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Scene5 学ぶ者と学ばぬ者
scene5-8 不純な動機 後編
しおりを挟む司は決断を迫られていた。
彼は選ばなければならない。
「あ、ぅ……あ……」
目の前に突き付けられた問い、自分はそれに手を伸ばすべきなのか否か。
「あ、ぁぁ……う、ぐッ!」
伸ばすことは決して悪くないはずだ。何故なら相手は司にそうして貰うことを望んでいるのだから。
しかし、それは司の中にあった流儀に反するモノではないだろうかと自問するが、答えが出る前に謎の力が働き手が前に出る。
そして、その手に握ったレンゲで目の前のテーブルにズラリと並んだ湯気立つ料理の中から香辛料の芳しい香りを放つ麻婆豆腐を一気に口の中へ描き込んだ。
「――んぶッ!? 旨ぇぇぇぇッッッ!!!」
舌が痺れる辛さだが、それがまたいい。
一気に目の間に汗を掻くも手は止まらず、少々行儀は悪いが口一杯に含んだ旨味を咀嚼して胃へ流し込み、すぐさま次の料理へ手を伸ばす。
〝ルーラーズ・ビル〟 F15。
そこは百人規模のパーティも十分に捌けるであろう大ホールが備えられていたが、今は司ただ一人が大の字に寝転んでも余裕がある大きな円卓を独占して飢えた獣の様な勢いで食事をしていた。
「はむッ、んッ、んッ! これも旨いッ! はぐッ、んぁむッ! うんッ! うんッ!! 旨いッ! マジで旨いッ!!」
エビチリ……八宝菜……天津飯に回鍋肉。
目にも楽しい様々な料理の数々を手当たり次第に口へ運ぶ司。
楕円の一皿に七つ盛られた餃子は箸でまとめて掬い上げて二口で口の中に収める。
蒸籠で蒸された小籠包は、中の肉汁が熱かろうが一滴も零さず口の中で味わい呑み込む。
北京ダックは野菜と一緒に小麦粉で出来た皮で巻く? 知るか、両手で掴んで丸齧りだ。
「旨い! 本当……マジで、マジで旨いッ!」
語彙力が消滅し、咀嚼の間に「旨い」とだけ連呼して食べ続ける司は何故か次第に少し涙ぐむ。
どん底の生活の中、ボロアパートに住んでいても苦しい日々で真っ先に削ったのは食費だった。
スーパーの袋うどんを塩湯で啜り、食パンは六切れ入りを買えば六日分の食事だともちろん何も付けずにそのまま頬張り、五日目六日目の固くなった物は手に掛けた水道水をいい感じに散らし掛けてふやかして食べた。
はっきり言って『味がする』というだけでも有難いのに、今目の前にあるのはどれもがまさに一級品の調理で仕上げられたホテルコースを張れるだけの代物。
〝食〟という生物が生きる上での根幹的本能に直撃され、司は心の底から感激していた。
「曉燕! はむッ、あむッ! お、お前すげぇよッ! マジで、本当に美味しいッ!! あぶッ! がぶッ!!」
「あ、は……はい、まさかそんなにお喜び頂けるだなんて……光栄です」
席に付く司の横に控えていた曉燕は、手にしたお盆で口元を隠しながらも顔を赤らめ満たされた笑みを浮かべる。
良善と個人面談が終わったあと、どうやら司が食事を求めていると聞き付けた曉燕。
デーヴァの作った料理でも構わない。それは少なくともこのビル内にいるデーヴァ達だけは司が見方を変えてくれたということ。ならば是非とも自分がご用意して差し上げたい。
丁度疲弊し切った絵里は寝かし付けて手が空いていたので、曉燕はこっそり厨房へ入り手製の中華料理を仕込んだ。
彼女の持つナノマシンの固有能力は、その保有量が続く限り自身の記憶と理解がある物を外骨格で無限に再現出来るという非常に汎用性のある特徴を持っており、簡単な自分の分身を形成して副腕まで生やさせ、数十の料理人にも匹敵する手際で主のお腹を満たして貰おうと丹精込めて仕上げた。
そして、それを夢中になって食べて貰えている。
司がいつ振りかも知らぬ文化的な食事に感激しているのと同じ様に、曉燕も久方振りの心の充足感を得て満たされていた。
「あ、あの……御縁様? どうかごゆっくりお召し上がり下さい。足りない様でしたらすぐにお作り致しますので……」
「本当かッ!? じ、じゃあ炒飯食いたい! あと野菜系も欲しい! あッ! あとあれ! えっと……バンバン? バ、バ……なんかバンジージャンプみたいな名前のヤツ! いやもう何でもいい! 曉燕が作れる物どんどんくれ!」
「はいッ!!」
嬉しそうに厨房へ走る曉燕。
止まらぬ食欲に身を任せて貪り喰らう司。
体内で〝D・E〟も活発にエネルギーを奪っているせいか、食欲は留まるところを知らず、おかげで味覚的幸福を味わい続けられた。
そして、その後もしばらく曉燕が走り回り司が食い尽くすという時間が続き、流石に体積的な意味で司の手が止まるが、三大欲求の一つをこれでもかと満たされた司の感謝は止まらなかった。
「はぁあぁぁ~~……あッ!? え、えっと、その……うぅ……シ、曉燕? その、ありがとな? 本当に美味しかったよ」
椅子の背もたれに身体を預けて満腹の余韻に浸っていた司だったが、ふと素に戻るとそういえばついこの間もう少しで自分は彼女を殴り飛ばそうとしていたことを思い出して、罪悪感が込み上げて来た。
紛争は宗教か空腹かのどちらかで起きるなんて話を聞いたことがあるが、逆に腹を満たされるとこんなに一歩歩み寄る気になってしまえるのか。
ただ、それでも少し掌返しが過ぎたなと思い、司は視線を逸らしてとりあえずまずは料理を作ってくれたことに感謝を示した。
すると、突然ダランと垂らしていた片手に長くなめらかな指の感触をして思わず振り返ると、曉燕は両手で司の手をよりその場に片膝を付いて頭を下げていた。
「感謝しなければならないのは私の方です。御縁様にご満足頂けて、喜んで頂けて、本当に嬉しくございました。もう二度と他人から感謝などされない一生であろうと覚悟をしておりましたが……も、もう恥ずかしながら……その覚悟が、揺らぎつつ……ございます。あ、あの……御縁様? もし……もしよろしければ、どうか……この私めに、もう少し……お傍でお仕えする許しを……頂けませんでしょうか?」
「…………」
震える手と声。
一生他人から喜んで貰えないと覚悟していた。
それはなかなか苦しい生き方だと思う。現に司のこれまでもおおよそ似た様な境遇だった。
だが彼女はそんな司の半生の原因である【修正者】にいたのだから、ぜひ自分と同じ苦しみを甘んじて受けて歩めよという気持ちも多少はある。
だが、どうやら自分はその甘んじて歩もうという覚悟を崩させてしまったらしい。
それは少々追い打ちな気がするので、せめて一人分くらいは噛み締めさせてやるくらいは仕方ないから許してやろう。
「……司、でいい。〝御縁様〟って、なんか仰々しくて気疲れするんだ」
「え?」
曉燕の顔が上がる。
涙に濡れた女の顔というのは少々ズルい気がする。
これで気概を見せないと男にはすぐに狭器というレッテルが張られてしまうのだから。
「いいよ……ついて来い。あ、いや……今のはちょっとなんかナルシストが過ぎる。あぁもう、そのなんだ!? お前強いし、今後色々手伝ってくれると助かるから、手を貸してくれ。言っとくけど〝ロータス〟とも戦って貰うからな? それが俺に仕えるって意味だから! そこは譲らねぇぞ?」
気恥ずかしくてちょっと足を組んでみたりして横柄に曉燕を見る司。
対する曉燕はしばし呆然としたままポロポロと泣いたあと、その涙を散らす様にもう一度頭を垂れた。
「永遠に……。全身全霊を掛け、ここに永続不変の忠誠をお誓い申し上げます。司様」
両手で掴む司の手を自分の下げた頭よりも高く掲げ、噛み締める様に誓いの言葉を述べる曉燕。
(重いっての……ったく)
それだけの覚悟ということだろう。
現状では自分より強い配下などイマイチ格好が付かないが、いずれは越えてやるつもりなのでいいだろう。
すると、そこで曉燕が急に立ち上がり司は思わずビクッと見上げるが、曉燕はクルリと背中を向けてしまう。
「あ、あのッ! 司様! そういえばまだ、食後の甘味をお出ししておりませんでした! す、すぐにご用意いたしますので、少々お待ち下さい!!」
慌てて厨房へ駆けていく曉燕。
顔は隠したままだったが、微かに見えた頬は真っ赤に染まっていて司は額に手を当てため息を吐く。
「マジかよ……なんだよあれ? 可愛いかよ……」
恥ずかしくて顔が見せれないいじらしさと、一旦そそくさと逃げてしまうその姿で不覚にもときめいてしまった司はついつい呟き、それを誤魔化そうとテーブルの水に手を伸ばして……。
対面に両肘で頬杖を付き、下品と言って差し支えないニヤけ顔の紗々羅と目が合った。
「…………ああああああああああああああぁぁぁぁッッッ!!!」
椅子ごと後ろに転げ落ちる司。
その悲鳴に何事かと厨房から曉燕が戻って来て、そこで紗々羅の笑い声が響く。
「あはははははッッ!! 『可愛いかよ……』だって! おっかしい~~! 全然キャラに合ってないし! あはははははッッ!!」
「だぁぁぁッッ!! うるせぇッ!! どうなってんだよその神出鬼没さ! 心臓止まるかと思ったわ!」
「あ! 曉燕? 私にもデザート頂戴! 杏仁豆腐がいい! クコの実はいらな~~い!」
「せめて会話しろ!!」
程良い空気が一気に霧散し、あっという間に紗々羅のペースにされてしまう場の雰囲気。
恥ずかしい所を見られてしまい、決まりが悪く不貞腐れる司に紗々羅はしつこく「恋かな? 恋なの?」と茶化して来るが、自分も居た堪れなくなったのか、すぐに曉燕がデザートを持ってやって来たのでとりあえず紗々羅の興味は逸らされた。
ただ、そんな甘味に舌鼓を打っていると、不意に紗々羅が真顔になって司に尋ねる。
「ねぇ? 良善さんと何話してたの?」
「うッ!? ……ひ、秘密」
「〝私を越えてくれ〟って話でしょ?」
スプーンを咥えはぐらかそうとした司だったが、紗々羅は間髪入れずに正解を言い当てた。
本当にふざけた性格をしている。
「知ってんのかよ……え? じゃあ、あれは一種の通過儀礼みたいな話なんすか?」
「まぁね……ある程度見込みがあったり気に入った奴には言ってるみたいよ? 私やルーツィアも言われてる」
「な、なんて返答したんですか?」
思わず前のめりになる司。
対する紗々羅は咥えたスプーンをチュポンと口から抜いて……。
「〝いずれ必ず〟それを言われた当時、私あの人にボコボコにされて地面に倒されて頭踏まれてたから、結構怨嗟込めて言ったかな。ルーツィアのは知らない」
「え? さ、紗々羅さん昔から良善さんと仲間だった訳じゃないんですか?」
「うん、昔はね……これ以上は言わない。知りたかったら、私のことを惚れさせてみれば? 私をメロメロにさせたら、チューをせがみながら喋っちゃうかも♪」
「あ、ならいいっすわ」
「斬るわよ君ぃッ!?」
椅子に座り直す司。
どうやらあの話は、良善からの一定の評価を受けたボーダーだったらしい。
ちなみに司の返答は「考えておきます」だった。
しかし、そんな曖昧な解答でも良善は笑みを浮かべて『楽しみにしているよ』と言い、その場をお開きにした。
(強くなり過ぎると感覚もおかしくなるのかな? まぁ、正直考えたって仕方ないか。今の俺じゃあ全く話にならないんだし……)
自分だけが特別だった訳ではないと知れたので、慌てて対応する必要は無さそうだと割り切れた司だったが、そこで今度はふと別の疑問が浮かぶ。
「そういえば紗々羅さん……今回捕まえたデーヴァ達の対応は? 良善さんに命令されてたでしょ? まさか、もう全員やっちゃったんですか?」
「んむぅ? あぁ……いや、どうせ瞬殺だろうし、そんなに急いでやる気はなかったんだけど『さぁ、そろそろやるか~~』って思ってた所で、何故か急にルーツィアがあの三つ編みちゃんを連れて来てさ。『少しこいつに話をさせる』って言うから代わってあげた」
「…………マジで?」
それは……不味くないだろうか?
嫌な予感がする。
同じ境遇だからこそ分かる今あの少女の中にあるであろう感情。
もしかすると……いや、間違いなく……。
「……場所教えて下さい。曉燕、お前も来い」
「え? あ、はい!!」
「ぷぇッ!? え、ちょっと何よッ!?」
椅子から立ち上がり、紗々羅の腕を掴んで駆け出す司。
グラスとスプーンを手に持ったままの紗々羅が背中に乗って来て道案内をして、三人は牢屋代わりにしているというフロアに到着して、その二人が来たという部屋へと入ったのだが……。
「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!」
司の悪い予感は的中した。
絵里が良善に尋問されていた時と同じく、圧縮牢から出され椅子に手足を縛られたデーヴァの前に立つ美紗都は、完全にブチギレてそのデーヴァを渾身の力で往復ビンタしていたのだ。
「何よそれッ!? 何よそれぇッッ!? あなた達の事なんて私知らないッ! 私達初対面じゃない!! それなのになんで私が罪人なのよッ!? なんで私達があなた達の悲願のために殺されないといけないのよッッ!?」
首が弾かれるほどに大振りの力を込めたビンタ。
完全に数日前の司と同じ理不尽に対する怒りの爆発。
「ちょいちょいちょいッッ!! 凪梨さんッ! 落ち着いてッ!!」
正直自分でも『どの口が言うんだ』とは思うが、あまりに生々しい女の暴力に思わず止めに入る司。
しかし、美紗都は泣きながら司の手を振り払おうと暴れ続ける。
「離してぇッ!! 離してよぉッッ!! こんなの納得出来る訳ないでしょッ!? 酷いわよッ! あんまりよッ!! 何が血族の責任よッ!? 私があんた達に何したって言うのよッッ!!!」
泣き暴れる美紗都を抱えて座り込む司。
そして、そんな美紗都とついでに司も睨み付けて来る両頬を真っ赤にしたデーヴァ。
「てめぇ……この子にどんなトチ狂った自己満ぶつけやがった?」
エネルギーも蓄え直して〝D・E〟も回復した。
血色の瞳で圧を掛ける司に、常人のビンタ程度ではまるで意味が無かったデーヴァも少々冷や汗を掻き始めるが、流石にあの良善の時ほどの影響は与えられていない様子だった。
しかし……。
「閣下の御前だ……相応の痴態を晒せ」
――トンッ!
部屋の端で美紗都の暴挙を黙って眺めていたルーツィアがいつの間にかデーヴァの隣に立ちその肩に手を置く。
すると、少し気圧される程度だったデーヴァが突然青褪め、全身を痙攣させて目を裏返して口から泡を吹き、あっという間に失神してしまった。
「あ……お、おい! ルーツィアさん! なんでこの子をここへ連れて来たんだよ!? こいつらなら滅茶苦茶な自己肯定口にしてこの子をキレさせるって分かってたろ!?」
司に抑え込まれて動けなくなった美紗都は、司の胸に拳をぶつけ「悔しい」と涙声で呻いていた。
きっと好き放題自分達の言い分をぶつけられたのだろう。わざわざそんな胸糞悪い言葉を利かせる必要は無かったと、司はそれを誘爆させたルーツィアを睨み付ける。
「えぇ、予想通りでございました。しかしながら申し上げさせて頂きます。もしも閣下がその娘と逆の立場であられたら如何だったでしょうか?」
「え? ぎ、逆……?」
「はい、今日起きたことが全て閣下の身に起きたことだったとしたら? その娘が先で閣下をお救いしてここへ連れて来たとしたら? 当然閣下も真意を当事者に問い質したいと思われたのではありませんか?」
「……うぐッ!?」
残念だが、非の打ちどころのない正論だ。
きっと自分だって黙っていられなかったし、事実初めて知った時は司だってブチギレた。
しかし、せめてもうちょっと間を……とも思ったが、やはり自分に置き換えてみるとすぐにでも真意を問い質したいと思った気がする。
痛いほど分かる無念さ。
司は思わず押し黙り、美紗都の頭へ無意識に手を添えとりあえず落ち着かせようとゆっくり撫でる。
すると……。
「ひぐッ、う、うぅッ! み、御縁……君」
「うん? ど、どうしたの? とりあえず落ち着こう? な?」
ギュッと胸元を握り顔を押し付けて来る美紗都。
震えるその身体にはまだ怒りが渦巻いているのが手に取る様に分かる。
だが、次の彼女の言葉は少々司の想像を超えていた。
「御縁君のその力……私も、欲しい……。だ、だってぇ……悔しいよぉ……。わ、私……私も……その力で……あいつらにやり返したい……」
それは本当に心の底から絞り出した様な怨嗟の呻きだった…………。
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