転生少女、運の良さだけで生き抜きます!

足助右禄

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ダンジョン攻略

ドロップ確認と2階層の索敵

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他のパーティが狩ってきたモンスターとドロップの確認をする。
ホーンラビットはノーマルが兎肉でレアが生命力を200回復するポーション。

プレリヴァーシュは大型の牛だったそうで、ノーマルがお肉5キロでレアもお肉5キロ。調べてみたらレアの方のお肉は特上肉と書いてあった。

ファンタズマシープは幻惑魔法を使う羊で、ノーマルは羊肉でレアは羊毛。

グラスシュトリッチのノーマルは精神力を100回復するポーションだった。

グロースフォーゲルは翼を広げたら10メートルはありそうな巨大な鳥で、兎人族ダシュプーシェンの4姉妹が倒した一体だけだった。ドロップしたのは鶏肉を4キロ。この階層お肉だらけだね。

「対空攻撃が出来ないと苦戦しそうですね。」
「あなた達はどうやって倒したの?」
「2人で1人を打ち上げたです。」
「あとは相手の攻撃に合わせてカウンターを取っていました。」

この子達の戦闘力なら大丈夫だろうけど、低ランク冒険者は大丈夫かな?

「警戒していれば大丈夫なんじゃない?」

兎人族ダシュプーシェンの4姉妹が言うには攻撃も単調で動きも遅いそうなので、不意打ちを受けなければ大丈夫だろうと言っている。

「一旦戻って精算や見てきたものを教えてもらおうか。」

ギルドに戻ってユーシアさんに報告をする事になった。人手が不足しているのでルーティアさんも手伝っている。
私達はドロップ品のお肉を提供して貰ったので、それを使ってお昼ご飯を準備する。

「味を見るならシンプルに焼いてみる?」
「そうですね。」

ギルド内の調理場で食べやすい様にお肉を切って焼こう。

「ミナ、実は調理もインベントリ内で出来るんじゃない?」
「やってみましょうか。」

確かに料理はスキルにあるから材料が全部揃っていれば出来るかも知れない。

焼くだけだから塩とか胡椒がインベントリに有ればいいので試してみる。
…出来ちゃった。

問題は味かな。

「美味しい!」
「あらホント、普通に調理した時よりも美味しくない?」
「美味しいです。普通に調理した時とどちらがというと分かりません。私は普通に調理した方が美味しそうに感じます。」

インベントリ内で調理すると火を起こさなくて良いし直ぐに出来てしまうので探索に加わってくれている全員に提供するのは簡単だった。みんなすごく美味しいと喜んで食べてくれた。

「食堂が開ますね。」
「インチキ食堂。」
「でも効率を最優先したらこうなるわね。料理をしている様に見えない魔法の食堂ってところかしらね。」

インチキは酷いよ。美味しいのだからいいじゃない。

ーーーー

ご飯も食べてダンジョン探索を再開する。
私達と兎人族ダシュプーシェンの4姉妹は2階層の探索、他のパーティは1階層でしばらく探索を継続してもらうことになった。

ゲートに入る前に兎人族ダシュプーシェンの4姉妹が詰め寄ってくる。

「お肉スゲー美味かったですよ。」
「ありがとーです。」
「探索がんばるです。」

ソックリな半獣人族レグスケルヴィムの3人はそれぞれお礼を言い、獣人族ケルヴィムの子はぺこりとお辞儀をしてお礼を述べてくれた。

「あの子達の名前って間違いなく言える?」
「確か、獣人族ケルヴィム子がリリちゃんで、あとはララちゃん、ラミちゃん、ミミちゃんだけど…見分けが付かないです。」
「私も見分けが付きません。」
「簡単。左からラミ、ミミ、ララ。」
「ソラちゃんスゴい。分かるんだ。」
「ん。余裕。」

どこで見分けるのか教えてもらったけど全然違いが分からなかった。

「あの3人で連携したら何人いるか分からなくなりそうね。」

前に戦った時は索敵で人数を把握したから問題なかったけど、確かに混乱しそう。

「ジェットストリームアタック、トライアングルアタック、3人組みは大事。」
「4人組みだからね?」

また知らない単語が出てきたけど多分アニメか何かなんだろう。

「リリちゃんって獣化するとどうなるの?」
「兎に獣化って弱くなりそうね。」
「そんな事ねーですよ。獣化したらリリが一番強えーです。」
「脚力が物凄く強化されますです。具体的には速度、ジャンプ力、キック力なのです。」

リリちゃん本人が教えてくれた。
グロースフォーゲルを倒した時もラミちゃんとミミちゃんがリリちゃんを打ち上げて蹴りの一撃で止めを刺したらしい。

「グロースフォーゲルは攻撃力は低かったけどスゲー硬かったですよ。弱っちー冒険者だと倒せないかもです。」
「他の獣人族ケルヴィムには教えてあるので大丈夫ですよ。」

それなら大丈夫かな。

「じゃあそろそろ行こうかね。」

ルーティアさん号令でゲートに入る。
私達は2階層へのゲートに触れているので2階層へ転移する事ができる様になっていた。
一緒に転移したら4姉妹も一緒に2階層に行けるかもと試してみたら出来た。

この辺りは良心的で助かるよ。

2階層は森になっていた。雰囲気はエリスト近郊のスライムがいた森に似ていて明るい感じだ。
早速オーバーブースト鑑定を使って次のゲートの位置とモンスターを調べる。

ゲートの位置はすぐに分かった。
モンスターは、ランペイジエイプ、フォレストパンサー、キラースネーク、ランサービートル、スクリームウッド、マンイータープラントの6種。

何か強そうな名前のモンスターばかりだ。

「よし、この階層は2パーティで探索するが、私とウェスターは兎人族ダシュプーシェン達のパーティと行く。1階層と同じくおよそ3時間でここに集合だ。私がいないからといって暴れ過ぎるなよ?それから何かやらかしそうになったらテュケが止めるんだぞ?」
「人を何だと思ってるんですか…。」
「オレにできるかな…。」

ルーティアさんは「自分の胸に聞いてみる事だねぇ」と笑いながら兎人族ダシュプーシェン4姉妹を連れて森の奥に消えていく。

ウェスターさんも「少年、頑張れよ!」と肩を叩いてルーティアさん達の後を追っていく。

そんなに信用ないですか。
まあ今までの事を思えば当然か。でもダンジョンでやらかすってあまり想像つかないんだけど。

「例えばメテオマッシャーを使って直線に道を作るとか?」

リオさんの発想力がスゴい。
やっちゃダメですよ?
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