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爆誕ドライブ

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感覚が凍り付いて、雪時雨、海を渡るとき、高速の指が、奏でる狂った月が、光続けるドライブ&ドレッド、インバケーション
そして、怒りに太陽が、いかだをこぐオールのささくれだった節に、太陽節、目を伏せて、オオカミの歌に、溶けていく、ダークマター、マタドールが通って、股下を潜り抜ける、のどをくぐるコーヒー&シュガー
かがり火をたいて、踊り続ける雪に囲まれた世界で、指がかじかんで、シカを撃った、撃鉄から接吻。
走り続ける高速のエンジン、エンジニアは、音を調整、調律のベアード&ベッドサイドの華。
浮かれて浮いていくクラゲの透明などこまでも穢れのないバランス&バラッドレコード。
コーティングフェイス。
かき混ぜる葦の華に飾る額縁に移る、写真はみんなの笑顔。
どうか、この恋が終わる前に、歓楽の夢が、時を越えて、迫る肉体のドラマラス&ドラムンベース
吐き続ける息に血が混ざるなら、血管にキスをするように、白熱球に止まるブトの足が、絡みつくブッと吹っ飛んで、流し目の君が夜の哀楽に落ちる歓楽のドライブ
色街に化粧を束ねる髪を束ねる意識は酩酊シェイプな体が、色を帯びる、ピンクからパープル、ライブナの香りは、肉体再生、爆誕の音に虚無の残像が、高速のシェイプ&シェイク&アースクエイク
自信があるなら、時を止める、その時、一羽の恋鳥が空に兆す、風が吹いて、接吻の揺れる胸に嵐の渡雲、君とのドライブは、宵の口、酔って候、俺は、天使を抱いた死んでいく、まるで雪を抱きしめて、溶かされる皮膚の毛穴の中からこぼれる、ティアードロップキスのように。
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