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2-31 魔女っ娘ハルルン
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◆魔女っ娘ハルルン
七月に入って、卒業の見込みが立ったぼくは。
あとは、一学期の終わりに開かれる、学園の式典、ダンスパーティーを残すだけになった。
いやぁ、卒業できそうで、良かったです。
剣術の単位を落とすことになり、一時は、陛下とともに卒業できないかもしれない、と。
結婚式までに、卒業できないか、と思って。落ち込んだけれど。
魔法で、陛下をお守り出来ると証明できたことで、おまけで及第点をいただけました。ホッと、ひと安心。
これからは、より一層、魔法に磨きをかけなければなりません。
誰も、陛下に指一本触れさせませんよぉ?
それで、式典のダンスパーティーは。
本来は、一学期修了おめでとう、の打ち上げの意味合いが強いものだが。
今回は、特別編入の、陛下とぼく。そして、いち早く教育課程を修了した、ベルナルドやカッツェ、その他数名の、卒業記念パーティーも兼ねている。
これはイレギュラーなことで。今年の学園生は、優秀な生徒を多く輩出した、ということでもあるのだ。すごいですね。
学校で学ぶことが、ひと段落ついたとはいえ。ぼくは、やることが満載です。
今日は、その手始めですよ。
放課後、ある教室のひとつを借りて。ぼくは。以前世話になっていた仕立て屋の女性店員を、数名お借りして。御令嬢方の着付けを手伝ってもらった。
シャーロット殿下と、アイリスと、マリーのドレスを、作っちゃった。
以前、学園に入る前に、暇だったとき。ちょっと、アイリスのドレスを作ったことがあったのだけど。
それは、またの機会にして。
せっかく、仲良し三人組になったのだから。ちょっと趣向を変えてみたくなったのだ。
お針子さんが、廊下で待っていた男性陣に声をかけてくれたので。ぼくらは、教室に入った。
そこには、きらびやかなドレスを着つけた、可愛らしいお三方がいます。
シャーロットは、金の髪が映える、真っ赤なドレス。
アイリスは、瞳の色に合わせたベビーピンクのドレス。
マリーは、おとなしやかな印象の、青紫色のドレスだ。
でも、仕掛けは、これだけじゃないのです。
「く、く、く、クロウ様っ。これは、魔女っ娘ハルルンのコスデザインじゃございませんの?」
目をグルグルさせたマリーが、ぼくに聞いてきた。
そう。前世で大人気だった、魔女っ娘ハルルンというアニメのコスプレなのです。
ハルルンは、ミニスカートだけど。それを、ロングドレスに改良した感じです。
魔女っ娘ハルルンは、主人公のハルナが、友達ふたりと力を合わせて悪を叩くという、勧善懲悪、魔女っ娘アニメだった。
その、メインキャラの色合いが、赤、ピンク、青紫で。前面のツタ柄の刺繍と、お尻側にΩ型のボリューミーなフリルがついているのが、衣装の特徴です。
Ωの部分は、メイン生地とシフォン生地を重ね合わせて、ブリブリでありながら重く見えないようにしてあります。
これは、巴と静にも作ったことがあるので。楽勝なのです。
「あ、わかりますぅ? マリーもご存知でしたか?」
「ご存知もなにも、私のバイブルですもの。このお尻のヒラヒラが超可愛かったものね? いやぁぁ、この年で、ハルルンのコスプレとか、お恥ずかしいぃい。けど。今は十四歳だったわ。やだぁ、イけるじゃない? 私ぃ」
「はい。可愛らしくて、お似合いですよ? マリー」
にっこりと笑って言うと。マリーは、はわわ。となった。
「私が監修した、アイキンの世界が、まんま見られるだけでも贅沢だと思っていたのに。そのキャラに、か、か、可愛らしいと言われる日が来るなんてっ。つか、2・5次元は、あまり得意じゃなかったけど。この世界のリアルは完成度が高くて、キエーーーッ、発狂しそうよっ」
「いや、発狂はおさえてくださいね、先生」
「つか、アイリスッ。シャーロット様が、ハルルンにそっくりよっ?」
「えぇ、お任せください」
ぼくとマリーが話している間に、アイリスはなにやら、シャーロットの髪をポニーテールに結わえ。仁王立ちで腰に手を当て、顔だけ振り向くように、殿下に指示している。
大きく開いた背中のラインを見せつけ、フリルを主張するように腰を突き出す、こ、このポーズはっ?
「君のために、悪を退治。魔女っ娘ハルルン、こーーーーりんっ」
「「「ひぇぇぇぇぇっ」」」
シャーロットがハルルンの決め台詞を言って、ぼくとマリーとアイリスは、オタクの発作を発症した。
「生ハルルンよっ。いいわよ、いいわよ」
「スマホ、なんでスマホがないんだっ」
「心のシャッターを切るのよっ、クロウ様、マリーっ!!」
その、転生オタク三人衆を見て。陛下もシオンもベルナルドもカッツェも、ドン引きだった。
まぁ、仕方がないね。わかる人だけがわかるやつです。
「と、とりあえず。衣装は気に入ってもらえましたか?」
気を取り直して、ぼくは、三人の御令嬢に聞いた。
マリーはまだ、アワアワしているけど。アイリスが答えてくれた。
「気に入らないわけ、ありませんわ? クロウ様。それに、恐れながら、殿下とおそろいの衣装を着用できるなんて、光栄ですし。一生の思い出になりますわよ?」
「クロウ、このドレス、すっごく可愛いわ? それに、国一番のドレス職人、クロウ・エイデンのドレスは、それだけでもう、プレミアなのですもの。早く、みんなに見せびらかしたいわぁ」
「はしたないですわよ、殿下。もっとエレガントに、お見せして差し上げるのです。ね?」
キャッキャしているシャーロットを、教育係的な感じで、アイリスがたしなめるが。
ふたりとも、新着衣装に、心を踊らせているのはわかる。
華やかな笑顔の御令嬢方を見れば、ぼくも嬉しくなりますよ。
ちなみに、殿下のエスコートは、シオンが。
アイリスは、アルフレドが。
マリーは、ベルナルドが務めることになっており。
カッツェは、陛下とぼくの護衛につくんだって。
カッツェは卒業生でもあり、主役なのだから、パーティを楽しんでもいいと言ったのだけど。
「私は陛下とクロウ様の護衛を目指しているので。最後まで、その栄誉をお与えください」
なんて、あっつい目を向けて、言うから。
そうですかぁ? となったのです。
まぁ、適度に楽しんでもいいよ?
「細かいサイズ直しなんかは、お針子さんに言って、直してもらってくださいね?」
ぼくの言葉に、彼女たちは、はーいと返事をして。お店から派遣してもらったお針子さんたちと、楽しそうに話をしている。
それで、パーティに向けて。卒業に向けて。準備を進めていた、そのとき。
しばらくナリをひそめていた、主人公ちゃんⅡが。みんながいる教室に入ってきたのだった。
七月に入って、卒業の見込みが立ったぼくは。
あとは、一学期の終わりに開かれる、学園の式典、ダンスパーティーを残すだけになった。
いやぁ、卒業できそうで、良かったです。
剣術の単位を落とすことになり、一時は、陛下とともに卒業できないかもしれない、と。
結婚式までに、卒業できないか、と思って。落ち込んだけれど。
魔法で、陛下をお守り出来ると証明できたことで、おまけで及第点をいただけました。ホッと、ひと安心。
これからは、より一層、魔法に磨きをかけなければなりません。
誰も、陛下に指一本触れさせませんよぉ?
それで、式典のダンスパーティーは。
本来は、一学期修了おめでとう、の打ち上げの意味合いが強いものだが。
今回は、特別編入の、陛下とぼく。そして、いち早く教育課程を修了した、ベルナルドやカッツェ、その他数名の、卒業記念パーティーも兼ねている。
これはイレギュラーなことで。今年の学園生は、優秀な生徒を多く輩出した、ということでもあるのだ。すごいですね。
学校で学ぶことが、ひと段落ついたとはいえ。ぼくは、やることが満載です。
今日は、その手始めですよ。
放課後、ある教室のひとつを借りて。ぼくは。以前世話になっていた仕立て屋の女性店員を、数名お借りして。御令嬢方の着付けを手伝ってもらった。
シャーロット殿下と、アイリスと、マリーのドレスを、作っちゃった。
以前、学園に入る前に、暇だったとき。ちょっと、アイリスのドレスを作ったことがあったのだけど。
それは、またの機会にして。
せっかく、仲良し三人組になったのだから。ちょっと趣向を変えてみたくなったのだ。
お針子さんが、廊下で待っていた男性陣に声をかけてくれたので。ぼくらは、教室に入った。
そこには、きらびやかなドレスを着つけた、可愛らしいお三方がいます。
シャーロットは、金の髪が映える、真っ赤なドレス。
アイリスは、瞳の色に合わせたベビーピンクのドレス。
マリーは、おとなしやかな印象の、青紫色のドレスだ。
でも、仕掛けは、これだけじゃないのです。
「く、く、く、クロウ様っ。これは、魔女っ娘ハルルンのコスデザインじゃございませんの?」
目をグルグルさせたマリーが、ぼくに聞いてきた。
そう。前世で大人気だった、魔女っ娘ハルルンというアニメのコスプレなのです。
ハルルンは、ミニスカートだけど。それを、ロングドレスに改良した感じです。
魔女っ娘ハルルンは、主人公のハルナが、友達ふたりと力を合わせて悪を叩くという、勧善懲悪、魔女っ娘アニメだった。
その、メインキャラの色合いが、赤、ピンク、青紫で。前面のツタ柄の刺繍と、お尻側にΩ型のボリューミーなフリルがついているのが、衣装の特徴です。
Ωの部分は、メイン生地とシフォン生地を重ね合わせて、ブリブリでありながら重く見えないようにしてあります。
これは、巴と静にも作ったことがあるので。楽勝なのです。
「あ、わかりますぅ? マリーもご存知でしたか?」
「ご存知もなにも、私のバイブルですもの。このお尻のヒラヒラが超可愛かったものね? いやぁぁ、この年で、ハルルンのコスプレとか、お恥ずかしいぃい。けど。今は十四歳だったわ。やだぁ、イけるじゃない? 私ぃ」
「はい。可愛らしくて、お似合いですよ? マリー」
にっこりと笑って言うと。マリーは、はわわ。となった。
「私が監修した、アイキンの世界が、まんま見られるだけでも贅沢だと思っていたのに。そのキャラに、か、か、可愛らしいと言われる日が来るなんてっ。つか、2・5次元は、あまり得意じゃなかったけど。この世界のリアルは完成度が高くて、キエーーーッ、発狂しそうよっ」
「いや、発狂はおさえてくださいね、先生」
「つか、アイリスッ。シャーロット様が、ハルルンにそっくりよっ?」
「えぇ、お任せください」
ぼくとマリーが話している間に、アイリスはなにやら、シャーロットの髪をポニーテールに結わえ。仁王立ちで腰に手を当て、顔だけ振り向くように、殿下に指示している。
大きく開いた背中のラインを見せつけ、フリルを主張するように腰を突き出す、こ、このポーズはっ?
「君のために、悪を退治。魔女っ娘ハルルン、こーーーーりんっ」
「「「ひぇぇぇぇぇっ」」」
シャーロットがハルルンの決め台詞を言って、ぼくとマリーとアイリスは、オタクの発作を発症した。
「生ハルルンよっ。いいわよ、いいわよ」
「スマホ、なんでスマホがないんだっ」
「心のシャッターを切るのよっ、クロウ様、マリーっ!!」
その、転生オタク三人衆を見て。陛下もシオンもベルナルドもカッツェも、ドン引きだった。
まぁ、仕方がないね。わかる人だけがわかるやつです。
「と、とりあえず。衣装は気に入ってもらえましたか?」
気を取り直して、ぼくは、三人の御令嬢に聞いた。
マリーはまだ、アワアワしているけど。アイリスが答えてくれた。
「気に入らないわけ、ありませんわ? クロウ様。それに、恐れながら、殿下とおそろいの衣装を着用できるなんて、光栄ですし。一生の思い出になりますわよ?」
「クロウ、このドレス、すっごく可愛いわ? それに、国一番のドレス職人、クロウ・エイデンのドレスは、それだけでもう、プレミアなのですもの。早く、みんなに見せびらかしたいわぁ」
「はしたないですわよ、殿下。もっとエレガントに、お見せして差し上げるのです。ね?」
キャッキャしているシャーロットを、教育係的な感じで、アイリスがたしなめるが。
ふたりとも、新着衣装に、心を踊らせているのはわかる。
華やかな笑顔の御令嬢方を見れば、ぼくも嬉しくなりますよ。
ちなみに、殿下のエスコートは、シオンが。
アイリスは、アルフレドが。
マリーは、ベルナルドが務めることになっており。
カッツェは、陛下とぼくの護衛につくんだって。
カッツェは卒業生でもあり、主役なのだから、パーティを楽しんでもいいと言ったのだけど。
「私は陛下とクロウ様の護衛を目指しているので。最後まで、その栄誉をお与えください」
なんて、あっつい目を向けて、言うから。
そうですかぁ? となったのです。
まぁ、適度に楽しんでもいいよ?
「細かいサイズ直しなんかは、お針子さんに言って、直してもらってくださいね?」
ぼくの言葉に、彼女たちは、はーいと返事をして。お店から派遣してもらったお針子さんたちと、楽しそうに話をしている。
それで、パーティに向けて。卒業に向けて。準備を進めていた、そのとき。
しばらくナリをひそめていた、主人公ちゃんⅡが。みんながいる教室に入ってきたのだった。
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