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第一章 王国編第二部(中等部)
エピソード163 熱烈なアプローチ?
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(少し肌寒くなると、素肌に物が当たると痛いですよね)
木の葉が色づくこの季節に元気に運動場で汗を流す。
そう! 今日は選択科目の武術コースの授業中。
なんと講師は気弱なガン先生…………
「み、みなさん、お、おはようございます。武術コースの実技を、た、担当しましゅ、担当します。ガ、ガガ、ガンです。よろしくお願いします」
違うクラスの生徒もいる事でガン先生はテンパっていた。
しかしこう見えて、実は昔は初級冒険者だったらしく、その人柄や性格から教師にとヘッドハンティングされたらしい。今では適性のない魔法以外の全ての教科を教えてくれていて、他のクラスの先生と比べても遜色はないらしい。
(この中等部も実技以外の科目は先生が一緒なんだよなぁ……オレはこの二年間ずっとガン先生なんだよな…………良いなぁモーガンはヘンリエッタ先生に教えてもらって……)
ドス!
「イテッ!」
オレの脇腹に衝撃が走る……
「アンタ何考えてんのよ! 鼻の下伸ばして! まさかガン先生に…………相変わらず気持ち悪いわね! この変態!」
今日もフィーネ節は絶好調。
勢い余ってオレの脇腹に肘を入れるサービス付きだ。
(とてつもなく痛い……そして何故か恨めし気にオレを睨む他のクラスの男子生徒…………代わってみるか? 理不尽な暴力だぞ。喜べないぞ)
「相変わらずじゃのうクライヴとフィーネは」
「朝からアツアツな所を見せつけられるとは、ぼく達は今日、待ちに待った実技の授業なんだよ。気を引き締めないといけないよ」
ショーンとリアナは燃えていた。
既に入念なストレッチをこなしており、うっすらと汗を浮かべて、明らかに周りとの温度差が凄いが本人達は全く気づいていなかった。
「アツアツ!? そ、そうかなぁ……まぁ……その……ア、アタシとク、クライヴはそういう風に…………見え……見えるのかな。グヒッ……グヒヒヒ」
フィーネは顔を真っ赤にして怪しげな笑みを浮かべて悶えていた。
(いかん! フィーネさんがトリップしてしまった。何か変な含み笑いが出てるよ)
「さ、最初に、だすね……ですね。だ、男子は男子同士で女子は女子同士でペアを作ります。ペアは番号順にしましょうか。その、ペ、ペア同士で模擬戦をしてもらいますね」
ガン先生の説明後、生徒達が順番にペアになっていく。
リアナとフィーネがペアになり、ショーンはカーンとペアになっていた。
そしてオレはサッソとペアを組む事になった…………
「へへへ、運の尽きもここまでだな」
サッソは不気味な笑みを浮かべて何か呟いていた。
(何でこうなるんだよ…………絶対真面目にしてくれないって! 悪い事しか考えてないって!)
オレはがくりと肩を落とした。
「それでは始め!」
ガン先生の掛け声とともに二組が模擬戦を始めた。
男子のペア、女子のペアがペア同士で戦い始めるが、どうやら戦い慣れていない生徒のようで、ガン先生が熱心に指導をしていた。
そして続いてフィーネとリアナのペアが模擬戦を開始した。
先程までは自分達の武器を選んでいた生徒達も、この両者の戦いは観戦に熱が入っていた。
特に男子達の視線は熱い、まるで推しのアイドルを応援するかのような熱視線を送っていた。
また、一部の女子はリアナに黄色い声援を送っていた。
「キャー! 青薔薇の君よ。今日も爪の先まで気品漂う姿にもう鼻血が止まりませんわ!」
(医務室に行けよ)
「リアナ様が微笑を浮かべていらしたわ。そのお姿に、もうわたくし胸が苦しくて息ができないわ。ゴホゴホッ…………」
(もう一度言おう……医務室に行け)
「フィーネたん……はぁはぁ」
「某もフィーネたん…………いやリアナたんが真の萌えでござろう。プププ」
(ガン先生、やっぱり変態がいます。
そして一名増えてます……
なぜか二人とも見る視点が違います。
先生、注意してください。
あの二人は、地面に這いつくばって足を見ています。
変態です。
戦う様子など一ミリも見てないですよ)
若干変な人がいたが、二人の戦いは明らかに今までの模擬戦とレベルが違い、生徒達は食い入るように見ていた。
リアナが通常の長さの木剣でフィーネは短い木剣を使っていた。
リアナの方が押してはいるが、フィーネも体術などを織り交ぜて善戦している。
その時、リアナが袈裟斬りを放ち、武器を持つフィーネの右手首を狙う!
カツン!
フィーネは木剣で攻撃を受けとめ、すぐに振り下ろしたリアナの木剣目掛けて、側面から右ハイキックを繰り出した。
しかしリアナも動きを読んでいたかのように、ハイキックが当たる前に左手を木剣から離して、駒のように身体を回転させて、右手一本で回転切りを放つ。
その軌道はフィーネの軸足を捉えていた。
「イタッ!」
流石のフィーネも軸足への一撃は避けられず、武器のリーチーを活かしたリアナに軍配はあがった。
「フフ、流石に剣で負けたら、ぼくの立場がないからね」
「もう! リアナ~もうちょっと手加減してよね!」
「クライヴ達が見ている前でそんな戦いは見せれないだろう」
「リアナはショーンを意識してるだけでしょ!」
「な、な、何故ぼくがシ、ショーンの事を気にするんだい!? フィーネは誤解しているよ!」
ショーンの名前が出た途端にリアナは動揺していのをオレは見逃さなかった。
(ふむふむ……ショーンよ。脈ありだぞ)
そう思いショーンの方を向くと、ショーンは試合を見ずにカーンとバチバチに睨み合っていた。
「てめぇ、盾をバカにしとんじゃろ? 後悔させてやるけぇのお」
「フン! そんな大きな盾で戦うなんてそんなにオレが怖いのか。冒険者だからってイキってるんじゃねえよ!」
一触即発という言葉がピタリと当てはまる環境の中、オレはショーンの元に駆け寄り、落ち着くよう説得した。
(一体何があったんだ?)
事の発端は武器選びの時に大盾と槍を持つショーンに「小さいくせに大きな盾を持って……お前は亀か?」と笑ったらしい。
危うく場外乱闘で模擬戦中止となりそうだったが、今は両者とも落ち着き、ゴングの鐘を待っている状態だ。
「それじゃあ、始め!」
ガン先生の掛け声とともに、ショーンが突撃する。
カーンも木剣を持ち走り出すが、鍛えられたショーンの筋力の前では歯が立たず、大盾で吹き飛ばされていた。
その後、カーンが大の字で倒れている所をそっと首元に木槍を突きつけて、八秒という本日の模擬戦の最短時間を叩き出した。
「卑怯だぞ! あんな盾を使うのは!」
「おめぇは何を考えとんじゃ? 決められた武器の中から選んで、試合開始の合図で動いたんじゃろ。どこに卑怯とかあるんじゃ! 決められたルールで戦っとろうが!」
「クッ……」
「はいはいそこまでだよ。カーン君もショーン君も落ち着こうね」
ガン先生が間に入った事で二人は納得しない顔のまま模擬戦を終えた。
続いてはオレの番…………
相手は男爵家次男のサッソ…………
正直嫌になる………………
何でオレがこんなにテンションが低いかって……
それは、目の前で武器を選ぶサッソが「殺してやる」と呟きながら武器を選んでいるからだ!
選んだ武器はオレもサッソも一般的な長さの木剣。
そして試合開始の合図とともに奇声を発するサッソ…………
「死に晒せえええ!」
(おい! ダメだろそんな言葉使っちゃ…………ガン先生も黙って見てないで止めてくれよ……)
サッソはオレの顔面目掛けて突きを放ってくる。
直撃すると、間違いなく無事に済まない一撃だ……
しかも顔面の攻撃は禁止のはずだが…………
「【身体強化】……」
オレはボソリと呟きながら居合切りの要領で、内側から外方向へサッソの持つ木剣を切り払った。
カランカラン
サッソの武器は遠くに飛んでいき、試合終了と思ったが、諦めの悪いサッソはオレに向かってきた。
しかも二本の指を突き出して、目潰ししようと飛びかかる。
ガチで大怪我、いや失明させる気満々だ…………
しかし【身体強化】をかけたオレの前では、その目潰しは届く事なく…………
オレはサッソの腕を取って一本背負いをした。
「ゲフゥ!…………」
サッソは仰向けで気絶していて、その顔はどこか誇らしげな顔をしていた…………
(何でやりきった顔をしてるんだ……サッソよ)
木の葉が色づくこの季節に元気に運動場で汗を流す。
そう! 今日は選択科目の武術コースの授業中。
なんと講師は気弱なガン先生…………
「み、みなさん、お、おはようございます。武術コースの実技を、た、担当しましゅ、担当します。ガ、ガガ、ガンです。よろしくお願いします」
違うクラスの生徒もいる事でガン先生はテンパっていた。
しかしこう見えて、実は昔は初級冒険者だったらしく、その人柄や性格から教師にとヘッドハンティングされたらしい。今では適性のない魔法以外の全ての教科を教えてくれていて、他のクラスの先生と比べても遜色はないらしい。
(この中等部も実技以外の科目は先生が一緒なんだよなぁ……オレはこの二年間ずっとガン先生なんだよな…………良いなぁモーガンはヘンリエッタ先生に教えてもらって……)
ドス!
「イテッ!」
オレの脇腹に衝撃が走る……
「アンタ何考えてんのよ! 鼻の下伸ばして! まさかガン先生に…………相変わらず気持ち悪いわね! この変態!」
今日もフィーネ節は絶好調。
勢い余ってオレの脇腹に肘を入れるサービス付きだ。
(とてつもなく痛い……そして何故か恨めし気にオレを睨む他のクラスの男子生徒…………代わってみるか? 理不尽な暴力だぞ。喜べないぞ)
「相変わらずじゃのうクライヴとフィーネは」
「朝からアツアツな所を見せつけられるとは、ぼく達は今日、待ちに待った実技の授業なんだよ。気を引き締めないといけないよ」
ショーンとリアナは燃えていた。
既に入念なストレッチをこなしており、うっすらと汗を浮かべて、明らかに周りとの温度差が凄いが本人達は全く気づいていなかった。
「アツアツ!? そ、そうかなぁ……まぁ……その……ア、アタシとク、クライヴはそういう風に…………見え……見えるのかな。グヒッ……グヒヒヒ」
フィーネは顔を真っ赤にして怪しげな笑みを浮かべて悶えていた。
(いかん! フィーネさんがトリップしてしまった。何か変な含み笑いが出てるよ)
「さ、最初に、だすね……ですね。だ、男子は男子同士で女子は女子同士でペアを作ります。ペアは番号順にしましょうか。その、ペ、ペア同士で模擬戦をしてもらいますね」
ガン先生の説明後、生徒達が順番にペアになっていく。
リアナとフィーネがペアになり、ショーンはカーンとペアになっていた。
そしてオレはサッソとペアを組む事になった…………
「へへへ、運の尽きもここまでだな」
サッソは不気味な笑みを浮かべて何か呟いていた。
(何でこうなるんだよ…………絶対真面目にしてくれないって! 悪い事しか考えてないって!)
オレはがくりと肩を落とした。
「それでは始め!」
ガン先生の掛け声とともに二組が模擬戦を始めた。
男子のペア、女子のペアがペア同士で戦い始めるが、どうやら戦い慣れていない生徒のようで、ガン先生が熱心に指導をしていた。
そして続いてフィーネとリアナのペアが模擬戦を開始した。
先程までは自分達の武器を選んでいた生徒達も、この両者の戦いは観戦に熱が入っていた。
特に男子達の視線は熱い、まるで推しのアイドルを応援するかのような熱視線を送っていた。
また、一部の女子はリアナに黄色い声援を送っていた。
「キャー! 青薔薇の君よ。今日も爪の先まで気品漂う姿にもう鼻血が止まりませんわ!」
(医務室に行けよ)
「リアナ様が微笑を浮かべていらしたわ。そのお姿に、もうわたくし胸が苦しくて息ができないわ。ゴホゴホッ…………」
(もう一度言おう……医務室に行け)
「フィーネたん……はぁはぁ」
「某もフィーネたん…………いやリアナたんが真の萌えでござろう。プププ」
(ガン先生、やっぱり変態がいます。
そして一名増えてます……
なぜか二人とも見る視点が違います。
先生、注意してください。
あの二人は、地面に這いつくばって足を見ています。
変態です。
戦う様子など一ミリも見てないですよ)
若干変な人がいたが、二人の戦いは明らかに今までの模擬戦とレベルが違い、生徒達は食い入るように見ていた。
リアナが通常の長さの木剣でフィーネは短い木剣を使っていた。
リアナの方が押してはいるが、フィーネも体術などを織り交ぜて善戦している。
その時、リアナが袈裟斬りを放ち、武器を持つフィーネの右手首を狙う!
カツン!
フィーネは木剣で攻撃を受けとめ、すぐに振り下ろしたリアナの木剣目掛けて、側面から右ハイキックを繰り出した。
しかしリアナも動きを読んでいたかのように、ハイキックが当たる前に左手を木剣から離して、駒のように身体を回転させて、右手一本で回転切りを放つ。
その軌道はフィーネの軸足を捉えていた。
「イタッ!」
流石のフィーネも軸足への一撃は避けられず、武器のリーチーを活かしたリアナに軍配はあがった。
「フフ、流石に剣で負けたら、ぼくの立場がないからね」
「もう! リアナ~もうちょっと手加減してよね!」
「クライヴ達が見ている前でそんな戦いは見せれないだろう」
「リアナはショーンを意識してるだけでしょ!」
「な、な、何故ぼくがシ、ショーンの事を気にするんだい!? フィーネは誤解しているよ!」
ショーンの名前が出た途端にリアナは動揺していのをオレは見逃さなかった。
(ふむふむ……ショーンよ。脈ありだぞ)
そう思いショーンの方を向くと、ショーンは試合を見ずにカーンとバチバチに睨み合っていた。
「てめぇ、盾をバカにしとんじゃろ? 後悔させてやるけぇのお」
「フン! そんな大きな盾で戦うなんてそんなにオレが怖いのか。冒険者だからってイキってるんじゃねえよ!」
一触即発という言葉がピタリと当てはまる環境の中、オレはショーンの元に駆け寄り、落ち着くよう説得した。
(一体何があったんだ?)
事の発端は武器選びの時に大盾と槍を持つショーンに「小さいくせに大きな盾を持って……お前は亀か?」と笑ったらしい。
危うく場外乱闘で模擬戦中止となりそうだったが、今は両者とも落ち着き、ゴングの鐘を待っている状態だ。
「それじゃあ、始め!」
ガン先生の掛け声とともに、ショーンが突撃する。
カーンも木剣を持ち走り出すが、鍛えられたショーンの筋力の前では歯が立たず、大盾で吹き飛ばされていた。
その後、カーンが大の字で倒れている所をそっと首元に木槍を突きつけて、八秒という本日の模擬戦の最短時間を叩き出した。
「卑怯だぞ! あんな盾を使うのは!」
「おめぇは何を考えとんじゃ? 決められた武器の中から選んで、試合開始の合図で動いたんじゃろ。どこに卑怯とかあるんじゃ! 決められたルールで戦っとろうが!」
「クッ……」
「はいはいそこまでだよ。カーン君もショーン君も落ち着こうね」
ガン先生が間に入った事で二人は納得しない顔のまま模擬戦を終えた。
続いてはオレの番…………
相手は男爵家次男のサッソ…………
正直嫌になる………………
何でオレがこんなにテンションが低いかって……
それは、目の前で武器を選ぶサッソが「殺してやる」と呟きながら武器を選んでいるからだ!
選んだ武器はオレもサッソも一般的な長さの木剣。
そして試合開始の合図とともに奇声を発するサッソ…………
「死に晒せえええ!」
(おい! ダメだろそんな言葉使っちゃ…………ガン先生も黙って見てないで止めてくれよ……)
サッソはオレの顔面目掛けて突きを放ってくる。
直撃すると、間違いなく無事に済まない一撃だ……
しかも顔面の攻撃は禁止のはずだが…………
「【身体強化】……」
オレはボソリと呟きながら居合切りの要領で、内側から外方向へサッソの持つ木剣を切り払った。
カランカラン
サッソの武器は遠くに飛んでいき、試合終了と思ったが、諦めの悪いサッソはオレに向かってきた。
しかも二本の指を突き出して、目潰ししようと飛びかかる。
ガチで大怪我、いや失明させる気満々だ…………
しかし【身体強化】をかけたオレの前では、その目潰しは届く事なく…………
オレはサッソの腕を取って一本背負いをした。
「ゲフゥ!…………」
サッソは仰向けで気絶していて、その顔はどこか誇らしげな顔をしていた…………
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