322 / 763
竜人族の島
思惑
しおりを挟む
次の日の夜までは特にやる事もなく屋敷の中でのんびりしたり、交代で家に帰ったりして時間を過ごした。
そして夜。
夕食を終えていよいよ屋敷の大広間で会談が行われる。
席に着いているのはメルドガルビルさんとグルーンハウトさんと町長と言われるガルビル氏の竜人族。帝国側はレアさんと文官の人達が。そして何故か私も座らされている。
私は護衛役なんだけど。
「我々は交渉ごとが苦手でな、率直に貴国の目的を伺おうか。」
メルドガルビルさんは穏やかに喋り始める。
「はい。私達はこちらで採れるアダマンタイトを求めます。」
「そちらは何を提供できるのかね?」
「人的資源と魔工学技術以外ならある程度は皇帝陛下から裁量権をいただいています。」
「分かった。それではアダマンタイトの取引は金でやり取りをしようではないか。それで如何かな?」
「ありがとうございます。」
「それでは具体的な取引について話して参りましょう……」
スムーズに話が進んでいて安心する。
それで、私はなんでここに座ってるんだろう?
ーーーー
「次の話をさせていただこう。」
取引内容がまとまって会談は終わりかと思ったらメルドガルビルさんの方から話を切り出した。
なんだろう?
「このエジダイハンという国は6の氏族が取りまとめているのは知っておりますな?我らはその中でも1番勢力の弱いガルビルである。」
メルドガルビルさんはエジダイハンの構成について話し始めた。
最大勢力はハウト氏。個体数は少ないものの圧倒的な戦闘力と統治能力で勢力を拡大して他の5氏族を従えている。
その他4氏族もハウト氏に従いエジダイハンを構成しているということを説明してくれた。
4氏族?ガルビル氏は従っていないの…?
「知っての通り竜人族は人間を劣等種として見ており、隷属化は当然の様に行い食料にすらしている。」
…ここのご飯に使われていたりしないよね?
「安心せい。我らガルビルは人間を食ったりはせん。この町では禁止しておるのだ。」
私の方を見て言うメルドガルビルさん。
顔に出てたかな?
「このエジダイハンには人間の勢力もあるのは知っているかな?」
「はい。」
「私はその勢力に加担している。」
え?メルドガルビルさんが人間の勢力に加担?
「それは何故……?」
レアさんも驚いている。文官の人達も書く手を止めてメルドガルビルさんを見ていた。
「エジダイハンは今のままでは滅亡する。」
「滅亡ですか。」
「人間を食料にしている時点でこの未来は確定だ。」
メルドガルビルさんは話を続ける。
そもそもエジダイハンの竜人族は人間を隷属する事はあっても食料にする事はなかったらしい。
彼らは基本的に肉しか食べる事はないらしく、狩猟によって食糧を得ていた。
竜人族は増え続け、狩猟による食料確保はギリギリだったらしく、ある年天変地異が相次ぎ山の獣が激減、たちまち食糧難に陥って人間を食料にし始めた。
過去の世界の竜人族達とは経緯が違うみたいだね。
「我らは竜人族が人間よりも劣っているとは思えんが、勝てないものもある。魔力と知恵だ。」
メルドガルビルさんは、高い魔力と知力をもつ人間と半竜人族とは共生していかなくては未来はないと語る。
「共生、隷属ではなく対等に生きていくという事ですか?」
レアさんがメルドガルビルさんに聞く。
「そうだ。」
「今も尚、他国から人間を買い付けてまで隷属しているあなた達に本当にそれができるでしょうか?」
レアさんの口調は冷たく厳しいものだった。一呼吸置いてからメルドガルビルさんが話し出す。
「この町におる者は皆、奴隷紋を使っておらん。首輪を外せば自由の身だ。実際外して逃げ出す者も跡を立たない。他国から連れて来ているのは、それがハウトの命令だからだ。途中でかなりの数を減らしてしまうがね。」
だから脱走しても追わないんだ。
リアードから連れてきた奴隷達も、全員を届けずにどこかで人間の勢力に引き渡して戦力補強をしていたらしい。
「無論、今のままでは共生など不可能。よって我らは6氏族体勢から脱却し、エジダイハンを作り変えるつもりだ。」
つまりは反乱を起こすと言う事だね。
「ここからは相談だ、ミナ殿。」
あー…それで私はここに座らされていたんだ。
「我らに力を貸してはもらえんか?」
真っ直ぐこちらを見ながら聞いてくるメルドガルビルさん。全員が私を見ていた。
「私はレア皇女の護衛でここにいます。任務を放棄する事は出来ません。」
会談は終わったし《テレポート》で送り返せば任務完了なんだけど。
「ふむ……確かに。」
「少しミナさん達と話をさせていただけませんか?」
「勿論だ。ただし屋敷からは出ないでくだされ。」
レアさんの提案を了承してくれるメルドガルビルさん。
私達は別室に移動した。
「ミナさんはエジダイハンについてどう思いますか?」
「私はメルドガルビルさんの言う事は良い事だと思います。ここで虐げられている人達も出来れば助けられればと。」
レアさんに聞かれて素直に答える。
「それならば協力してみるのはどうでしょうか?勿論私も手伝います。」
「報酬を貰えば立派な依頼だ。仕事の達成後なら受けても問題は無いね。」
ウェスターさんが補足してくれる。
「私も賛成よ。どうやらメルドガルビルはもう動き始めているみたい。これが失敗したらここの人達も手を結んでいる人間の勢力も壊滅するわ。」
リオさん達は私達が町の様子を見に行っている間に色々調べてくれていたんだね。
全員メルドガルビルさんの要請に応じると言う事で一致した。
大広間に戻り、私達の答えを話すとメルドガルビルさんは目を細めて喜んでいた。
「本当に助かる。報酬は何を用意すれば良いだろうか?」
「私達もアダマンタイトでいいですよ。」
色々調べてみたいし。合金にしたらもっと良いものが作れそう。
「私も協力させてもらいます。食糧事情の改善や戦闘の際に知恵を貸す事ができると思いますので。」
レアさんが食糧難に対して提案したのは畜産だ。本国でもやってきた事なので成功させられると言う。
私達はこの国を救う為の依頼を受けることにした。
そして夜。
夕食を終えていよいよ屋敷の大広間で会談が行われる。
席に着いているのはメルドガルビルさんとグルーンハウトさんと町長と言われるガルビル氏の竜人族。帝国側はレアさんと文官の人達が。そして何故か私も座らされている。
私は護衛役なんだけど。
「我々は交渉ごとが苦手でな、率直に貴国の目的を伺おうか。」
メルドガルビルさんは穏やかに喋り始める。
「はい。私達はこちらで採れるアダマンタイトを求めます。」
「そちらは何を提供できるのかね?」
「人的資源と魔工学技術以外ならある程度は皇帝陛下から裁量権をいただいています。」
「分かった。それではアダマンタイトの取引は金でやり取りをしようではないか。それで如何かな?」
「ありがとうございます。」
「それでは具体的な取引について話して参りましょう……」
スムーズに話が進んでいて安心する。
それで、私はなんでここに座ってるんだろう?
ーーーー
「次の話をさせていただこう。」
取引内容がまとまって会談は終わりかと思ったらメルドガルビルさんの方から話を切り出した。
なんだろう?
「このエジダイハンという国は6の氏族が取りまとめているのは知っておりますな?我らはその中でも1番勢力の弱いガルビルである。」
メルドガルビルさんはエジダイハンの構成について話し始めた。
最大勢力はハウト氏。個体数は少ないものの圧倒的な戦闘力と統治能力で勢力を拡大して他の5氏族を従えている。
その他4氏族もハウト氏に従いエジダイハンを構成しているということを説明してくれた。
4氏族?ガルビル氏は従っていないの…?
「知っての通り竜人族は人間を劣等種として見ており、隷属化は当然の様に行い食料にすらしている。」
…ここのご飯に使われていたりしないよね?
「安心せい。我らガルビルは人間を食ったりはせん。この町では禁止しておるのだ。」
私の方を見て言うメルドガルビルさん。
顔に出てたかな?
「このエジダイハンには人間の勢力もあるのは知っているかな?」
「はい。」
「私はその勢力に加担している。」
え?メルドガルビルさんが人間の勢力に加担?
「それは何故……?」
レアさんも驚いている。文官の人達も書く手を止めてメルドガルビルさんを見ていた。
「エジダイハンは今のままでは滅亡する。」
「滅亡ですか。」
「人間を食料にしている時点でこの未来は確定だ。」
メルドガルビルさんは話を続ける。
そもそもエジダイハンの竜人族は人間を隷属する事はあっても食料にする事はなかったらしい。
彼らは基本的に肉しか食べる事はないらしく、狩猟によって食糧を得ていた。
竜人族は増え続け、狩猟による食料確保はギリギリだったらしく、ある年天変地異が相次ぎ山の獣が激減、たちまち食糧難に陥って人間を食料にし始めた。
過去の世界の竜人族達とは経緯が違うみたいだね。
「我らは竜人族が人間よりも劣っているとは思えんが、勝てないものもある。魔力と知恵だ。」
メルドガルビルさんは、高い魔力と知力をもつ人間と半竜人族とは共生していかなくては未来はないと語る。
「共生、隷属ではなく対等に生きていくという事ですか?」
レアさんがメルドガルビルさんに聞く。
「そうだ。」
「今も尚、他国から人間を買い付けてまで隷属しているあなた達に本当にそれができるでしょうか?」
レアさんの口調は冷たく厳しいものだった。一呼吸置いてからメルドガルビルさんが話し出す。
「この町におる者は皆、奴隷紋を使っておらん。首輪を外せば自由の身だ。実際外して逃げ出す者も跡を立たない。他国から連れて来ているのは、それがハウトの命令だからだ。途中でかなりの数を減らしてしまうがね。」
だから脱走しても追わないんだ。
リアードから連れてきた奴隷達も、全員を届けずにどこかで人間の勢力に引き渡して戦力補強をしていたらしい。
「無論、今のままでは共生など不可能。よって我らは6氏族体勢から脱却し、エジダイハンを作り変えるつもりだ。」
つまりは反乱を起こすと言う事だね。
「ここからは相談だ、ミナ殿。」
あー…それで私はここに座らされていたんだ。
「我らに力を貸してはもらえんか?」
真っ直ぐこちらを見ながら聞いてくるメルドガルビルさん。全員が私を見ていた。
「私はレア皇女の護衛でここにいます。任務を放棄する事は出来ません。」
会談は終わったし《テレポート》で送り返せば任務完了なんだけど。
「ふむ……確かに。」
「少しミナさん達と話をさせていただけませんか?」
「勿論だ。ただし屋敷からは出ないでくだされ。」
レアさんの提案を了承してくれるメルドガルビルさん。
私達は別室に移動した。
「ミナさんはエジダイハンについてどう思いますか?」
「私はメルドガルビルさんの言う事は良い事だと思います。ここで虐げられている人達も出来れば助けられればと。」
レアさんに聞かれて素直に答える。
「それならば協力してみるのはどうでしょうか?勿論私も手伝います。」
「報酬を貰えば立派な依頼だ。仕事の達成後なら受けても問題は無いね。」
ウェスターさんが補足してくれる。
「私も賛成よ。どうやらメルドガルビルはもう動き始めているみたい。これが失敗したらここの人達も手を結んでいる人間の勢力も壊滅するわ。」
リオさん達は私達が町の様子を見に行っている間に色々調べてくれていたんだね。
全員メルドガルビルさんの要請に応じると言う事で一致した。
大広間に戻り、私達の答えを話すとメルドガルビルさんは目を細めて喜んでいた。
「本当に助かる。報酬は何を用意すれば良いだろうか?」
「私達もアダマンタイトでいいですよ。」
色々調べてみたいし。合金にしたらもっと良いものが作れそう。
「私も協力させてもらいます。食糧事情の改善や戦闘の際に知恵を貸す事ができると思いますので。」
レアさんが食糧難に対して提案したのは畜産だ。本国でもやってきた事なので成功させられると言う。
私達はこの国を救う為の依頼を受けることにした。
3
お気に入りに追加
3,735
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
王子は婚約破棄をし、令嬢は自害したそうです。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「アリシア・レッドライア! おまえとの婚約を破棄する!」
公爵令嬢アリシアは王子の言葉に微笑んだ。「殿下、美しい夢をありがとうございました」そして己の胸にナイフを突き立てた。
血に染まったパーティ会場は、王子にとって一生忘れられない景色となった。冤罪によって婚約者を自害させた愚王として生きていくことになる。
「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。
亜綺羅もも
ファンタジー
旧題:「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。今更戻って来いと言われても旦那が許してくれません!
いきなり異世界に召喚された江藤里奈(18)。
突然のことに戸惑っていたが、彼女と一緒に召喚された結城姫奈の顔を見て愕然とする。
里奈は姫奈にイジメられて引きこもりをしていたのだ。
そんな二人と同じく召喚された下柳勝也。
三人はメロディア国王から魔族王を倒してほしいと相談される。
だがその話し合いの最中、里奈のことをとことんまでバカにする姫奈。
とうとう周囲の人間も里奈のことをバカにし始め、極めつけには彼女のスキルが【マイホーム】という名前だったことで完全に見下されるのであった。
いたたまれなくなった里奈はその場を飛び出し、目的もなく町の外を歩く。
町の住人が近寄ってはいけないという崖があり、里奈はそこに行きついた時、不意に落下してしまう。
落下した先には邪龍ヴォイドドラゴンがおり、彼は里奈のことを助けてくれる。
そこからどうするか迷っていた里奈は、スキルである【マイホーム】を使用してみることにした。
すると【マイホーム】にはとんでもない能力が秘められていることが判明し、彼女の人生が大きく変化していくのであった。
ヴォイドドラゴンは里奈からイドというあだ名をつけられ彼女と一緒に生活をし、そして里奈の旦那となる。
姫奈は冒険に出るも、自身の力を過信しすぎて大ピンチに陥っていた。
そんなある日、現在の里奈の話を聞いた姫奈は、彼女のもとに押しかけるのであった……
これは里奈がイドとのんびり幸せに暮らしていく、そんな物語。
※ざまぁまで時間かかります。
ファンタジー部門ランキング一位
HOTランキング 一位
総合ランキング一位
ありがとうございます!
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。