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無軌道流線形

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形を成さないとある物質は、練磨された一粒のフォルテ
ビルドアップされた精神肉体、中心の痛みにぶっ壊すロックンロール
戦いから理性第一主義の画策ブラッドロンド、まだ見ぬ地平にある微かな生き、継ぐ、意志の虫の息。
倒れ熱病にうなされて、もう一度、妄想地平を超える。
並んだ兵卒のバッドランゲージ
ただ、息をする。
血をすする、肉体のドラマ、
どれほどの心が、消えたのか、この戦いの中で、個人レベルのジーザスクライム
クレームを発するクライアントの暗い顔をしたクライフォークライン
クンクンと嗅いだ地獄の匂いは、いつも早春の香りがする。
逃げないで、ここから、ごまかさないで、今を。
たきつける劣等心
真心を失う決闘心
新しい歌、見つからない未知刀身
抜く、抜く、鞘にはまったら最後
サイコのような自由意志で乗り越えがたい試練をぶった切る。
紫煙の銃身、真っ二つにした、刀を捨てて、切り捨てごめん
誤る前に、誤って放つ、放心の孤独
このジプシーマインド、ジップアップボディ、上まで来て、たどり着けない未知の領域
あがく、葛藤の理性魔
俺は戦う、ただ、この意志で、言葉を吐く、血反吐を吐く、快楽飛行線
逃げる、逃げる、逃げる。
自由何処にもない。
だから、すべてを捨てて、やり逃げごめん
例え、詩の調べが俺をチェックアウトしても、歌うなら、ここから、脱出する
覚悟の前に、銃を持て。
そして、ぶっ放す、むしろ理性の脳を、感受性の宴は、ただ良識のままに、マントをはいだ。ハイになる前に、喉元めがけて食らいつく
がっつくなら、スマートに生きることはない、自由韻文、醜聞、最後は、気分
上々な上場企業、株が下がって、腰に下げた拳銃を握る、そして、撃つ。
自身のこめかみを。まだ見ないこの紙を、抜ける詩のつづられた風穴空けた、そこから世界を見ていた。
たどり着けない明日に、背後の昨日に、中心線に、一撃の弾丸暴発劣等コンドルシンドローム。伸縮資材のデザートアイドル。
または、詩は、すべてを忘れさせる。
あたかも呼吸すら、無軌道な呼吸器、流線形の言葉。
変幻自在のアタックが、ぶっ潰す、逃れられないなら、突っ込んで、拳銃をあいた風穴に、通す。
また、俺は、夢を見ている。
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