞれが、あの小さな背中でたくさんの事を背負っていた天使を考えているのだと言うことが分かる。

各々が思うことがあるだろう。

もちろん周囲を見渡している私も…

「(近くにいたのに、何も知らなかった。ずっと想いをよせているのに、何も助けになってあげられなかった。)」

後悔にも似た思考がグルグルとめぐる。

でも

「(多分、ここにいる面々を信頼して話してくれたんだろう。だったら、その信頼にこたえるよう、これからを考えて行かないと。それに、今日ディ自身から話してくれたのは、ディ自身の成長にも繋がっているし、これから手助けできる機会が来るかもしれない。ポジティブに考えよう。)」






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