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7章 凛くん争奪戦
浜崎涼菜との撮影 2
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浜崎さんと遠回りでお寿司屋を目指す。
その間、すれ違う人たちとは積極的に会話を行う。
「私、『生徒会長は告らせたい』を見てますよ!最終話が近づいてるのが残念なくらいです!」
「リン様と浜崎さんのシーン、とても良かったです!これからも頑張ってください!」
「「ありがとうございます!」」
会話をしながらコッソリと浜崎さんのことを宣伝し、浜崎さんの認知度アップのお手伝いをする。
「俺と浜崎さんが演じたシーンを覚えてる人、結構いるな」
「はい。とても嬉しいです。ウチの演技を覚えてくれる人がたくさんいて」
浜崎さんが嬉しそうに呟く。
「浜崎さんの演技は新人とは思えないほど良かったから、視聴者の記憶に残ってるんだ。自信持ってこれからも頑張って」
「はいっ!」
その後も他愛のない話をしながら歩いていると、隣を歩いていた浜崎さんが道路でつまづき、転倒しそうになる。
「わっ!」
「危ないっ!」
俺は浜崎さんを助けるため、咄嗟に浜崎さんの身体の前に腕を出し、倒れないよう支える。
俺の腕に“ドスっ”と浜崎さんが倒れ込むが、なんとか腕で支えることに成功する。
「ありがとうございます、夏目さん」
「無事で良かったよ。怪我はない?」
「はい。夏目さんのおかげで怪我はありません。やっぱり男の子の腕はたくましいですね」
「そ、そうか?」
「はいっ!とても素敵です!」
「っ!」
俺の腕に身体を預けているため至近距離に浜崎さんの顔があり、可愛らしい笑顔に心臓が“ドキッ”と跳ねる。
それに加え浜崎さんから甘い匂いが漂い、浜崎さんから離れることを忘れてしまう。
「あっ、すみません!ずっと支えていただき!すぐ離れます!」
「あ、あぁ」
俺はドキッとしたことを悟られないよう平静を保ちつつ返答する。
「何もないところでつまづいてしまいました。少し緊張してるみたいですね」
そう言って可愛く舌を出す。
「っ!」
その仕草に再び心臓が跳ねてしまう。
浜崎さんの仕草一つ一つがすごく可愛いため、俺は浜崎さんから顔を逸らしながら口を開く。
「そ、そうみたいだな。少し休んでから移動するか?」
「いえ、大丈夫です!お寿司屋さんへ行きましょう!」
そう言って浜崎さんが歩き出す。
(そういえば浜崎さんはこれが初めての番組撮影だ。緊張してる風には見えないが、できるだけ浜崎さんをサポートしよう)
そう思いつつ、先程つまづいたことなど無かったかのように軽快な足取りで歩く浜崎さん追った。
目的の寿司屋にたどり着く。
「すごく落ち着いた雰囲気の店だな」
「ですね。では中に入りましょう。辿り着いただけでは課題クリアにはなりませんから」
そう言って俺たちは店内に入る。
ちなみに事前にアポは取ってるとのことなので、カメラマンも店内へ。
「いらっしゃいませー!」
「2名でお願いします」
「かしこまりましたっ!コチラへどうぞ!」
現時刻は15時過ぎということで空席があり、スムーズに案内される。
俺たちは案内されたカウンター席に座ると、目の前で寿司を握っている男性の板前さんから声がかかった。
「君たちが凛くんと涼菜さんか。お金は気にしなくていいから好きなのを食べていいぞ」
「えっ!いいんですか!?」
「あぁ。あの子からそう言い渡されている。番組側が負担するから好きな寿司を食べさせてくれってな」
「よしっ!」
「やったっ!」
俺と浜崎さんがガッツポーズをする。
「じゃあ1番のオススメをお願いします」
「ウチはこのメニューにある人気No.1のお寿司をお願いします!」
「はいよっ!」
俺たちは板前さんが握る手際を眺めながらお寿司について話し、場をつなぐ。
そして数分後、俺の前には大トロが。浜崎さんの前にはサーモンが提供された。
「わーっ!美味しそうです!」
「いただきますっ!」
俺たちは“パクッ”とお寿司を一口食べる。
「んーっ!美味しい!」
「はいっ!とっても美味しいです!」
「ははっ!ありがとう!」
一言だけ感想を告げ、もう一口食べる。
「ここまで美味しいお寿司は初めて食べました!一貫1000円でこの美味しさは安いくらいですよ!」
「ウチもそう思います!」
「だろ?他にもオススメはあるからたくさん食べてくれ」
そんな感じで板前さんと話しながらお寿司を満喫した。
その間、すれ違う人たちとは積極的に会話を行う。
「私、『生徒会長は告らせたい』を見てますよ!最終話が近づいてるのが残念なくらいです!」
「リン様と浜崎さんのシーン、とても良かったです!これからも頑張ってください!」
「「ありがとうございます!」」
会話をしながらコッソリと浜崎さんのことを宣伝し、浜崎さんの認知度アップのお手伝いをする。
「俺と浜崎さんが演じたシーンを覚えてる人、結構いるな」
「はい。とても嬉しいです。ウチの演技を覚えてくれる人がたくさんいて」
浜崎さんが嬉しそうに呟く。
「浜崎さんの演技は新人とは思えないほど良かったから、視聴者の記憶に残ってるんだ。自信持ってこれからも頑張って」
「はいっ!」
その後も他愛のない話をしながら歩いていると、隣を歩いていた浜崎さんが道路でつまづき、転倒しそうになる。
「わっ!」
「危ないっ!」
俺は浜崎さんを助けるため、咄嗟に浜崎さんの身体の前に腕を出し、倒れないよう支える。
俺の腕に“ドスっ”と浜崎さんが倒れ込むが、なんとか腕で支えることに成功する。
「ありがとうございます、夏目さん」
「無事で良かったよ。怪我はない?」
「はい。夏目さんのおかげで怪我はありません。やっぱり男の子の腕はたくましいですね」
「そ、そうか?」
「はいっ!とても素敵です!」
「っ!」
俺の腕に身体を預けているため至近距離に浜崎さんの顔があり、可愛らしい笑顔に心臓が“ドキッ”と跳ねる。
それに加え浜崎さんから甘い匂いが漂い、浜崎さんから離れることを忘れてしまう。
「あっ、すみません!ずっと支えていただき!すぐ離れます!」
「あ、あぁ」
俺はドキッとしたことを悟られないよう平静を保ちつつ返答する。
「何もないところでつまづいてしまいました。少し緊張してるみたいですね」
そう言って可愛く舌を出す。
「っ!」
その仕草に再び心臓が跳ねてしまう。
浜崎さんの仕草一つ一つがすごく可愛いため、俺は浜崎さんから顔を逸らしながら口を開く。
「そ、そうみたいだな。少し休んでから移動するか?」
「いえ、大丈夫です!お寿司屋さんへ行きましょう!」
そう言って浜崎さんが歩き出す。
(そういえば浜崎さんはこれが初めての番組撮影だ。緊張してる風には見えないが、できるだけ浜崎さんをサポートしよう)
そう思いつつ、先程つまづいたことなど無かったかのように軽快な足取りで歩く浜崎さん追った。
目的の寿司屋にたどり着く。
「すごく落ち着いた雰囲気の店だな」
「ですね。では中に入りましょう。辿り着いただけでは課題クリアにはなりませんから」
そう言って俺たちは店内に入る。
ちなみに事前にアポは取ってるとのことなので、カメラマンも店内へ。
「いらっしゃいませー!」
「2名でお願いします」
「かしこまりましたっ!コチラへどうぞ!」
現時刻は15時過ぎということで空席があり、スムーズに案内される。
俺たちは案内されたカウンター席に座ると、目の前で寿司を握っている男性の板前さんから声がかかった。
「君たちが凛くんと涼菜さんか。お金は気にしなくていいから好きなのを食べていいぞ」
「えっ!いいんですか!?」
「あぁ。あの子からそう言い渡されている。番組側が負担するから好きな寿司を食べさせてくれってな」
「よしっ!」
「やったっ!」
俺と浜崎さんがガッツポーズをする。
「じゃあ1番のオススメをお願いします」
「ウチはこのメニューにある人気No.1のお寿司をお願いします!」
「はいよっ!」
俺たちは板前さんが握る手際を眺めながらお寿司について話し、場をつなぐ。
そして数分後、俺の前には大トロが。浜崎さんの前にはサーモンが提供された。
「わーっ!美味しそうです!」
「いただきますっ!」
俺たちは“パクッ”とお寿司を一口食べる。
「んーっ!美味しい!」
「はいっ!とっても美味しいです!」
「ははっ!ありがとう!」
一言だけ感想を告げ、もう一口食べる。
「ここまで美味しいお寿司は初めて食べました!一貫1000円でこの美味しさは安いくらいですよ!」
「ウチもそう思います!」
「だろ?他にもオススメはあるからたくさん食べてくれ」
そんな感じで板前さんと話しながらお寿司を満喫した。
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