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38話
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「な、なんじゃこれーーーーー」
メリーさんの声がクランハウスに響きわたる。
「あれ、ボクなんかやっちゃいました?」
「何かやったとかそういうレベルじゃないよ、これは」
「限界突破がなかなか付与されないレア能力だからって、大袈裟ですよ」
「たしかに限界突破はレア能力だけど、トッププレイヤーはほぼこの錬金効果にしてるから問題はそこじゃないのよ。30%の方が問題なのよ」
錬金はほとんどやった事なかったけど、30%って実はかなり凄かったのかな。
「リーダーのリュウイチ様ですら15%の限界突破の武器なのよ。しかもそれはかなりの時間かけてようやく付与されたのモノなのよ」
最大手のクランのリーダーで15%ならボクの30%はかなりやっちゃってるね。
「しかもこの武器も何よ。アダマンデスソードって聞いた事ない武器だよ。最高品質だし、威力もありえないし、錬金効果も狂ってる。私にこんな武器買えるわけないじゃん。それにリュウイチ様より強い武器を持つなんてありえない」
「あっ、それ売り物じゃなくて素材の採取に必要な武器なのでプレゼントです。それにリュウイチさんにはこれよりもっと強い武器プレゼントしてます。錬金は自分のクランでやると思ってたからその武器には錬金効果は付与してないですけど」
「・・・マジ?」
「なので受け取ってもらわないとボクが困ります」
「そこまで言うならこの武器はもらうからね。返してって言ってもプレゼントなんだから返さないからね」
「大丈夫です。そのかわりに素材採取の際はきっちりとお願いします」
「それはきっちりとやらせてもらうから大丈夫よ。私はこれでもブラックドラゴンの幹部候補だからね。じゃあ気持ち切り替えて素材採取に向かうね。まずは近くにいるサーベルウルフから行くけど、いい?」
「はい、よろしくお願いします」
~~~
オオカミダンジョンに到着。
「パーティーを組むとハヤトくんもモンスターからの攻撃対象になるから、ハヤトくんとはパーティー組まないで私1人で戦う。倒したらハヤトくんのクランの旗を掲げておくから、採取よろしくね」
「はい」
「目標は午前中に10匹。牙は今回重要な素材になるから狙わない。そしてなるべくなら毛皮も使いたいから首辺りを狙って仕留める。条件はこれでいいんだよね」
「はい」
「前に使ってた武器だと無理な目標だったけど、この新しい武器ならいけるかも」
「よろしくお願いします」
「じゃあ行ってきます」
ボクはメリーさんの後について行き最初のサーベルウルフとの戦闘を見守る事にした。
「限界突破は30%だから火魔法の設定を威力125%の範囲5%で対象はアダマンデスソードでS8に登録。サーベルウルフならこれで大丈夫かな」
魔法剣士は武器に魔法付与して戦うのが定番スタイル。メリーさんも定番スタイルで戦うんだね。
じゃあ戦い方も定番スタイルだったりするのかな。
あっ、メリーさんとサーベルウルフの戦いが始まる。
「S8」
アダマンデスソードに炎のエフェクトが宿る。
「S1」
メリーさんの身体全身が光り輝き出した。これは強身スキルのセットアップだな。
パワーアップ、ディフェンスアップ、スピードアップの3つのアップをセットする強身スキルのセットアップ。
「S2」
今度はアダマンデスソードが光り輝き出した。
これは近距離スキルの強撃だ。やはり定番スタイルの攻撃だ。
メリーさんはサーベルウルフの横側に素早く動き、上段からの一閃。
その一撃でサーベルウルフの首はストンと転げ落ちた。
「マジっ!まさかの一撃だよ。これならサンダーラムも一撃で倒せちゃうよ。いろいろ準備してきて損したわ」
サンダーラムはそんなに強くないけど、状態異常がやっかいなモンスター。
1人でも倒せるモンスターだけど1人で倒すとなると準備が大変だったんだね。
損したって言ってるから、また何かメリーさんにはやってあげた方がいいよね。
「ハヤトくん、それじゃあ私はこのままサーベルウルフをバンバン倒してくるから、採取の方お願いします」
その言葉を残して、あっという間にいなくなってしまった。
「初めてトップクラスの人の動きを間近で見たけど、スローモーションシステムってすごいんだね」
って関心してないで、ボクも早く採取作業しないと帰りが遅くなっちゃう。
前と違って今回は神品質のアダマンタイトのナイフと最高品質のミスリルのハンマーとポンチがあるから神品質で採取するのは楽勝でしょう。
「一点集中スキル・オン」
「採取作業・開始」
サーベルウルフの牙、100%の神品質。
サーベルウルフの毛皮、100%の神品質。
「採取作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
よし、生産の女神の加護もあって採取は上手くいったぞ。このままメリーさんから離されないようにしてサーベルウルフの採取作業だ。
っていうかなんかさっきから視線を感じるな。
人気の狩場でブラックドラゴンの幹部候補のメリーさんが1人でサーベルウルフを狩ってたら、そりゃあ目立つよね。
ボクは目立つ行動していないから、まだ誰もボクの事は気にしていないはず。ボクは気にしないで採取しよう。
メリーさんの声がクランハウスに響きわたる。
「あれ、ボクなんかやっちゃいました?」
「何かやったとかそういうレベルじゃないよ、これは」
「限界突破がなかなか付与されないレア能力だからって、大袈裟ですよ」
「たしかに限界突破はレア能力だけど、トッププレイヤーはほぼこの錬金効果にしてるから問題はそこじゃないのよ。30%の方が問題なのよ」
錬金はほとんどやった事なかったけど、30%って実はかなり凄かったのかな。
「リーダーのリュウイチ様ですら15%の限界突破の武器なのよ。しかもそれはかなりの時間かけてようやく付与されたのモノなのよ」
最大手のクランのリーダーで15%ならボクの30%はかなりやっちゃってるね。
「しかもこの武器も何よ。アダマンデスソードって聞いた事ない武器だよ。最高品質だし、威力もありえないし、錬金効果も狂ってる。私にこんな武器買えるわけないじゃん。それにリュウイチ様より強い武器を持つなんてありえない」
「あっ、それ売り物じゃなくて素材の採取に必要な武器なのでプレゼントです。それにリュウイチさんにはこれよりもっと強い武器プレゼントしてます。錬金は自分のクランでやると思ってたからその武器には錬金効果は付与してないですけど」
「・・・マジ?」
「なので受け取ってもらわないとボクが困ります」
「そこまで言うならこの武器はもらうからね。返してって言ってもプレゼントなんだから返さないからね」
「大丈夫です。そのかわりに素材採取の際はきっちりとお願いします」
「それはきっちりとやらせてもらうから大丈夫よ。私はこれでもブラックドラゴンの幹部候補だからね。じゃあ気持ち切り替えて素材採取に向かうね。まずは近くにいるサーベルウルフから行くけど、いい?」
「はい、よろしくお願いします」
~~~
オオカミダンジョンに到着。
「パーティーを組むとハヤトくんもモンスターからの攻撃対象になるから、ハヤトくんとはパーティー組まないで私1人で戦う。倒したらハヤトくんのクランの旗を掲げておくから、採取よろしくね」
「はい」
「目標は午前中に10匹。牙は今回重要な素材になるから狙わない。そしてなるべくなら毛皮も使いたいから首辺りを狙って仕留める。条件はこれでいいんだよね」
「はい」
「前に使ってた武器だと無理な目標だったけど、この新しい武器ならいけるかも」
「よろしくお願いします」
「じゃあ行ってきます」
ボクはメリーさんの後について行き最初のサーベルウルフとの戦闘を見守る事にした。
「限界突破は30%だから火魔法の設定を威力125%の範囲5%で対象はアダマンデスソードでS8に登録。サーベルウルフならこれで大丈夫かな」
魔法剣士は武器に魔法付与して戦うのが定番スタイル。メリーさんも定番スタイルで戦うんだね。
じゃあ戦い方も定番スタイルだったりするのかな。
あっ、メリーさんとサーベルウルフの戦いが始まる。
「S8」
アダマンデスソードに炎のエフェクトが宿る。
「S1」
メリーさんの身体全身が光り輝き出した。これは強身スキルのセットアップだな。
パワーアップ、ディフェンスアップ、スピードアップの3つのアップをセットする強身スキルのセットアップ。
「S2」
今度はアダマンデスソードが光り輝き出した。
これは近距離スキルの強撃だ。やはり定番スタイルの攻撃だ。
メリーさんはサーベルウルフの横側に素早く動き、上段からの一閃。
その一撃でサーベルウルフの首はストンと転げ落ちた。
「マジっ!まさかの一撃だよ。これならサンダーラムも一撃で倒せちゃうよ。いろいろ準備してきて損したわ」
サンダーラムはそんなに強くないけど、状態異常がやっかいなモンスター。
1人でも倒せるモンスターだけど1人で倒すとなると準備が大変だったんだね。
損したって言ってるから、また何かメリーさんにはやってあげた方がいいよね。
「ハヤトくん、それじゃあ私はこのままサーベルウルフをバンバン倒してくるから、採取の方お願いします」
その言葉を残して、あっという間にいなくなってしまった。
「初めてトップクラスの人の動きを間近で見たけど、スローモーションシステムってすごいんだね」
って関心してないで、ボクも早く採取作業しないと帰りが遅くなっちゃう。
前と違って今回は神品質のアダマンタイトのナイフと最高品質のミスリルのハンマーとポンチがあるから神品質で採取するのは楽勝でしょう。
「一点集中スキル・オン」
「採取作業・開始」
サーベルウルフの牙、100%の神品質。
サーベルウルフの毛皮、100%の神品質。
「採取作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
よし、生産の女神の加護もあって採取は上手くいったぞ。このままメリーさんから離されないようにしてサーベルウルフの採取作業だ。
っていうかなんかさっきから視線を感じるな。
人気の狩場でブラックドラゴンの幹部候補のメリーさんが1人でサーベルウルフを狩ってたら、そりゃあ目立つよね。
ボクは目立つ行動していないから、まだ誰もボクの事は気にしていないはず。ボクは気にしないで採取しよう。
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