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ダンジョン攻略
挑戦
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「で、私達があなたの挑戦を受けなければならない理由は?」
「はい。正直これといってありません。」
「無いんだ。」
「はい。強いて言うならダンジョンの攻略が不可能になる、ぐらいでしょうか。」
「それは何か嫌ね。」
「分かります。未踏破ダンジョンが残るのって嫌ですよね。」
おや?このダンジョンマスター…
「ん、クリアー不可にはしたくない。」
「そう言っていただけると思っていました。」
「もしかしてあなたは転生者ですか?」
「はい。私はマリ。こちらの神様に転生させていただいた日本人です。」
「挑戦なんて周りくどい事をしないで協力関係にならない?」
「私もその方が楽なんですけど、神様と約束してしまったので…ごめんなさい。」
「訳ありってことね。」
「そうなんです。」
「クリアーしたらその辺りの事も話してもらえるの?」
「はい。特に禁止はされていませんので全てお話しします。」
「分かったわ。みんなも挑戦を受けるでいい?」
ユキさん、ソラちゃんは頷いてくれている。勿論私も賛成だ。
「ありがとうございます。リソースを枯渇されたら一生引きこもりになる所でした。」
マリさんは安堵の表情を浮かべている。
「それで、私達の勝ちはダンジョンの踏破でいいの?」
「はい。ダンジョン2つの踏破です。」
「2つ?」
「もう1人ダンジョンマスターがいます。このダンジョンは私のものですが、彼女のダンジョンはこのダンジョンの最下層にゲートがあります。」
「そこまでして何で私達に挑戦しなければならないのか今すぐ聞きたい所だけど、仕方ない。2ダンジョン踏破してやろうじゃない。」
「ありがとうございます。こちらの申し出を受けてくれたので、私の方からもダンジョンの情報を少しお渡しします。」
マリさんが教えてくれたのは、このダンジョンでは初見殺しになる様な仕組みは用意していないと言う事、さっきの様に大量のモンスターが1箇所に攻撃してこない様にしてある事だった。
「なのでランクの低い冒険者もどんどん連れて来てください。当然ですが下層に行けば難易度も上がりますのでお気をつけください。そして2つ目のダンジョンは酷い難易度になっていますから、入る時はトップレベルの冒険者でお願いします。」
「分かったわ。」
「それでは、最下層でお待ちしてますね。」
そう言ってマリさんは消えていく。
…ステップウルフはそのままだ。
「私が蹴散らすわ!《バーストフレア》!」
リオさんが広範囲攻撃魔法を使って全ての狼を吹き飛ばした。
散らばる毛皮とポーション。
「リオやり過ぎ。」
「ゴメン。」
みんなでドロップ品を集めていく。集計してみたけど、およそ20%くらいの確率でポーションをドロップするみたい。
「随分と良心的じゃないか。」
ルーティアさんが言うにはあの程度の魔物を倒して気力回復のポーションなら相当割の良い狩りになるらしい。
これ以上ステップウルフが集まってくる様子もなかったので、次の階層へのゲートを確認してスタート地点に戻ることにした。
ゲートに到達すると、次の階層に行くか地上に戻るかの選択が現れる。
どうやらゲート毎に帰還できるようにしてくれているらしい。因みにゲートより向こう側には森があるけど見えない壁があって先には進めなかった。
初心者向けの良いダンジョンだね。
これならエリストから低ランクの冒険者を連れて来ても何とかなりそう。
リアードの冒険者も来てくれるだろうし、エスペランサの発展に繋がると思う。
元来た道を戻っていると違うモンスターに出遭った。
見た目は大きめのダチョウ。羽根が赤かったり青かったりしていて鮮やかだ。
一体だけで、私達を見るなり逃げ出したので、弓矢で射抜いて倒した。
ドロップしたのは大きな卵。
「色は派手だけどドロップは地味ね。」
鑑定してみたらグラスシュトリッチの卵と出た。とても美味しいらしい。
「もっといないかな?」
鑑定結果を教えたらソラちゃんが目を爛々と輝かせて周りを見渡している。
遠くの方に3体元気よく走っているけど流石にあれは届かない。
「私がミナを投げるから倒して来て?」
「嫌ですよ!」
ソラちゃん食べ物の事になるとスゴいよね。
「どうしてもというならウルちゃんに少し大きくなってもらって乗って追いかけようか?」
「お願い!」
「じゃあウルちゃん。」
「畏まりました。」
ウルちゃんが馬くらいのサイズまで大きくなってくれたので、それに乗ってグラスシュトリッチを追いかける。ウルちゃんの方が圧倒的に早いので、追いついてもらって矢を射掛けて3体とも倒した。
卵を3つインベントリに入れてみんなの所に戻る。
「何かカッコいいわね。」
「弓騎兵みたいでカッコ良かったです。」
「ホースメンみたい。」
そんなに褒められると照れてしまう。
「ノーマルドロップはまた今度だな。」
「そうでした…すみません。」
「他のパーティが狩ってるかも知れないし気にする必要はないさね。」
帰り道、警戒しながら雑談をする。
「あの卵、何人分くらいあるんだろうね?」
「結構大きいから10人分くらいはありそうですよ。」
「10人分が4つだから40人分?」
「どれも品質は同じかな?」
インベントリの中を確認してみる。
あれ?グラスシュトリッチの卵が8つになってる…。狼の毛皮は224枚、気力回復ポーションは62本…。倍になってる。
[ギフト《グリード》の効果です。]
ああ…そっか!取得したものをインベントリに入れると2つになるってそういう事だったんだね。って事は……
毛生え薬も240本になってた。
「無限増殖できる?」
「試してみます。」
卵を取り出してインベントリに入れるを繰り返してみたけど増える事はなかった。
「初めて取得した物に限るって感じかな?」
「多分そうね。」
その後一度ソラちゃんに卵を渡してインベントリに入れてもらった卵を返してもらって私のインベントリに入れてみたけどやっぱり増えなかった。
「むぅ、残念。」
「また獲ればいいよ。」
ダンジョンのモンスターは時間が経つと発生するから便利だよね。
スタート地点に戻ってみると、他のパーティも続々と戻ってきた。パンパンに膨れた袋を担いでいる人や手にドロップ品を持っている人と様々だ。
「お疲れ様です。怪我をされたりした方はいませんか?」
全員無傷の様だ。
ドロップ品の確認をしてみよう。
「はい。正直これといってありません。」
「無いんだ。」
「はい。強いて言うならダンジョンの攻略が不可能になる、ぐらいでしょうか。」
「それは何か嫌ね。」
「分かります。未踏破ダンジョンが残るのって嫌ですよね。」
おや?このダンジョンマスター…
「ん、クリアー不可にはしたくない。」
「そう言っていただけると思っていました。」
「もしかしてあなたは転生者ですか?」
「はい。私はマリ。こちらの神様に転生させていただいた日本人です。」
「挑戦なんて周りくどい事をしないで協力関係にならない?」
「私もその方が楽なんですけど、神様と約束してしまったので…ごめんなさい。」
「訳ありってことね。」
「そうなんです。」
「クリアーしたらその辺りの事も話してもらえるの?」
「はい。特に禁止はされていませんので全てお話しします。」
「分かったわ。みんなも挑戦を受けるでいい?」
ユキさん、ソラちゃんは頷いてくれている。勿論私も賛成だ。
「ありがとうございます。リソースを枯渇されたら一生引きこもりになる所でした。」
マリさんは安堵の表情を浮かべている。
「それで、私達の勝ちはダンジョンの踏破でいいの?」
「はい。ダンジョン2つの踏破です。」
「2つ?」
「もう1人ダンジョンマスターがいます。このダンジョンは私のものですが、彼女のダンジョンはこのダンジョンの最下層にゲートがあります。」
「そこまでして何で私達に挑戦しなければならないのか今すぐ聞きたい所だけど、仕方ない。2ダンジョン踏破してやろうじゃない。」
「ありがとうございます。こちらの申し出を受けてくれたので、私の方からもダンジョンの情報を少しお渡しします。」
マリさんが教えてくれたのは、このダンジョンでは初見殺しになる様な仕組みは用意していないと言う事、さっきの様に大量のモンスターが1箇所に攻撃してこない様にしてある事だった。
「なのでランクの低い冒険者もどんどん連れて来てください。当然ですが下層に行けば難易度も上がりますのでお気をつけください。そして2つ目のダンジョンは酷い難易度になっていますから、入る時はトップレベルの冒険者でお願いします。」
「分かったわ。」
「それでは、最下層でお待ちしてますね。」
そう言ってマリさんは消えていく。
…ステップウルフはそのままだ。
「私が蹴散らすわ!《バーストフレア》!」
リオさんが広範囲攻撃魔法を使って全ての狼を吹き飛ばした。
散らばる毛皮とポーション。
「リオやり過ぎ。」
「ゴメン。」
みんなでドロップ品を集めていく。集計してみたけど、およそ20%くらいの確率でポーションをドロップするみたい。
「随分と良心的じゃないか。」
ルーティアさんが言うにはあの程度の魔物を倒して気力回復のポーションなら相当割の良い狩りになるらしい。
これ以上ステップウルフが集まってくる様子もなかったので、次の階層へのゲートを確認してスタート地点に戻ることにした。
ゲートに到達すると、次の階層に行くか地上に戻るかの選択が現れる。
どうやらゲート毎に帰還できるようにしてくれているらしい。因みにゲートより向こう側には森があるけど見えない壁があって先には進めなかった。
初心者向けの良いダンジョンだね。
これならエリストから低ランクの冒険者を連れて来ても何とかなりそう。
リアードの冒険者も来てくれるだろうし、エスペランサの発展に繋がると思う。
元来た道を戻っていると違うモンスターに出遭った。
見た目は大きめのダチョウ。羽根が赤かったり青かったりしていて鮮やかだ。
一体だけで、私達を見るなり逃げ出したので、弓矢で射抜いて倒した。
ドロップしたのは大きな卵。
「色は派手だけどドロップは地味ね。」
鑑定してみたらグラスシュトリッチの卵と出た。とても美味しいらしい。
「もっといないかな?」
鑑定結果を教えたらソラちゃんが目を爛々と輝かせて周りを見渡している。
遠くの方に3体元気よく走っているけど流石にあれは届かない。
「私がミナを投げるから倒して来て?」
「嫌ですよ!」
ソラちゃん食べ物の事になるとスゴいよね。
「どうしてもというならウルちゃんに少し大きくなってもらって乗って追いかけようか?」
「お願い!」
「じゃあウルちゃん。」
「畏まりました。」
ウルちゃんが馬くらいのサイズまで大きくなってくれたので、それに乗ってグラスシュトリッチを追いかける。ウルちゃんの方が圧倒的に早いので、追いついてもらって矢を射掛けて3体とも倒した。
卵を3つインベントリに入れてみんなの所に戻る。
「何かカッコいいわね。」
「弓騎兵みたいでカッコ良かったです。」
「ホースメンみたい。」
そんなに褒められると照れてしまう。
「ノーマルドロップはまた今度だな。」
「そうでした…すみません。」
「他のパーティが狩ってるかも知れないし気にする必要はないさね。」
帰り道、警戒しながら雑談をする。
「あの卵、何人分くらいあるんだろうね?」
「結構大きいから10人分くらいはありそうですよ。」
「10人分が4つだから40人分?」
「どれも品質は同じかな?」
インベントリの中を確認してみる。
あれ?グラスシュトリッチの卵が8つになってる…。狼の毛皮は224枚、気力回復ポーションは62本…。倍になってる。
[ギフト《グリード》の効果です。]
ああ…そっか!取得したものをインベントリに入れると2つになるってそういう事だったんだね。って事は……
毛生え薬も240本になってた。
「無限増殖できる?」
「試してみます。」
卵を取り出してインベントリに入れるを繰り返してみたけど増える事はなかった。
「初めて取得した物に限るって感じかな?」
「多分そうね。」
その後一度ソラちゃんに卵を渡してインベントリに入れてもらった卵を返してもらって私のインベントリに入れてみたけどやっぱり増えなかった。
「むぅ、残念。」
「また獲ればいいよ。」
ダンジョンのモンスターは時間が経つと発生するから便利だよね。
スタート地点に戻ってみると、他のパーティも続々と戻ってきた。パンパンに膨れた袋を担いでいる人や手にドロップ品を持っている人と様々だ。
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ドロップ品の確認をしてみよう。
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