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4章 エルザリア王国編
間話 カミトの誕生日 1
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~メル視点~
メアリーさんが一緒に住むようになってから半月後。
私たち婚約者7人はクレアちゃんを交えて秘密の会議を行なっていた。
「1週間後、カミトの誕生日を迎えるわ」
そのことは皆んな理解しており、全員が頷く。
「その日、私たちはカミトにお祝いをする予定だけど、何が良いと思う?」
私の問いかけに“スッ!”とセリアが手を挙げる。
「カミトが喜ぶのはこれしかないと思う」
そう前置きしたセリアが一つの案を出す。
「――というのはどう?」
「それは名案ですよ!セリアさん!」
「はいっ!わたくしも大賛成ですわ!」
セリアの案に反対意見が出ることなく、みんなが賛成する。
「ならセリアの案でいきましょう。アルカやクルシュ、ヨルカさんたちにも話を通して協力を仰ぐわよ」
「ん。きっと良い誕生日になる」
「絶対、お兄ちゃんは喜んでくれますよ!」
そんな感じで、その後も8人で話し合いを行い、カミトの誕生日に向けて準備を行った。
カミトの誕生日となり、現時刻は朝の8時。
「みんな準備はいい?」
「じゅ、準備は万端ですが……こ、この服、似合ってますか?」
「大丈夫だよ!ユメちゃん、とっても似合ってるから!」
「ん、ソラの言う通りカミトが狼になるくらい似合ってる。だから堂々とすればいい」
「あ、ありがとうございます」
緊張した面持ちだったユメをソラとセリアが励ます。
そんな会話をしながら私たち8人はリビングでカミトの到着を待つ。
「みんな来たよ!」
ソラの魔法でカミトが部屋の前にいることを察知する。
「アルカさんとクルシュさんから急いでリビングに来てと言われたけど……」
そんなことを呟きながらカミトが部屋の中に入る。
その瞬間、私たちは盛大にカミトを出迎える。
「「「お誕生日おめでとー!」」」
「わっ!」
8人からのお祝いの言葉にカミトは驚くが、それは一瞬のことで、すぐにいつもの顔を見せる。
「ありがとう、皆んな」
「大好きなカミトくんの誕生日だからね!盛大にしないと!」
ソラが嬉しそうにカミトに言う。
しばらく私たちのお祝いの言葉を嬉しそうな顔で聞いたカミトが、一通りお祝いが終わったところで首を傾げる。
「ところで一つ聞きたいんだが……なんで皆んなメイド服を着てるんだ?」
「ふふっ。もちろん、カミトさんを喜ばせるためですよ」
「そうだよ!お兄ちゃんが喜ぶかなーっと思って皆んなでメイド服を着たんだ!」
「はいっ!今日は一日、私たちはカミト様のメイドです!」
「なのでカミト様に喜んでいただけるよう、精一杯ご奉仕しますわ!」
「ん、リーシャたちの言う通り。だからカミトの命令には全て従う。もちろんえっちぃ命令も」
「セリアはスカートを捲らないで!」
そう言いながらカミトはセリアから慌てて目を逸らす。
「お、俺のことを祝ってくれるのは嬉しいが、ご奉仕とかしなくていいんだぞ?」
「それはダメよ。今日は絶対、カミトに何もさせないから」
私の言葉に全員が頷く。
「……分かった。今日は皆んなにお世話されるよ」
「そうこなくっちゃ」
カミトから了承を得ることができたので、早速私たちは行動に移す。
「今日は2人1組でカミトにご奉仕させてもらうわ。まずはリーシャとレオノーラよ」
「が、頑張ります!」」
そう言って2人が可愛く握り拳を作る。
「今日のカミトは何もしなくていいわ。私たちがカミトのお世話をするから」
「うんうん!お兄ちゃんは私たちにお世話されるだけでいいからね!」
「いや、そんなことしなくても……」
「じゃっ!私たちは時間割通りに動くから!」
「ん、リーシャたちはカミトとの時間を楽しんで」
「「はいっ!」」
「なんで俺の意見を聞いてくれないんだよ!」
そんなことをカミトが言っていたが、私たちは無視してリビングを出た。
メアリーさんが一緒に住むようになってから半月後。
私たち婚約者7人はクレアちゃんを交えて秘密の会議を行なっていた。
「1週間後、カミトの誕生日を迎えるわ」
そのことは皆んな理解しており、全員が頷く。
「その日、私たちはカミトにお祝いをする予定だけど、何が良いと思う?」
私の問いかけに“スッ!”とセリアが手を挙げる。
「カミトが喜ぶのはこれしかないと思う」
そう前置きしたセリアが一つの案を出す。
「――というのはどう?」
「それは名案ですよ!セリアさん!」
「はいっ!わたくしも大賛成ですわ!」
セリアの案に反対意見が出ることなく、みんなが賛成する。
「ならセリアの案でいきましょう。アルカやクルシュ、ヨルカさんたちにも話を通して協力を仰ぐわよ」
「ん。きっと良い誕生日になる」
「絶対、お兄ちゃんは喜んでくれますよ!」
そんな感じで、その後も8人で話し合いを行い、カミトの誕生日に向けて準備を行った。
カミトの誕生日となり、現時刻は朝の8時。
「みんな準備はいい?」
「じゅ、準備は万端ですが……こ、この服、似合ってますか?」
「大丈夫だよ!ユメちゃん、とっても似合ってるから!」
「ん、ソラの言う通りカミトが狼になるくらい似合ってる。だから堂々とすればいい」
「あ、ありがとうございます」
緊張した面持ちだったユメをソラとセリアが励ます。
そんな会話をしながら私たち8人はリビングでカミトの到着を待つ。
「みんな来たよ!」
ソラの魔法でカミトが部屋の前にいることを察知する。
「アルカさんとクルシュさんから急いでリビングに来てと言われたけど……」
そんなことを呟きながらカミトが部屋の中に入る。
その瞬間、私たちは盛大にカミトを出迎える。
「「「お誕生日おめでとー!」」」
「わっ!」
8人からのお祝いの言葉にカミトは驚くが、それは一瞬のことで、すぐにいつもの顔を見せる。
「ありがとう、皆んな」
「大好きなカミトくんの誕生日だからね!盛大にしないと!」
ソラが嬉しそうにカミトに言う。
しばらく私たちのお祝いの言葉を嬉しそうな顔で聞いたカミトが、一通りお祝いが終わったところで首を傾げる。
「ところで一つ聞きたいんだが……なんで皆んなメイド服を着てるんだ?」
「ふふっ。もちろん、カミトさんを喜ばせるためですよ」
「そうだよ!お兄ちゃんが喜ぶかなーっと思って皆んなでメイド服を着たんだ!」
「はいっ!今日は一日、私たちはカミト様のメイドです!」
「なのでカミト様に喜んでいただけるよう、精一杯ご奉仕しますわ!」
「ん、リーシャたちの言う通り。だからカミトの命令には全て従う。もちろんえっちぃ命令も」
「セリアはスカートを捲らないで!」
そう言いながらカミトはセリアから慌てて目を逸らす。
「お、俺のことを祝ってくれるのは嬉しいが、ご奉仕とかしなくていいんだぞ?」
「それはダメよ。今日は絶対、カミトに何もさせないから」
私の言葉に全員が頷く。
「……分かった。今日は皆んなにお世話されるよ」
「そうこなくっちゃ」
カミトから了承を得ることができたので、早速私たちは行動に移す。
「今日は2人1組でカミトにご奉仕させてもらうわ。まずはリーシャとレオノーラよ」
「が、頑張ります!」」
そう言って2人が可愛く握り拳を作る。
「今日のカミトは何もしなくていいわ。私たちがカミトのお世話をするから」
「うんうん!お兄ちゃんは私たちにお世話されるだけでいいからね!」
「いや、そんなことしなくても……」
「じゃっ!私たちは時間割通りに動くから!」
「ん、リーシャたちはカミトとの時間を楽しんで」
「「はいっ!」」
「なんで俺の意見を聞いてくれないんだよ!」
そんなことをカミトが言っていたが、私たちは無視してリビングを出た。
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