117 / 139
オーディアス攻略作戦
実は黒幕だったかもしれないタイプのJK
しおりを挟む
「お迎えに上がるのでそこでお待ちください」
父は私の方へ咎めるような視線を一瞬だけ送り、小さくため息をついて与一へ伝え、玄関の方へ消えていった。
「奏音、客間へ行っていなさい」
「えっあっはい」
父の言葉に、若干キョドリながら返事をする。
私にとって、彼は絶対に逆らうことができない存在で、交渉によって状況が動く何て考えたことも無かった。
「でも、与一は動かしたんだ……」
絶対に壊れないと思っていた大きな、壁。私の心にしか無い壁にハンマーが打ち付けられるのを感じながら、客間へ足を進めた。
「あっ」
客間の扉を開けると、途中で父が呼んだのだろう。既に兄と姉、そして母の3人が集合していた。
自然と私に視線が集中して、なんだか責められているような気分になった。いや、実際にそうなんだろうけど。
「CM、見たぞ」
下座側は残り1席、父は下座に座るから私は与一と一緒に上座ってことになるかな。そう考えて席につくなり、兄がポツリとつぶやいた。
「……」
なんと答えれば良いのか分からなくて、間が空いてしまった。この時間が長くなるほど、より答えにくくなるよね。
「奏音」
気まずい空気が流れる中、再び扉が開いた。そこには父と、彼に連れられた与一が居た。
「与一、ごめん……」
「いいや、奏音が謝ることなんて何も無いよ」
泣きそうな声で反射的に私が謝ると与一はほっとした表情を浮かべて、優しく私の手を包んでくれた。
「それで、聞きたい事というのは?」
苛立たしげに下座へ座った父が切り出す。与一は彼の方へ向き直って、毅然とした態度で答えた。
「奏音さんのゲームを禁止したそうですね。なぜですか?」
「……奏音はあまり成績が良くない。学生の本分を果たせない状態でゲームをする余裕はない」
「奏音さんは学校で非常に優秀な成績を残しています、把握されてないんですか?」
「良くなってきたからこそ……今は勉学に集中するべきだ」
バンッ。与一が強くテーブルを叩いた。そのまま父の方を睨みながら言葉を続ける。
「じゃああなたは、仕事や自己研鑽以外、趣味の時間を全く作っていないんですか?」
与一の言葉に、父は少し笑って答える。
「いいや」
「どうして、ご自身がやっていない事を娘さんにさせるんですか?」
「私と娘では状況が違う」
「ご自身でやってもうまくいかない方法を想像だけで子供にやらせてうまく行くわけないじゃないですか」
与一の言葉に、父が押し黙る。その様子を見て、彼女は小さく一度だけ深呼吸をして言葉を続けた。
「もうそろそろ、建前で話すのを辞めませんか? 奏音さんにあのゲームをさせたくない本音を聞かせてください」
部屋の中に、長い……長い無音の時間が流れた。やがて、父が唇を震わせてゆっくりと喋り出す。
「……奏音は普通じゃ無いんだ。どう表現すれば良いのか、感情の制御が難しい一方、すごく簡単に、冷静に悪意を組み立ててしまう」
父の言葉に続いて、兄や姉からも私の激ヤバなエピソードが次々と語られていく。
IAFを通して自分と向き合った私は、既に自分がどういう人間かを認識している。だけど父や家族は、もっと前から知っていたらしい。
「(……あれこれ、悪いの私じゃ無い?)」
今まで私は、この家族において自分をどこか被害者の様に思っている節があったけど、それは傲慢な考えだ。
「そうですね。多分、奏音さんは状況が許されるならなんの躊躇いも無く人を害することができる。それは私も感じています」
父の話す言葉に、与一も頷いて返した。その様子を見て、彼はほっとした様に言葉を続けた。
「奏音が社会で生きていくには、他の人より多くの努力が必要だ。そしてその教育を施すのは親の責任だと私は思っている」
「奏音さんに厳しく接したり、勉強を強要する事がどうして社会で生きていく教育なんですか?」
父の言葉に、与一が聞き返す。共通理解が得られたことで、部屋には最初にあった様な剣呑な雰囲気は薄れつつあった。
「AIが普及した現代において、勉学そのものの重要性は高く無い。しかし、勉学を通して鍛えられる知性には高い価値がある。そして、どんな時代でもより職業の選択肢が多いのは知性に優れた者だ」
父はそこで一度言葉を区切り、お茶を一口。
「例えば奏音が将来、あまり人と関わらないで生きる選択しようとした時、それが可能であって欲しい。奏音が間違いを犯さないためにも」
「……お話はわかりました。でも、奏音さんは現時点で優秀な成績を残しています」
「奏音の厳しく接するのは、奏音には他の人よりも強い、道徳観が必要だと考えているからだ。君は、あのCMを見たか?」
父が言うCMとは、今回の発端となった、私がゲーム内で興奮しながら大暴れしているシーンのことだ。
「もちろん、見ました」
「奏音の心には、悪魔が住んでいる。あのゲームはそれを呼び覚ましてしまう。そのうち、現実でも同様の事をしてしまったらどうする」
父の言葉に、今度は与一が小さく笑った。
「じゃああなたは、VR世界に入ると現実とVRの区別がつかなくなるんですか?」
「いいや、それは無いが……」
「そうですよね。なら、奏音さんだって同じです」
「いや、奏音は……」
父はそこまで行って、言い淀む。その様子を見て、与一は静かに一呼吸してから言葉を続けた。
「私は教科書でしか知らないですが、かつてテレビゲームが発売されてから、残虐な描写のあるゲームは子供に悪影響だって話があったそうですね」
与一の言葉に、私も現代史の内容を思い出す。ちょうど、一ヶ月前に中間試験があったばかりだ。
私の記憶では確かにそこにテレビゲームが発売された歴史やVR技術の進歩と影響に関する話があった。
「あ、ああ」
父が頷いたのを見て、与一がさらに続けた。
「でもそれは、統計的な事実として否定されましたよね。過去には凶悪犯がゲーム廃人だった事もあったみたいですが、別にゲームが無い時代にだって凶悪犯はいた」
「そう、だな」
「構造としてはそれと全く同じです。結局、新しい娯楽の影響が不安になるのは成長期にその娯楽がなかった世代で、子供の世代からすれば当然の事実として娯楽と現実は全くの別物です」
与一が言葉を尽くす。父が、家族が私からゲームを取り上げる理由を聞いて、合理的に一歩ずつ、不安要素を排除していく。
力関係を用いず、善意と善意を結び合わせて相手の不安を排除していく。これが、言葉の持つ本当の力か。
「私がVRゲームに誘う前の奏音さんは、すごく……辛そうで、ご家族の事を話す言葉はまるで悲鳴の様に聞こえました。でも、今は毎日が楽しそうですし、成績も良いです」
与一はそこで、言葉を一度区切った。
「だから、彼女から幸せを奪わないでください」
与一の言葉を最後まで聞き終え、父が呆然とした表情で天井の方を見つめる。そして、大きく息を吐いて。
「……ダメだ」
父は私の方へ咎めるような視線を一瞬だけ送り、小さくため息をついて与一へ伝え、玄関の方へ消えていった。
「奏音、客間へ行っていなさい」
「えっあっはい」
父の言葉に、若干キョドリながら返事をする。
私にとって、彼は絶対に逆らうことができない存在で、交渉によって状況が動く何て考えたことも無かった。
「でも、与一は動かしたんだ……」
絶対に壊れないと思っていた大きな、壁。私の心にしか無い壁にハンマーが打ち付けられるのを感じながら、客間へ足を進めた。
「あっ」
客間の扉を開けると、途中で父が呼んだのだろう。既に兄と姉、そして母の3人が集合していた。
自然と私に視線が集中して、なんだか責められているような気分になった。いや、実際にそうなんだろうけど。
「CM、見たぞ」
下座側は残り1席、父は下座に座るから私は与一と一緒に上座ってことになるかな。そう考えて席につくなり、兄がポツリとつぶやいた。
「……」
なんと答えれば良いのか分からなくて、間が空いてしまった。この時間が長くなるほど、より答えにくくなるよね。
「奏音」
気まずい空気が流れる中、再び扉が開いた。そこには父と、彼に連れられた与一が居た。
「与一、ごめん……」
「いいや、奏音が謝ることなんて何も無いよ」
泣きそうな声で反射的に私が謝ると与一はほっとした表情を浮かべて、優しく私の手を包んでくれた。
「それで、聞きたい事というのは?」
苛立たしげに下座へ座った父が切り出す。与一は彼の方へ向き直って、毅然とした態度で答えた。
「奏音さんのゲームを禁止したそうですね。なぜですか?」
「……奏音はあまり成績が良くない。学生の本分を果たせない状態でゲームをする余裕はない」
「奏音さんは学校で非常に優秀な成績を残しています、把握されてないんですか?」
「良くなってきたからこそ……今は勉学に集中するべきだ」
バンッ。与一が強くテーブルを叩いた。そのまま父の方を睨みながら言葉を続ける。
「じゃああなたは、仕事や自己研鑽以外、趣味の時間を全く作っていないんですか?」
与一の言葉に、父は少し笑って答える。
「いいや」
「どうして、ご自身がやっていない事を娘さんにさせるんですか?」
「私と娘では状況が違う」
「ご自身でやってもうまくいかない方法を想像だけで子供にやらせてうまく行くわけないじゃないですか」
与一の言葉に、父が押し黙る。その様子を見て、彼女は小さく一度だけ深呼吸をして言葉を続けた。
「もうそろそろ、建前で話すのを辞めませんか? 奏音さんにあのゲームをさせたくない本音を聞かせてください」
部屋の中に、長い……長い無音の時間が流れた。やがて、父が唇を震わせてゆっくりと喋り出す。
「……奏音は普通じゃ無いんだ。どう表現すれば良いのか、感情の制御が難しい一方、すごく簡単に、冷静に悪意を組み立ててしまう」
父の言葉に続いて、兄や姉からも私の激ヤバなエピソードが次々と語られていく。
IAFを通して自分と向き合った私は、既に自分がどういう人間かを認識している。だけど父や家族は、もっと前から知っていたらしい。
「(……あれこれ、悪いの私じゃ無い?)」
今まで私は、この家族において自分をどこか被害者の様に思っている節があったけど、それは傲慢な考えだ。
「そうですね。多分、奏音さんは状況が許されるならなんの躊躇いも無く人を害することができる。それは私も感じています」
父の話す言葉に、与一も頷いて返した。その様子を見て、彼はほっとした様に言葉を続けた。
「奏音が社会で生きていくには、他の人より多くの努力が必要だ。そしてその教育を施すのは親の責任だと私は思っている」
「奏音さんに厳しく接したり、勉強を強要する事がどうして社会で生きていく教育なんですか?」
父の言葉に、与一が聞き返す。共通理解が得られたことで、部屋には最初にあった様な剣呑な雰囲気は薄れつつあった。
「AIが普及した現代において、勉学そのものの重要性は高く無い。しかし、勉学を通して鍛えられる知性には高い価値がある。そして、どんな時代でもより職業の選択肢が多いのは知性に優れた者だ」
父はそこで一度言葉を区切り、お茶を一口。
「例えば奏音が将来、あまり人と関わらないで生きる選択しようとした時、それが可能であって欲しい。奏音が間違いを犯さないためにも」
「……お話はわかりました。でも、奏音さんは現時点で優秀な成績を残しています」
「奏音の厳しく接するのは、奏音には他の人よりも強い、道徳観が必要だと考えているからだ。君は、あのCMを見たか?」
父が言うCMとは、今回の発端となった、私がゲーム内で興奮しながら大暴れしているシーンのことだ。
「もちろん、見ました」
「奏音の心には、悪魔が住んでいる。あのゲームはそれを呼び覚ましてしまう。そのうち、現実でも同様の事をしてしまったらどうする」
父の言葉に、今度は与一が小さく笑った。
「じゃああなたは、VR世界に入ると現実とVRの区別がつかなくなるんですか?」
「いいや、それは無いが……」
「そうですよね。なら、奏音さんだって同じです」
「いや、奏音は……」
父はそこまで行って、言い淀む。その様子を見て、与一は静かに一呼吸してから言葉を続けた。
「私は教科書でしか知らないですが、かつてテレビゲームが発売されてから、残虐な描写のあるゲームは子供に悪影響だって話があったそうですね」
与一の言葉に、私も現代史の内容を思い出す。ちょうど、一ヶ月前に中間試験があったばかりだ。
私の記憶では確かにそこにテレビゲームが発売された歴史やVR技術の進歩と影響に関する話があった。
「あ、ああ」
父が頷いたのを見て、与一がさらに続けた。
「でもそれは、統計的な事実として否定されましたよね。過去には凶悪犯がゲーム廃人だった事もあったみたいですが、別にゲームが無い時代にだって凶悪犯はいた」
「そう、だな」
「構造としてはそれと全く同じです。結局、新しい娯楽の影響が不安になるのは成長期にその娯楽がなかった世代で、子供の世代からすれば当然の事実として娯楽と現実は全くの別物です」
与一が言葉を尽くす。父が、家族が私からゲームを取り上げる理由を聞いて、合理的に一歩ずつ、不安要素を排除していく。
力関係を用いず、善意と善意を結び合わせて相手の不安を排除していく。これが、言葉の持つ本当の力か。
「私がVRゲームに誘う前の奏音さんは、すごく……辛そうで、ご家族の事を話す言葉はまるで悲鳴の様に聞こえました。でも、今は毎日が楽しそうですし、成績も良いです」
与一はそこで、言葉を一度区切った。
「だから、彼女から幸せを奪わないでください」
与一の言葉を最後まで聞き終え、父が呆然とした表情で天井の方を見つめる。そして、大きく息を吐いて。
「……ダメだ」
0
お気に入りに追加
208
あなたにおすすめの小説
なんだこのギルドネカマしかいない! Ψギルドごと異世界に行ったら実は全員ネカマだったΨ
剣之あつおみ
ファンタジー
VR専用MMORPG〖ソーサラーマスターオンライン〗、略して〖SMO〗。
日本で制作された世界初の音声認識変換マイク付きフルフェイスマスク型インターフェイスを装着し、没入感溢れるVRMMOアクションが楽しめると話題を呼んだゲームである。
200名を超える人気声優を起用して、自分の声をAIで自動変換しボイスチャットが出来る画期的な機能を搭載。サービス開始当初、国内外問わず同時接続400万名以上を突破し社会現象にもなったゲーム。
このゲームをこよなく楽しんでいた女子高生「シノブ」はサービス終了日に一緒にプレイしていたギルドメンバーとゲームそっくりな異世界へと飛ばされる。
彼女の所属していたギルド〖深紅の薔薇〗はリアル女性限定と言う規約を掲げていた。
異世界に飛ばされた彼女は仲間達と再会するが、そこで衝撃の事実に直面する。
女性だと思っていたギルドメンバー達は実は全員男性だった。
リアルでの性別は男性、ゲーム内で自身をリアル女性を語るプレイスタイル・・・
続に言う「ネカマ」だったのだ。
彼女と5人のネカマ達はゲームの知識を活かし、現実世界に戻る為に奮闘する物語である。
現実逃避のために逃げ込んだVRMMOの世界で、私はかわいいテイムモンスターたちに囲まれてゲームの世界を堪能する
にがりの少なかった豆腐
ファンタジー
この作品は 旧題:金運に恵まれたが人運に恵まれなかった俺は、現実逃避するためにフルダイブVRゲームの世界に逃げ込んだ
の内容を一部変更し修正加筆したものになります。
宝くじにより大金を手に入れた主人公だったが、それを皮切りに周囲の人間関係が悪化し、色々あった結果、現実の生活に見切りを付け、溜まっていた鬱憤をVRゲームの世界で好き勝手やって晴らすことを決めた。
そして、課金したりかわいいテイムモンスターといちゃいちゃしたり、なんて事をしている内にダンジョンを手に入れたりする主人公の物語。
※ 異世界転移や転生、ログアウト不可物の話ではありません ※
※修正前から主人公の性別が変わっているので注意。
※男主人公バージョンはカクヨムにあります
超ゲーム初心者の黒巫女召喚士〜動物嫌われ体質、VRにモフを求める〜
ネリムZ
SF
パズルゲームしかやった事の無かった主人公は妹に誘われてフルダイブ型VRゲームをやる事になった。
理由としては、如何なる方法を持ちようとも触れる事の出来なかった動物達に触れられるからだ。
自分の体質で動物に触れる事を諦めていた主人公はVRの現実のような感覚に嬉しさを覚える。
1話読む必要無いかもです。
個性豊かな友達や家族達とVRの世界を堪能する物語〜〜なお、主人公は多重人格の模様〜〜
アルゲートオンライン~侍が参る異世界道中~
桐野 紡
SF
高校生の稜威高志(いづ・たかし)は、気づくとプレイしていたVRMMO、アルゲートオンラインに似た世界に飛ばされていた。彼が遊んでいたジョブ、侍の格好をして。異世界で生きることに決めた主人公が家族になったエルフ、ペットの狼、女剣士と冒険したり、現代知識による発明をしながら、異世界を放浪するお話です。
落ちこぼれ一兵卒が転生してから大活躍
きこうダきこう
ファンタジー
王国騎士団の一兵卒だった主人公が魔王軍との戦闘中味方の誰かに殺され命を落とした後、神の使いより死ぬべき運命ではなかったと言い渡され、魂は死んだ時のままで再び同じ人生を歩んでいく事となった。
そのため幼少時代トロルによって家族を殺され、村を滅ぼされた出来事を阻止しようと思い、兄貴分的存在の人と父親に話し賢者と呼ばれる人やエルフ族らの助けを借りて襲撃を阻止した。
その後前世と同じく王国騎士団へ入団するための養成学校に入学するも、入学前に賢者の下で修行していた際に知った兄貴分的存在の人と幼馴染みに起こる死の運命を回避させようとしたり、前世で自分を殺したと思われる人物と遭遇したり、自身の運命の人と出会ったりして学校生活を堪能したのだった。
そして無事学校を卒業して騎士団に入団したが、その後も自身の運命を左右させる出来事に遭遇するもそれらを無事に乗り越え、再び魔王軍との決戦の場に赴いたのだった······。
VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
40代(男)アバターで無双する少女
かのよ
SF
同年代の子達と放課後寄り道するよりも、VRMMOでおじさんになってるほうが幸せだ。オープンフィールドの狩りゲーで大剣使いをしているガルドこと佐野みずき。女子高生であることを完璧に隠しながら、親父どもが集まるギルドにいい感じに馴染んでいる…! ひたすらクエストをやりこみ、酒場で仲間と談笑しているおじさんの皮を被った17歳。しかし平穏だった非日常を、唐突なギルドのオフ会とログアウト不可能の文字が破壊する!
序盤はVRMMO+日常系、中盤から転移系の物語に移行していきます。
表紙は茶二三様から頂きました!ありがとうございます!!
校正を加え同人誌版を出しています!
https://00kanoyooo.booth.pm/
こちらにて通販しています。
更新は定期日程で毎月4回行います(2・9・17・23日です)
小説家になろうにも「40代(男)アバターで無双するJK」という名前で投稿しています。
この作品はフィクションです。作中における犯罪行為を真似すると犯罪になります。それらを認可・奨励するものではありません。
後輩と一緒にVRMMO!~弓使いとして精一杯楽しむわ~
夜桜てる
SF
世界初の五感完全没入型VRゲームハードであるFUTURO発売から早二年。
多くの人々の希望を受け、遂に発売された世界初のVRMMO『Never Dream Online』
一人の男子高校生である朝倉奈月は、後輩でありβ版参加勢である梨原実夜と共にNDOを始める。
主人公が後輩女子とイチャイチャしつつも、とにかくVRゲームを楽しみ尽くす!!
小説家になろうからの転載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる