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竜人族の島
竜人、乱戦、くっころ
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───〔side ソラ〕───
退屈だ。
正直エジダイハンの事には興味は無かった。
理由、ご飯が美味しくなさそう。
実際はメルドガルビルの屋敷の半竜人さん達の作るご飯が美味しかったからそこそこ満足しているけど。
正直竜人族なんて放っておけば良いのにと思う。
大陸側に攻めてきたら滅ぼせば良いんじゃないかとすら思っている。
人を食べる様な生き物と仲良くは出来ない。「食べちゃいたいくらいカワイイ、いただきまーす!」とか言われても困る。
今はメルドガルビルの町の大通りで籠城中。ミナとレアは別行動だ。レアがしっかりしているから大丈夫だろうけど、ミナ大丈夫かな?また無自覚に色々やらかしてなければいいけど。
「敵が来たぞー!!」
「港方面、フェヴェスが20!」
「私達の出番ね」
「いってらー」
リオとネネとハナが迎撃に行く。
私は行ってもあまり役には立たないから通りの中で待機だ。
私はユキ、テュケ、マサキと地上戦力の撃退が役割だ。
ハルバードを肩に背負ってボンヤリと空を見上げる。
…良い天気。お昼寝したいなぁ。
「ソラ、いつになくやる気がなさそうだな」
「さんを付けろよデコ助野郎」
「え?」
「何でもない」
言って見たかっただけ。テュケ位にしか言えないし。
「それで、ソラは戦いたくないのか?」
「んーめんどい。テュケは楽しそう」
「今回の相手は個人性能が高いからな。集団戦闘の勉強にもなるし」
マサキに似てきたかも。
「ミナは戦うの好きじゃないよ」
「尚更だよ。俺が替わりに戦えばねーちゃんは戦わなくて済むだろ」
「ん、実力不足」
「分かってるよ!だから色んな戦いを経験して強くなるんだ!」
そう言うとテュケは行ってしまった。不快にさせちゃったかな?
「敵が動いたぞ!ハウトの戦士だ!」
ようやく出番だ。さっさと終わらせてしまおう。
ある程度引き付けてから私達は全面に展開してハウトを迎え撃つ事になっていた。
今までの戦闘は私達は殆どやる事はなく、竜人族同士の削り合いを見ているだけだった。
なので少しは暴れたい。
「よし、前衛お願いします!」
帝国の…マサルだったかな?彼の号令で全員が飛び出していく。
私は真正面に走る。
ハウトの戦士を先頭に、色んな氏族が入り混じった部隊が迫ってくる。
剣や剣槍や斧槍を振りかざして迫ってくる姿は迫力満点だ。でも迫力だけじゃ勝てないよ。
私は無造作にハルバードを真横にスイングする。
勘のいい数人の竜人族は咄嗟に攻撃を避けたけど、7人は確実に巻き込んでいた。
血飛沫を上げて倒れていく。
掠っただけでも致命傷になりそうなくらいスゴい武器だからね。ミナの作ったハルバードは。
次々とやってくる竜人族達。100人以上は居るんじゃないかな。レアの予想だと部隊の大半はミナ達のいる部隊を追いかけて移動するって言ってけど、作戦は失敗だったのかな?
考え事をしながらも襲いかかってくる竜人族を薙ぎ倒していく。
「貴様、私と戦え!」
「ん、どこからでも」
目の前に現れたのは白い鱗を持つ大柄で翼の生えた竜人族。大剣に大盾を持っている。
この部隊の指揮官かな?
突進してくる白いハウトの戦士を真正面から受け止めて弾き返す。
「その身体で私と互角か…面白い!」
私は全然面白くないんだよ。
そういえば盾を持ってる竜人族って初めて見たかも。どいつもこいつも力にものを言わせて大型武器を振り回しているだけだったからちょっと新鮮。
その新鮮さに免じて真面目に相手をしてやろう。
ーーーー
まあ、呆気なかったんだけど。
一撃目で大剣を破壊。二撃目で盾を破壊して石突きで鎧の真ん中に穴を開けたら倒れちゃった。
「もう終わり?」
「化け物め…」
そう言うセリフは鏡を見てから言うんだよ?
「名前は?」
「名乗るつもりはない」
「この部隊の指揮官じゃないの?」
「知らん!」
強情だなぁ。
「仕方ない、もう少し痛い思いをさせてみようか」
「くっ……殺せ!」
「おーくっころキター」
「?」
竜人族だし男か女か分からないけど、くっころセリフに免じて痛めつけるのはやめておいてあげよう。
「お前を捕虜とする」
竜人族には捕虜とか意味ないかも知れないけど一応連れて行く。抵抗するかと思ったけど、意外に素直に従ってくれた。
「ソラ、その竜人族はどうしたの?」
フェヴェスの迎撃が終わって戻ってきたリオが聞いてくる。
「ん、捕虜にした。名前は教えてくれなかったからクッコロハウトと呼ぶといい」
事情を説明したらリオは吹き出していた。
「ところでくっころって何?」
お兄ちゃんに聞いても詳しく教えてくれなかったんだよ。
退屈だ。
正直エジダイハンの事には興味は無かった。
理由、ご飯が美味しくなさそう。
実際はメルドガルビルの屋敷の半竜人さん達の作るご飯が美味しかったからそこそこ満足しているけど。
正直竜人族なんて放っておけば良いのにと思う。
大陸側に攻めてきたら滅ぼせば良いんじゃないかとすら思っている。
人を食べる様な生き物と仲良くは出来ない。「食べちゃいたいくらいカワイイ、いただきまーす!」とか言われても困る。
今はメルドガルビルの町の大通りで籠城中。ミナとレアは別行動だ。レアがしっかりしているから大丈夫だろうけど、ミナ大丈夫かな?また無自覚に色々やらかしてなければいいけど。
「敵が来たぞー!!」
「港方面、フェヴェスが20!」
「私達の出番ね」
「いってらー」
リオとネネとハナが迎撃に行く。
私は行ってもあまり役には立たないから通りの中で待機だ。
私はユキ、テュケ、マサキと地上戦力の撃退が役割だ。
ハルバードを肩に背負ってボンヤリと空を見上げる。
…良い天気。お昼寝したいなぁ。
「ソラ、いつになくやる気がなさそうだな」
「さんを付けろよデコ助野郎」
「え?」
「何でもない」
言って見たかっただけ。テュケ位にしか言えないし。
「それで、ソラは戦いたくないのか?」
「んーめんどい。テュケは楽しそう」
「今回の相手は個人性能が高いからな。集団戦闘の勉強にもなるし」
マサキに似てきたかも。
「ミナは戦うの好きじゃないよ」
「尚更だよ。俺が替わりに戦えばねーちゃんは戦わなくて済むだろ」
「ん、実力不足」
「分かってるよ!だから色んな戦いを経験して強くなるんだ!」
そう言うとテュケは行ってしまった。不快にさせちゃったかな?
「敵が動いたぞ!ハウトの戦士だ!」
ようやく出番だ。さっさと終わらせてしまおう。
ある程度引き付けてから私達は全面に展開してハウトを迎え撃つ事になっていた。
今までの戦闘は私達は殆どやる事はなく、竜人族同士の削り合いを見ているだけだった。
なので少しは暴れたい。
「よし、前衛お願いします!」
帝国の…マサルだったかな?彼の号令で全員が飛び出していく。
私は真正面に走る。
ハウトの戦士を先頭に、色んな氏族が入り混じった部隊が迫ってくる。
剣や剣槍や斧槍を振りかざして迫ってくる姿は迫力満点だ。でも迫力だけじゃ勝てないよ。
私は無造作にハルバードを真横にスイングする。
勘のいい数人の竜人族は咄嗟に攻撃を避けたけど、7人は確実に巻き込んでいた。
血飛沫を上げて倒れていく。
掠っただけでも致命傷になりそうなくらいスゴい武器だからね。ミナの作ったハルバードは。
次々とやってくる竜人族達。100人以上は居るんじゃないかな。レアの予想だと部隊の大半はミナ達のいる部隊を追いかけて移動するって言ってけど、作戦は失敗だったのかな?
考え事をしながらも襲いかかってくる竜人族を薙ぎ倒していく。
「貴様、私と戦え!」
「ん、どこからでも」
目の前に現れたのは白い鱗を持つ大柄で翼の生えた竜人族。大剣に大盾を持っている。
この部隊の指揮官かな?
突進してくる白いハウトの戦士を真正面から受け止めて弾き返す。
「その身体で私と互角か…面白い!」
私は全然面白くないんだよ。
そういえば盾を持ってる竜人族って初めて見たかも。どいつもこいつも力にものを言わせて大型武器を振り回しているだけだったからちょっと新鮮。
その新鮮さに免じて真面目に相手をしてやろう。
ーーーー
まあ、呆気なかったんだけど。
一撃目で大剣を破壊。二撃目で盾を破壊して石突きで鎧の真ん中に穴を開けたら倒れちゃった。
「もう終わり?」
「化け物め…」
そう言うセリフは鏡を見てから言うんだよ?
「名前は?」
「名乗るつもりはない」
「この部隊の指揮官じゃないの?」
「知らん!」
強情だなぁ。
「仕方ない、もう少し痛い思いをさせてみようか」
「くっ……殺せ!」
「おーくっころキター」
「?」
竜人族だし男か女か分からないけど、くっころセリフに免じて痛めつけるのはやめておいてあげよう。
「お前を捕虜とする」
竜人族には捕虜とか意味ないかも知れないけど一応連れて行く。抵抗するかと思ったけど、意外に素直に従ってくれた。
「ソラ、その竜人族はどうしたの?」
フェヴェスの迎撃が終わって戻ってきたリオが聞いてくる。
「ん、捕虜にした。名前は教えてくれなかったからクッコロハウトと呼ぶといい」
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「ところでくっころって何?」
お兄ちゃんに聞いても詳しく教えてくれなかったんだよ。
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