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5章 ドラマ撮影開始まで
桃ちゃんとの写真集発売 1
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『鷲尾の家族に乾杯』が放送され、真奈美と桃ちゃん、美奈からのメッセージの嵐に見舞われた数日後。
以前撮影した俺と桃ちゃんの写真集が発売される日となる。
「ふぁ~、おはよー」
休日に加え仕事も入っていなかったため、しっかり10時過ぎまで寝た俺は、欠伸をしながらリビングに入る。
「あ、おはよー!お兄ちゃんっ!」
そんな俺に元気いっぱいの笑顔で挨拶をする寧々。
俺は寧々に「おはよう」と返した後、リビングのソファーに腰掛けると、“トコトコ”と寧々がやって来る。
「お兄ちゃん、SNSは見た?」
「ん?まだ見てないぞ?」
自分に関する宣伝を行う時しかSNSを利用しないため、朝起きてSNSを開く習慣はない。
下手するとSNSを開かない日もあるくらいだ。
そのため最新の情報や俺に関する話題は、SNSを四六時中利用している寧々から全て聞いている。
「今日発売のお兄ちゃんと桃華さんの写真集、すごい事になってるよ!」
「すごい事?」
「うん!売り切れ続出だって!」
「……え?」
俺は寧々の言葉に耳を疑う。
SNSで本日発売のことは告知しており、買ってくれる人がたくさんいることは把握していた。
しかし発売されてから10時間程度で売り切れ続出の事態は想定しておらず、俺はすぐに寧々のスマホを見る。
すると…
〈リン様と桃華ちゃんの写真集、買えなかったぁぁぁっ!〉
〈10時開店の店に10時5分ごろ到着した俺。夏目凛と桃華ちゃんの写真集を買いに来たら売り切れてたんだが?〉
〈写真集を買い占めたやつ出て来いやぁぁぁっ!〉
等々、買えなかった人たちの悲しみのコメントが多々見られた。
「……ほんとに売り切れ続出なんだ」
「うん!トレンドの上位をお兄ちゃんと桃華さんの写真集が独占してるくらいだからね!」
そう言って寧々がトレンド上位も見せてくれる。
そこには俺の名前や桃ちゃんの名前等々、今日発売の写真集に関するワードがたくさんランクインされていた。
「まさか桃ちゃんとの写真集が売り切れ続出になるとは……」
そう呟きながら、俺は先日矢上さんからもらった写真集を見る。
その写真集は俺が桃ちゃんを後ろから抱きしめている写真が表紙を飾っていた。
「なんでこんなに売れてるんだ?」
俺は四六時中SNSを利用している寧々に分析してもらう。
「色々と要因はあるけど、1番はこれだね!」
そう言って寧々がスマホを触り、再び俺にスマホの画面を見せる。
そこには…
〈0時頃コンビニでリン様と桃華さんの写真集を購入したけど、マジで買った方がいいよ!〉
〈真夜中にリン様と桃華ちゃんの写真集を購入っ!リン様の照れた顔がめっちゃ可愛いっ!〉
〈愛しの桃華ちゃん(ついでに夏目凛)の写真集買ったけど、マジ桃華ちゃん可愛いぞ!過去一で可愛いっ!〉
〈桃華ちゃんファンは絶対買うべし!めっちゃ桃華ちゃん可愛いけん!〉
等々、0時から発売しているコンビニで買った人たちが写真集を絶賛していた。
「なるほど。俺や桃ちゃんのファンが同時に絶賛してくれたのか」
「うん!特にお兄ちゃんと桃華さんが一緒に載っている写真を褒めてる人が多いね!」
この写真集は表紙のように俺と桃ちゃんが一緒に写っている写真もあれば、俺単独の写真や桃ちゃん単独の写真も載っている。
その中で評判が良いのは俺たちのツーショットらしく、ツーショットを絶賛している人が多いとのこと。
「へー、どんなコメントがあるんだ?」
「ちょっと待ってね!」
そう言って寧々がスマホを触り、「あ、これこれ!」と言って俺にスマホを見せてくる。
そこには…
〈夏目凛許さねぇぇぇっ!〉
〈俺たちの桃華ちゃんまで毒牙にかけるなんて!夏目凛ぶっ殺すっ!〉
〈イケメンだからってハーレムを作っていいわけじゃねぇからな!〉
〈美奈ちゃんに続き桃華ちゃんまで夏目凛の手に堕ちたか。あと何人の美少女が夏目凛の手に堕ちるのだろうか……〉
等々、俺への殺意剥き出しのコメントがたくさん見られた。
「あ、間違っちゃった!」
「ちょっと待て」
まるで何事も無かったかのようにスマホの画面を消す寧々に待ったをかける。
その際、可愛い顔して“ペロっ”と舌を出していたので、わざと俺に見せつけたのだろう。
「え、なんで俺は桃ちゃんファンから殺害予告をいただいてんだ?」
「それは桃華さんがお兄ちゃんにデレデレだからね!」
「いやデレデレではないだろ」
「えぇ……この桃華さんを見てデレデレじゃないとか言うの、お兄ちゃんくらいだよ」
俺の発言に寧々が呆れながら言った。
以前撮影した俺と桃ちゃんの写真集が発売される日となる。
「ふぁ~、おはよー」
休日に加え仕事も入っていなかったため、しっかり10時過ぎまで寝た俺は、欠伸をしながらリビングに入る。
「あ、おはよー!お兄ちゃんっ!」
そんな俺に元気いっぱいの笑顔で挨拶をする寧々。
俺は寧々に「おはよう」と返した後、リビングのソファーに腰掛けると、“トコトコ”と寧々がやって来る。
「お兄ちゃん、SNSは見た?」
「ん?まだ見てないぞ?」
自分に関する宣伝を行う時しかSNSを利用しないため、朝起きてSNSを開く習慣はない。
下手するとSNSを開かない日もあるくらいだ。
そのため最新の情報や俺に関する話題は、SNSを四六時中利用している寧々から全て聞いている。
「今日発売のお兄ちゃんと桃華さんの写真集、すごい事になってるよ!」
「すごい事?」
「うん!売り切れ続出だって!」
「……え?」
俺は寧々の言葉に耳を疑う。
SNSで本日発売のことは告知しており、買ってくれる人がたくさんいることは把握していた。
しかし発売されてから10時間程度で売り切れ続出の事態は想定しておらず、俺はすぐに寧々のスマホを見る。
すると…
〈リン様と桃華ちゃんの写真集、買えなかったぁぁぁっ!〉
〈10時開店の店に10時5分ごろ到着した俺。夏目凛と桃華ちゃんの写真集を買いに来たら売り切れてたんだが?〉
〈写真集を買い占めたやつ出て来いやぁぁぁっ!〉
等々、買えなかった人たちの悲しみのコメントが多々見られた。
「……ほんとに売り切れ続出なんだ」
「うん!トレンドの上位をお兄ちゃんと桃華さんの写真集が独占してるくらいだからね!」
そう言って寧々がトレンド上位も見せてくれる。
そこには俺の名前や桃ちゃんの名前等々、今日発売の写真集に関するワードがたくさんランクインされていた。
「まさか桃ちゃんとの写真集が売り切れ続出になるとは……」
そう呟きながら、俺は先日矢上さんからもらった写真集を見る。
その写真集は俺が桃ちゃんを後ろから抱きしめている写真が表紙を飾っていた。
「なんでこんなに売れてるんだ?」
俺は四六時中SNSを利用している寧々に分析してもらう。
「色々と要因はあるけど、1番はこれだね!」
そう言って寧々がスマホを触り、再び俺にスマホの画面を見せる。
そこには…
〈0時頃コンビニでリン様と桃華さんの写真集を購入したけど、マジで買った方がいいよ!〉
〈真夜中にリン様と桃華ちゃんの写真集を購入っ!リン様の照れた顔がめっちゃ可愛いっ!〉
〈愛しの桃華ちゃん(ついでに夏目凛)の写真集買ったけど、マジ桃華ちゃん可愛いぞ!過去一で可愛いっ!〉
〈桃華ちゃんファンは絶対買うべし!めっちゃ桃華ちゃん可愛いけん!〉
等々、0時から発売しているコンビニで買った人たちが写真集を絶賛していた。
「なるほど。俺や桃ちゃんのファンが同時に絶賛してくれたのか」
「うん!特にお兄ちゃんと桃華さんが一緒に載っている写真を褒めてる人が多いね!」
この写真集は表紙のように俺と桃ちゃんが一緒に写っている写真もあれば、俺単独の写真や桃ちゃん単独の写真も載っている。
その中で評判が良いのは俺たちのツーショットらしく、ツーショットを絶賛している人が多いとのこと。
「へー、どんなコメントがあるんだ?」
「ちょっと待ってね!」
そう言って寧々がスマホを触り、「あ、これこれ!」と言って俺にスマホを見せてくる。
そこには…
〈夏目凛許さねぇぇぇっ!〉
〈俺たちの桃華ちゃんまで毒牙にかけるなんて!夏目凛ぶっ殺すっ!〉
〈イケメンだからってハーレムを作っていいわけじゃねぇからな!〉
〈美奈ちゃんに続き桃華ちゃんまで夏目凛の手に堕ちたか。あと何人の美少女が夏目凛の手に堕ちるのだろうか……〉
等々、俺への殺意剥き出しのコメントがたくさん見られた。
「あ、間違っちゃった!」
「ちょっと待て」
まるで何事も無かったかのようにスマホの画面を消す寧々に待ったをかける。
その際、可愛い顔して“ペロっ”と舌を出していたので、わざと俺に見せつけたのだろう。
「え、なんで俺は桃ちゃんファンから殺害予告をいただいてんだ?」
「それは桃華さんがお兄ちゃんにデレデレだからね!」
「いやデレデレではないだろ」
「えぇ……この桃華さんを見てデレデレじゃないとか言うの、お兄ちゃんくらいだよ」
俺の発言に寧々が呆れながら言った。
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