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ダンジョン攻略
食べ歩きと巡回
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次の日にはエスペランサに帰ってきた。
何だか人が増えている気がする。メリッサさんに確認したらリアード側から商人や仕事を求めて移動してきた人、冒険者も大量にやって来たらしい。
「受け入れで大忙しです。それから人の大量流入から治安の悪化もしてきております。申し訳ありません。」
「メリッサさんが謝る事はないですよ。よく対応してしてくださってありがとうございます。」
申し訳なさそうに言うメリッサさんに声を掛けておく。私達がやらなくちゃいけない事を代わりにやってくれているのだから、逆にこっちが申し訳ないよ。
「我が眷属を増やしましょう。」
オル君が人の姿で警備に特化できる竜を増やしてくれると言ってくれた。
「一つだけ気になる事があります。問題を意図的に起こしている者が見受けられます。貴族達の手の者かも知れません。」
あの人達かぁ…。
「本当に邪魔しに来ているだけなら捕まえて依頼主を吐かせて纏めて排除出来るわね。」
リオさんが悪い顔をしている。
「攻略で忙しい時にまた厄介な事を…。」
ルーティアさんも不快みたい。
「今日は一日休養で、明日からアタックしたいと思いますけどどうでしょう?」
全員賛成してくれた。
「ダンジョンに潜るのは禁止しないが、サチのダンジョンには行かない事。」
ルーティアさんが付け加えてくれる。
人が増えて宿の確保が難しくなってきたので全員で代官の館に止めさせてもらう事になった。
「さて、今日は何をしようか?」
いつも通り4人部屋にしてもらって、リオさんがみんなに聞いてくる。
「食べ歩き!」
「明日からダンジョンですし、美味しいものを食べに行くのいいですね。」
「私も賛成です。」
町の散策と食べ歩きをする事になった。
「テュケ君も誘っていい?クラースさんも。」
「いいよー。」
「ウェスターさんは誘わなくていいですか?」
「誘わなくていいわよ。むしろ何で私に聞くのよ?」
だって、仲良さそうだったし最近ちょっと仲悪くなっちゃったし。
「変な気を使わない!むしろミナは自分の常識をもう少しどうにかしなさい!」
「は、はい。」
何か怒られた。
ーーーー
テュケ君とクラースさんを誘って、町に出掛ける。因みにウェスターさんは既に部屋にいなかった。
大通りの空き家になっていた所はもう殆ど人が入っていて、早い所はもうお店として開店していた。露店もかなり増えている。
「おおー!!美味しそうなお店がいっぱい!」
匂いにつられてソラちゃんは駆けていく。まあ、この町なら多分大丈夫だよね。
定番のボアの串焼きを食べて、中華まんのようなものを食べたりしていたらお腹がいっぱいになっちゃった。
ソラちゃんは一つのお店で二人分以上を食べて次々とお店を梯子している。
「相変わらずスゴい食欲ね…。」
「お腹壊したりしないのかな?」
「今まで大丈夫でしたし多分問題ないと思いますけど…夕飯は食べれるのでしょうか?」
多分大丈夫だと思うよ。ソラちゃんが出された物を残した事はないからね。
って、ソラちゃんの姿が見えない。どこに行っちゃったんだろう?
「何だぁ?俺はこの店に粗悪品を売りつけられたから文句を言ってるだけだろうが!」
「なら言葉で語ればいい。」
「うるせぇ!ガキが口出しするんじゃあねぇ!」
ソラちゃんがガラの悪そうな男と揉めている。あ…男の人がソラちゃんを突き飛ばそうとして逆に壁に叩きつけられてる。
生きてるかな?
…まだ生きてるね。良かった。
とりあえず回復魔法を掛けておいてお店の人に事情を聞く。
どうやら店先で物を壊して文句を言ってきたらしい。
「最近こう言う人が増えて来ているんですよ。」
「そうなんですか。警備を増やすように話しておきますね。」
話しているうちに警備役の地竜さんが来たので男を引き渡しておいた。
「これは良くないわね。ダンジョンは大丈夫かしら?」
「まだまだ時間はありますし見に行きますか?」
「そうだね。孤児院の子達も来ているし変なちょっかいを出されたくないから見に行ってみようか。」
全員の装備をインベントリから出して渡して、ダンジョンの1階層に入ってみる。
暫く周りを探索していたら、孤児院のチームに出会った。子供達の前に立つのは属性竜王の2人、火の竜王と雷の竜王だ。さらにその前には見知らぬ冒険者が3人のびていた。
「不届きものめ。ミナ様の庇護下の子達に手を出そうとはな。ここで消炭になるがいい!」
「ちょっと!待ってください!」
「やめなさい馬鹿者。」
私の制止の声とほぼ同時にウルちゃんが声を発した男性、火の竜王さんを猫パンチで地面にめり込ませていた。
「軽々しく人を殺めるなと言ったではないですか。」
「うぐっ…!申し訳ありません…」
ウルちゃんにも少しずつ常識が備わって来たのかな?
…もう少し竜王さんに優しくしてあげてね。
「しかしコイツはあろう事かミナ様の庇護下の少女に手を出そうとしてきたのです。」
「死刑。」「…死刑ね。」「死刑ですね。」
リオさんソラちゃんユキさんがほぼ同時に言う。
「ダメですよ!危害を加えようとした事については冒険者ギルドでしっかりと罰を与えてもらいますから。」
その場での処刑が容認されそうだったので慌ててその場にいるみんなに私から告げる。
「ミナ様の仰せのままに。」
属性竜王の2人は跪いて一礼すると、雷の竜王さんが3人を纏めて掴んで引きずっていく。
「ギルドに連行して来ます。引率を宜しく。」
「ああ、任せておけ。」
短くやり取りをする竜王2人。
「ミナさま、私達は全然平気だったんですよ。」
「そうですよ。だってあの冒険者達、オレ達より弱かったし。」
「構うだけ無駄だと思ったから無視してたんだけど怯えているんだと勘違いされちゃって。」
…今の人達より強くなっちゃったんだ?
「うん。でもああいう人にはハッキリ嫌だって伝えた方がいいからね。」
「はい。気をつけます。」
「今度はガツンとやってやります!」
「私達がナメられるのはミナ様がナメられているのと同じだから!今度は私達でやります!」
「やらなくていいからね!引率の竜王さん達に任せてね!」
何かスゴく交戦的になってない?
「ところでみんなはレベルいくつになったの?」
「10です!」
何かスゴい速度で育ってるんだけど大丈夫?
何だか人が増えている気がする。メリッサさんに確認したらリアード側から商人や仕事を求めて移動してきた人、冒険者も大量にやって来たらしい。
「受け入れで大忙しです。それから人の大量流入から治安の悪化もしてきております。申し訳ありません。」
「メリッサさんが謝る事はないですよ。よく対応してしてくださってありがとうございます。」
申し訳なさそうに言うメリッサさんに声を掛けておく。私達がやらなくちゃいけない事を代わりにやってくれているのだから、逆にこっちが申し訳ないよ。
「我が眷属を増やしましょう。」
オル君が人の姿で警備に特化できる竜を増やしてくれると言ってくれた。
「一つだけ気になる事があります。問題を意図的に起こしている者が見受けられます。貴族達の手の者かも知れません。」
あの人達かぁ…。
「本当に邪魔しに来ているだけなら捕まえて依頼主を吐かせて纏めて排除出来るわね。」
リオさんが悪い顔をしている。
「攻略で忙しい時にまた厄介な事を…。」
ルーティアさんも不快みたい。
「今日は一日休養で、明日からアタックしたいと思いますけどどうでしょう?」
全員賛成してくれた。
「ダンジョンに潜るのは禁止しないが、サチのダンジョンには行かない事。」
ルーティアさんが付け加えてくれる。
人が増えて宿の確保が難しくなってきたので全員で代官の館に止めさせてもらう事になった。
「さて、今日は何をしようか?」
いつも通り4人部屋にしてもらって、リオさんがみんなに聞いてくる。
「食べ歩き!」
「明日からダンジョンですし、美味しいものを食べに行くのいいですね。」
「私も賛成です。」
町の散策と食べ歩きをする事になった。
「テュケ君も誘っていい?クラースさんも。」
「いいよー。」
「ウェスターさんは誘わなくていいですか?」
「誘わなくていいわよ。むしろ何で私に聞くのよ?」
だって、仲良さそうだったし最近ちょっと仲悪くなっちゃったし。
「変な気を使わない!むしろミナは自分の常識をもう少しどうにかしなさい!」
「は、はい。」
何か怒られた。
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テュケ君とクラースさんを誘って、町に出掛ける。因みにウェスターさんは既に部屋にいなかった。
大通りの空き家になっていた所はもう殆ど人が入っていて、早い所はもうお店として開店していた。露店もかなり増えている。
「おおー!!美味しそうなお店がいっぱい!」
匂いにつられてソラちゃんは駆けていく。まあ、この町なら多分大丈夫だよね。
定番のボアの串焼きを食べて、中華まんのようなものを食べたりしていたらお腹がいっぱいになっちゃった。
ソラちゃんは一つのお店で二人分以上を食べて次々とお店を梯子している。
「相変わらずスゴい食欲ね…。」
「お腹壊したりしないのかな?」
「今まで大丈夫でしたし多分問題ないと思いますけど…夕飯は食べれるのでしょうか?」
多分大丈夫だと思うよ。ソラちゃんが出された物を残した事はないからね。
って、ソラちゃんの姿が見えない。どこに行っちゃったんだろう?
「何だぁ?俺はこの店に粗悪品を売りつけられたから文句を言ってるだけだろうが!」
「なら言葉で語ればいい。」
「うるせぇ!ガキが口出しするんじゃあねぇ!」
ソラちゃんがガラの悪そうな男と揉めている。あ…男の人がソラちゃんを突き飛ばそうとして逆に壁に叩きつけられてる。
生きてるかな?
…まだ生きてるね。良かった。
とりあえず回復魔法を掛けておいてお店の人に事情を聞く。
どうやら店先で物を壊して文句を言ってきたらしい。
「最近こう言う人が増えて来ているんですよ。」
「そうなんですか。警備を増やすように話しておきますね。」
話しているうちに警備役の地竜さんが来たので男を引き渡しておいた。
「これは良くないわね。ダンジョンは大丈夫かしら?」
「まだまだ時間はありますし見に行きますか?」
「そうだね。孤児院の子達も来ているし変なちょっかいを出されたくないから見に行ってみようか。」
全員の装備をインベントリから出して渡して、ダンジョンの1階層に入ってみる。
暫く周りを探索していたら、孤児院のチームに出会った。子供達の前に立つのは属性竜王の2人、火の竜王と雷の竜王だ。さらにその前には見知らぬ冒険者が3人のびていた。
「不届きものめ。ミナ様の庇護下の子達に手を出そうとはな。ここで消炭になるがいい!」
「ちょっと!待ってください!」
「やめなさい馬鹿者。」
私の制止の声とほぼ同時にウルちゃんが声を発した男性、火の竜王さんを猫パンチで地面にめり込ませていた。
「軽々しく人を殺めるなと言ったではないですか。」
「うぐっ…!申し訳ありません…」
ウルちゃんにも少しずつ常識が備わって来たのかな?
…もう少し竜王さんに優しくしてあげてね。
「しかしコイツはあろう事かミナ様の庇護下の少女に手を出そうとしてきたのです。」
「死刑。」「…死刑ね。」「死刑ですね。」
リオさんソラちゃんユキさんがほぼ同時に言う。
「ダメですよ!危害を加えようとした事については冒険者ギルドでしっかりと罰を与えてもらいますから。」
その場での処刑が容認されそうだったので慌ててその場にいるみんなに私から告げる。
「ミナ様の仰せのままに。」
属性竜王の2人は跪いて一礼すると、雷の竜王さんが3人を纏めて掴んで引きずっていく。
「ギルドに連行して来ます。引率を宜しく。」
「ああ、任せておけ。」
短くやり取りをする竜王2人。
「ミナさま、私達は全然平気だったんですよ。」
「そうですよ。だってあの冒険者達、オレ達より弱かったし。」
「構うだけ無駄だと思ったから無視してたんだけど怯えているんだと勘違いされちゃって。」
…今の人達より強くなっちゃったんだ?
「うん。でもああいう人にはハッキリ嫌だって伝えた方がいいからね。」
「はい。気をつけます。」
「今度はガツンとやってやります!」
「私達がナメられるのはミナ様がナメられているのと同じだから!今度は私達でやります!」
「やらなくていいからね!引率の竜王さん達に任せてね!」
何かスゴく交戦的になってない?
「ところでみんなはレベルいくつになったの?」
「10です!」
何かスゴい速度で育ってるんだけど大丈夫?
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