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第22話 3家族サークル その6
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最初っから繋がっていたって?
なに?
きょとんとしている私に。
拓海さん、高校の時から由紀子と付き合っていて、いったん別れちゃったんだ。で、その間に拓海さんが付き合ったのが美奈子ちゃんのお母さん尚子さん。でさぁ、付き合っているうちに出来ちゃったんだよねぇ、尚子さんのおなかの中に」
「それって美奈子なの?」
「だねぇ―」
「でもさぁ、由紀子のあの性格と性欲の強さというか、執念深さはなんというか……」
苦笑いをするお母さん……いやいや友香ねぇさん。
「よっぽど拓海さんとセックスの相性が良かったんだろうね。隠れて付き合っていたんだよ」
「はぁ―」とため息のようなものが思わず漏れてしまった。
なんだ? と、言うことはさ、朋絵のうちがなんか中心的になっていて、昔からの付き合いがあってさ、お互いに楽しんでいたということなんじゃないの?
う――――ん。うちたちの親って意外と自由なんだ。
あ、そうなるとやっぱり美奈子のお母さんとうちのパパとの接点が外部的になっちゃうんだ。だから関係がなかったということか。
「でさぁ―、美奈子のお母さんとパパをくっ付けちゃったら友香ねぇさんは嫌?」
「う――――ん。それ、そのまま沙奈枝に返したらあなたはどう答えるの? それこそヤキモチ妬かない?」
「ふむぅ――――。正直さ、パパを独占したいなぁって私だけのパパであってほしいていう気持ちがないといったら嘘になるけど、でもパパは私のことも愛してくれているし、友香ねぇさんのこともちゃんと愛しているんだもん。その気持ちに偽りはないと思うけど」
「はぁ―、成長しているのは体だけじゃないっていうことね。沙奈枝」
「そうかなぁ、たぶんこれが私の本音」
「そっか、私はお父さんが尚子さんと関係を持っても多分何も言わないと思う。だってあなたが今言ったことが私の気持ちでもあるからね。それに私だってそう言う気持ちでいるよ」
なんか気持ち的にも複雑な気持ちになるけど、構図もかなり複雑。かかわりも複雑。
でもさ、見方によってはとてもシンプルなのかもしれない。
ま、何はともあれ、美奈子のお母さんとパパが関係を持ってくれれば、下地は出来上がるわけだ。
そこで今回友香ねぇさんがゲットした温泉旅館宿泊券。
これがものすごい意味を持つということなのだ。
このイベントをきっかけにパパと美奈子のお母さんをくっ付けちゃおう。
ホント振ってわいたようなチャンス到来っていう感じだね。
にまぁ―と笑う私の顔を見て友香ねぇさんは。
「ああ、あなた何か企んでいるでしょ」
「わかる?」
「この宿泊券で二人をくっ付けるとかね」
「そうそう、そう言うこと。だから友香ねぇさんと朋絵のお母さんにも協力してほしいんだ」
「そう仕向けるように?」
「そうだね」
またにまぁ―と笑い、たばこを吸った。
ああ、なんだかこの夏はほんと充実しそうだ。充実しすぎて高校進学どころじゃないね。
友香ねぇさんもたばこに火を点け、お互いに顔を見合わせて二人でにまぁ―と笑う。
ああ、もうほんと親子の枠なんか飛び越えちゃったね。
「早くさぁ、3人のお母さんのおなかに出来るといいね」
「頑張るかぁ――――!」
「もう今はピルも飲んでいないんだよねぇ」
「えへへ、そうだよ。いつ出来てもおかしくないよ」
「ま、友香ねぇさんたちの場合、自分の旦那か、それともそれぞれの相手の子かわかんないけどね」
「あはは、精子、ミックスされちゃうから?」
「どっちが強いんだろうね」
「なんかあなたすごいこと言っていない?」
そんな友香ねぇさんの顔は、ちょっと赤かった。
なに?
きょとんとしている私に。
拓海さん、高校の時から由紀子と付き合っていて、いったん別れちゃったんだ。で、その間に拓海さんが付き合ったのが美奈子ちゃんのお母さん尚子さん。でさぁ、付き合っているうちに出来ちゃったんだよねぇ、尚子さんのおなかの中に」
「それって美奈子なの?」
「だねぇ―」
「でもさぁ、由紀子のあの性格と性欲の強さというか、執念深さはなんというか……」
苦笑いをするお母さん……いやいや友香ねぇさん。
「よっぽど拓海さんとセックスの相性が良かったんだろうね。隠れて付き合っていたんだよ」
「はぁ―」とため息のようなものが思わず漏れてしまった。
なんだ? と、言うことはさ、朋絵のうちがなんか中心的になっていて、昔からの付き合いがあってさ、お互いに楽しんでいたということなんじゃないの?
う――――ん。うちたちの親って意外と自由なんだ。
あ、そうなるとやっぱり美奈子のお母さんとうちのパパとの接点が外部的になっちゃうんだ。だから関係がなかったということか。
「でさぁ―、美奈子のお母さんとパパをくっ付けちゃったら友香ねぇさんは嫌?」
「う――――ん。それ、そのまま沙奈枝に返したらあなたはどう答えるの? それこそヤキモチ妬かない?」
「ふむぅ――――。正直さ、パパを独占したいなぁって私だけのパパであってほしいていう気持ちがないといったら嘘になるけど、でもパパは私のことも愛してくれているし、友香ねぇさんのこともちゃんと愛しているんだもん。その気持ちに偽りはないと思うけど」
「はぁ―、成長しているのは体だけじゃないっていうことね。沙奈枝」
「そうかなぁ、たぶんこれが私の本音」
「そっか、私はお父さんが尚子さんと関係を持っても多分何も言わないと思う。だってあなたが今言ったことが私の気持ちでもあるからね。それに私だってそう言う気持ちでいるよ」
なんか気持ち的にも複雑な気持ちになるけど、構図もかなり複雑。かかわりも複雑。
でもさ、見方によってはとてもシンプルなのかもしれない。
ま、何はともあれ、美奈子のお母さんとパパが関係を持ってくれれば、下地は出来上がるわけだ。
そこで今回友香ねぇさんがゲットした温泉旅館宿泊券。
これがものすごい意味を持つということなのだ。
このイベントをきっかけにパパと美奈子のお母さんをくっ付けちゃおう。
ホント振ってわいたようなチャンス到来っていう感じだね。
にまぁ―と笑う私の顔を見て友香ねぇさんは。
「ああ、あなた何か企んでいるでしょ」
「わかる?」
「この宿泊券で二人をくっ付けるとかね」
「そうそう、そう言うこと。だから友香ねぇさんと朋絵のお母さんにも協力してほしいんだ」
「そう仕向けるように?」
「そうだね」
またにまぁ―と笑い、たばこを吸った。
ああ、なんだかこの夏はほんと充実しそうだ。充実しすぎて高校進学どころじゃないね。
友香ねぇさんもたばこに火を点け、お互いに顔を見合わせて二人でにまぁ―と笑う。
ああ、もうほんと親子の枠なんか飛び越えちゃったね。
「早くさぁ、3人のお母さんのおなかに出来るといいね」
「頑張るかぁ――――!」
「もう今はピルも飲んでいないんだよねぇ」
「えへへ、そうだよ。いつ出来てもおかしくないよ」
「ま、友香ねぇさんたちの場合、自分の旦那か、それともそれぞれの相手の子かわかんないけどね」
「あはは、精子、ミックスされちゃうから?」
「どっちが強いんだろうね」
「なんかあなたすごいこと言っていない?」
そんな友香ねぇさんの顔は、ちょっと赤かった。
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