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ハッシュ

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さあ、僕の赤ちゃん、おやすみ。
そして、泣いているなら、涙は拭かないで、苦しんでいることがあるんだね?
きっと、君のママはどこにもいなくても、心の中で、笑っているから、大丈夫だよ。
君がミルクをおねだりしたら、僕は与えられないけれど、ずっとそばで、君のママを待っているからね。
笑って、泣いて、あはははは、笑うよ、僕も、わはははは、手を握って、小さな手を、握り返して、感触はまるでミルクミルキー・ミルフィーユ
ピンクのラグジュアリー、そっと広げて、ランジェリー、香る香りは、バニラボディ、ミルクの匂いはしないよね。
僕は、君をそっと誘惑して、奥に誘い込む、切ない涙が、口に入って、君の髪の毛の先に、ザラメあう、接吻はまるで、ベイビーベビー。
ハニーソーダに相談だ。
さあ、君のハッシュはタグってる、手繰り寄せた胸に大きなタンクはシンクタンク。
キスさせてハッシュケンリス。
乳房の奥にあるトキメキを閉じ込めて、それで、ボンッと跳ね上がる大きな声が、まるで膨張する宇宙、君の瞳は、最高のアイドル。
手を振ってケンリス。
別れて、本を返して、流し目を送る、出会ったころの君でいて。なんて言わないよ。
君の手はまるでベビー、そしてヴァージンの匂いがしているがヴァージニアにはいかないで。
さすって欲しい、君の手で。
僕の心の本の一ページに記された言葉は、「未来は明るいよ。一緒に生きようね。おやすみ」
そして、これから先何があっても、離さない。
君の手が、触れた心の琴線にはじき返す、優しい手が、奏でる音が、赤ちゃんのように純粋な君の柔らかい指を舐めるそんな思いで、君の視線を舐める、昼下がり。
愛しい気持ちは、変わらない。
君が変わっていても、僕の想いはいつも同じ。
ベビーラバー
ケンリス図書館を出たら、振り返る、大きな窓にいるあなたは気配で恋をする、本当のテンポ。
閉じられる窓。
開いてほしい。
悲しみの窓を。
それから本を閉じて、心を開いて、ありのままの姿で、出会えたら。
裸の赤ちゃんは、まるで愛しいあなたの染まる頬。愛あかく。夕日が落ちていく、僕は君を探している、まるで見つからない本を探すように。
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