最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

緑ゲート

　今回のゲートは緑のゲートな上に装備を整えていたのでかなり楽に突破できた。

「いや～、今回のゲートは楽勝だったね」

「レベルも上がったしゲート攻略報酬も美味かったな。全員のレベル2アップはかなり良い」

「今日は私の実家で食べていきませんか？　皆さんにご馳走させてください」

　と言うわけで今夜は蜜香の実家でお世話になる事になった。

　和食中心の健康に良さそうな食事を堪能していた時にケロナの奴が「薄い味なのにこんなに奥深いなんて...」と感動し、料理をしていた人に会いに行っていた。

　まあ、勉強熱心なのは良いことだな。

　姉のミルティとは大違いだ。

　ミルティは「味がうす～い！　コロッケの方がいい！」などと言っていたが、焼き魚は美味しそうに食べていた。

「これは美味いわ！」

　などと言いながらむしゃぶりつく姿はまさしくお子様だと言えるだろう。

　ちなみに食後の饅頭は本当に美味しそうに食べていた。
　な...。

　本当に嵐みたいな奴なだけに食べ終わるとその場で眠りだすし、本当に手のかかる奴だ。

　まあ、カードに戻せば良いだけなんだが、真菜ができればミルティとケロナには普通に寝させてあげたいと言っていたのでカードに戻した後寝床にカードを置いて召喚して置いた。

　神社の風呂を使わせて貰い、部屋でゆっくりしていると...。

「カズ君、ここにいたんだ」

　と浴衣姿の結美が姿を現すのだった。