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第9話

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梶原先生の学校説明があって、気がつけば昼休憩のチャイムがなった。
梶原先生と俺は普段使われていない教室で2人だけでお昼ご飯を食べ始めた。頼子さんの作った弁当は驚くほど美味しかった。
何も言わずに弁当にがっつく俺を先生は俺をじっと見つめるだけだった。

「先生は弁当を食べないんですか?」

不思議に思った俺は梶原先生にそう問いかけた。しかし先生は微笑むだけで俺の問いには答えてくれない。不思議には思ったが、母の作った弁当が美味しかったので気にしないこととした。
弁当を食べ終えた俺はお腹を擦りながら梶原先生の方を改めて見る。背が高くて胸がでかくてクールで美人な先生、世の男子学生の目線を釘付けにできるであろう先生。きっと前の身体の状態なら我慢できず襲っていただろうが今は女の体、襲う意味が無い。そう考えていたら後ろから不意に抱きつかれた。

「せ、先生!?き、急にどうしたんですか!?」

驚いた俺は大きな声を出してしまった。先生は俺に抱きついたまま耳元で

「あんまり大きな声を出しちゃダメよ?この教室は使われてなくても隣の教室は今授業をしているわ。」

耳を済ませてみるとチョークで黒板に文字を書く音、他の先生が授業を行っている声が聞こえる。いつの間にか昼休みは終わっていた。
先生に小声で

「そ、そろそろ学校案内に戻りましょうか!」

と言いながら振り払おうとするがなかなか振り払えない。先生の大きな胸が頭に当たっていて、先生の手が俺の胸を触っている

「せ、先生? て、手が……胸に当たってるのですが……」

先生は悪戯そうな笑顔をして

「由衣さんの胸大きいわよね、今日の朝なんか揺れる胸に男子はみんな釘付けだったわよ? 」

そう言いながら胸を揉みしだき始める。この身体は敏感すぎて、服の上から触られるだけで甘い快楽を感じてしまう。

「せ、先生?これ以上は……っ!だ、ダメなんです!」

振り払おうとするが先生は余裕そうな顔で抱き着いたま胸を触っていた。
しかし先生は鬱陶しく思ったのか俺の胸の乳首を正確につねり始めた。

「あぁっ!」

乳首をつねられ声を上げてしまった俺に先生はなおも胸を触りながら

「他の教室では授業やってるのよ?見られたいの?それともそういう趣味なのかしら?」

先生は胸を揉みながら俺に話しかけてくる、触られるのは嫌だが他の人に見られるのはもっと嫌だ。俺は先生に懇願するように

「お願いします先生、このままだと私、かんじすぎちゃって……」

そう言いながら先生の顔を見た、そしてその目を見て俺は固まった。先生の目は俺を襲った時の妹のような狩りをする肉食獣のような目をしていた。
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