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5.ワーウルフ
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数日後、俺はダンジョンへ向かった。
どうすべきか迷ったが、やはりダンジョン攻略は続けたい。その為にもう一度あの最深部の祭壇へ行き、邪神にこの力を返せないか尋ねることにした。
邪神の加護による強化はありがたいものの、それ以外のデメリットが大き過ぎる。無駄足になるかもしれないが、やらないままダンジョンを離れるのは癪だった。
俺は心を強く持った。最深部への道のりで、案の定興奮したモンスターに次々と襲われる。だが強化された戦闘力で薙ぎ払い続けた。
一度通った道は忘れない。トラップが復活していたので注意しつつ、スムーズに奥に進む。もう少し。あと3フロアの所まで来た時だった。
「グルルルル……」
相当広いその空間は暗く、俺はランタンを点けて進んでいた。その闇の中から唸り声がする。俺は一旦無視して先を急いでいたが、相手も着いてくる。そして唸り声は徐々に増えていった。
鳴き声からして獣の類。だが一瞬見え隠れする影は随分と大きいようだ。何とか引き離せないかと思い切り走ったが、向こうも相当足が速い上に草原が広がるこのフィールドでは振り切れる要素が無い。
俺はいつしか取り囲まれていた。暗闇に幾つもの赤い瞳が浮かんでいた。
「……ゥルァァッ!」
唸り声と共に遂に1匹が俺に向かって突撃してきた。それを回避したところにまた1匹、2匹と突っ込んで来る。剣を抜き放った俺は4匹目をカウンターの要領で斬り裂いた。
キャイン!と悲鳴を上げて倒れたのはワーウルフだった。狼男とも呼ばれるが獣人族とは異なり、知能が低く獣寄りの生態をしている。
しかし人間と同等以上の体長を有し二足歩行をすることで手の鋭い爪を有効利用することに長け、勿論牙も鋭く侮れない。群れで行動し連携プレーを取ることからそこそこレベルの高い冒険者でも苦戦することがある相手だ。
だが今の俺ならやれない相手ではない。俺は剣を構えて呼吸を整えた。そして襲い掛かって来たワーウルフを斬り伏せる。その隙を狙って背後から別の個体が襲い掛かろうとしてきたが、それは予測済みだ。俺は振り向きざまに剣を振り下ろした。
肉を切り裂く手応えがあった後、赤い血が俺の顔に飛び散ってきた。だが怯むことなく次の敵へ向き直り、また剣を振るった。今度は2体同時に飛び掛かってきたがそれを軽くいなし1体を斬り捨てるともう1体には蹴りを入れて距離を取るように仕向けた。
やれる。
そう確信した俺だったが、蹴られた後に悔しそうに唸りながら立ち上がるワーウルフの息が妙に荒いことに気付いた。そして元々全裸の股間では、毛皮の間から異様に大きな肉棒が天を向いていることに気付いた。
「ガルルル……!」
明らかに欲情している。俺を犯したがっているのだと思った瞬間、全身の血の気が引いた気がした。だがこれも予測出来る範疇だ。やはり俺はこのダンジョンのモンスターに発情されるようになっている。
倒せばいい。返り討ちにしてやればいいだけだ。俺は心の中にそう自分を叱咤した。——ワーウルフの肉棒はどんな味か気になり、一瞬下腹部がキュンと疼いたのは無視する。
俺は剣を構え直して再びワーウルフの群れと対峙した。飛び掛かってきた最初の個体を斬り捨てると、別の個体が背後から爪で俺の服を引き裂いた。その隙を狙って1匹が俺に覆い被さる。そしてもう一匹は俺の両手を拘束した。
だが俺は冷静に状況を判断し、まず最初に自分にのしかかる奴の首をはね飛ばした。次に俺を押さえつけている奴を蹴り上げ、そのまま剣を振り下ろす。それで2体とも倒すことが出来たのだが……
「くっ……!」
気が付けば俺はワーウルフの群れに囲まれていた。振り下ろした剣が爪で受け止められ、動きを止められている内に四方八方から伸ばされる手が俺の衣服を引きちぎっていく。
そしてワーウルフは俺の身体を舐めた。肌に直接触れられ、その感触だけで身体が熱くなっていく気がした。脇腹や脇の下を舐めらえて力が入らなくなったところで鍔迫り合いに負け、弾かれた剣が飛んで行く。
そしてとうとうパンツまで剥ぎ取られてしまった俺は全裸になってしまい、ワーウルフに押し倒されて四肢を押さえ付けられた。
抵抗することは出来ずされるがままになる。残った服を剥ぎ取られる間にも唾液でベタベタになった舌が身体中を舐め回すように這い回り、不快感よりも快感の方が勝ってしまった。
(あぁ……全部脱がされちまった……♡)
俺は絶望していたが、同時に微かな期待を抱いてしまっていた。そんなことを考えていると1匹が俺の股の間に顔を近付けてきた。そしてそのままクンクンと匂いを嗅ぐ。その息が荒いのは発情しているからだろう。
「……クゥン……♡」
ワーウルフは存外可愛らしい声で鳴いた後、俺のペニスに舌を這わしてきた。ざらついた舌が亀頭を刺激する度に腰が跳ねるような快感に襲われる。
しかしただ舐められているだけでは物足りない俺は無意識のうちに腰を浮かせて自ら押し付けてしまっていたようだ。
それに気付いたワーウルフはニヤリと笑うと更に強く吸い付いてきた。ジュルルルッ!と音を立てて吸い上げられ、あまりの気持ち良さに意識を失いそうになるが何とか持ち堪えた。
どうにかしてこの事態を脱せないかと考えるが、ワーウルフの力は強く四肢が押さえ付けられていては身を起こすことすら出来ない。それに熱い息を掛けられながら全身を舐められるのは初めての感覚だった。
そんな中、2匹のワーウルフが同時に俺の胸の尖りを舐め始めた。自分では気にしたことの無い部位だ。しかし両方の乳首を同時にしゃぶられ、時には歯でカリッと噛まれる度にゾワゾワとした感覚が身体中に走る。最初はくすぐったさを感じていたが徐々に快感へと変わっていった。
その間も俺のペニスはワーウルフの口の中に収まっており、激しく上下に動かされている。時折喉奥まで飲み込まれそうな勢いで吸われると思わず声が出てしまう程だ。
そしてもう1匹は俺の尻穴を解すように舐め回していた。その刺激だけでも達してしまいそうになる程だったが、まだイきたくないと必死に我慢した。
(くそっ……このままじゃマズい……! でも何だこれ……乳首、おかしい……♡)
俺が快感に耐えている間にもワーウルフは俺の身体を舐め続けていた。特に舌のザラついた部分で乳首に触れるとビクンッと大きく跳ねてしまう。
それに気付いたのか、ワーウルフ達は執拗にそこだけを舐めるようにしてきた。次第にくすぐったさから別の感覚へと変わり始めていくことに気付き、俺は焦った。
「あっ……んっ……♡」
(待ってくれ……そこはダメだって……!)
しかしそんな俺の思いなど届くはずも無く、2匹はひたすらにそこばかりを責め続ける。その度に甘い声が漏れてしまい羞恥を感じるが、それでも止められない程気持ちよかった。
暫くするとワーウルフ達は舌の動きを激しくしてきた。俺の乳首は唾液でべとべとになり、赤く腫れ上がってしまった。その様はまるで女の胸のようだ。だがまだまだそこを虐められ続ける。ワーウルフの歯が乳首を掠める度に俺は声を上げた。
その後も散々乳首を弄り回され続けた俺だったが、同時に俺の尻穴を舐めていたワーウルフの舌が挿入を始めた。太い舌が腸壁を押し広げながら入ってくる感覚にゾワリとする感覚を覚えると共に、前立腺を刺激される度に身体が跳ね上がる。
その状態で咥えられたペニスの裏筋を大きな舌で擦られれば、俺には抗いようがなかった。金玉も熱心に舐められていたが、それがキュッと締まる。
「あっ、ああああっ♡」
ビュルルルルッ!
俺は頭が真っ白になり絶頂を迎えた。精液をワーウルフの口の中に放つと、最後の1滴まで残さないと言わんばかりに激しく吸われた。
「お、おふぅっ♡」
その感覚で更に感じ入ってしまう。俺はもう頭がクラクラしていた。そんな時だ。
一際大きな吠え声がして、周囲のワーウルフが一斉にビクリと反応した。そして四肢を抑えているもの意外は皆そそくさと俺から離れて行く。
何事かと思って息を整えつつ見ていると、一際大きなワーウルフが近寄って来た。闘争の結果だろう、片目は刀疵で潰れている。だが他とは異なる迫力があり、これが群れのボスだと直感した。
ボスは俺のすぐそばまで来ると、その逸物を見せ付けるかのように一度ビタンと下腹へ擦り付けた。淫紋の上に横たわるそのペニスはあまりに長く容易に奥底まで届くだろうし、先端と根本が太い。
その興奮しきった息遣いを聞きながら、俺は今からこれに犯されるのだと思い知らされる。
(む、無理だ……こんなの入れられたら、絶対壊れる……♡)
恐怖心を感じるものの、同時に下腹部がキュンと疼いた。既に身体は快楽に堕ちており、拒否する意思など無いに等しい状態だ。ボスは俺に覆い被さると一気に挿入を始めた。
(あぁ……来てる……♡ ぶっといのが、俺の中に……♡)
最初は全く入らなかったが、じっくりと押し付け続けていると少しずつだが侵入を許してしまうようになった。自分でもそこがヒクついているのが分かるほどだったが止められない。
隘路が割り開かれていく痛みと感覚はいつだって最高だった。やがてグプンッと太い部分が挿入されてしまい、内臓を押し上げられるような感覚に襲われると共に息苦しさを感じた。しかしそれも束の間ですぐに抽挿が始まった。
「あっ……あっ……♡」
最初はゆっくりとした動きだったが徐々に早くなる。パンッ! パンッ! と肌同士がぶつかり合う音が部屋中に響き渡る。その激しさに俺はただ喘ぐことしか出来なかった。
やがてボスの腰の動きは更に激しくなった。そして一際強く打ち付けられた瞬間、俺の尻穴に大量の精液が吐き出されたのが分かった。それと同時に俺もまた絶頂を迎えたようで、身体が痙攣し目の前がチカチカとする程の衝撃だった。
(あぁ……♡ いっぱい出てる……あったかい……♡)
腹の中に注がれている間もずっとビクビクと震え続けていたが、立派な陰茎が萎えることは無かった。それもその筈、それはただの前哨戦だった。
ワーウルフは更に奥へとペニスを挿入した。根本部分に付いた瘤が腫れた縁をゴリゴリと擦る。
「うっ……♡」
その刺激で俺はまた軽く尻だけで達してしまった。だがワーウルフの腰の動きが止まることはなく、寧ろ激しさを増す一方だ。そして何より恐ろしいのは、どう見ても凶悪な根本の瘤も穴の中に沈めようとしていることだった。
「む、無理……っ! 裂ける……っ♡」
俺は思わず声を上げた。だがそんなことはお構いなしにワーウルフは腰を押し付け、アナルに全てを押し込もうとしていた。
俺は荒い呼吸をして圧迫感から少しでも逃れようとする。だが大して効果は無く、やがてピリッとした痛みと共に瘤のひとつが尻穴へ沈んだ。
「っああ"あ"あっ♡」
その感覚にゾワリとする。そして次の瞬間にはふたつめの瘤がねじ込まれた。堪らず俺は悲鳴を上げるが、ワーウルフは構わずに腰を振り続ける。
やがて三つめも挿入されてしまい、腹の中が苦しくて仕方がない。だが同時に瘤が前立腺を直撃し、少し動くだけでゴリゴリと押し潰した。
俺の尻穴はギチギチでとてもではないがこれ以上の刺激を受け入れられそうになかったが、ワーウルフは腰を円を描くように動かした。腸壁をゴリッと擦られる度に甘い痺れに襲われて力が抜けていくようだった。
「ひあああっ♡ あんっ♡ ああっ♡」
俺はもう既に息も絶え絶えだった。そんな中、ワーウルフの動きが止まった代わりに肉棒が大きく脈打った。そして熱い液体が勢い良く吐き出される。
ドピュルルルルーーッ!! ビュクッ……ビュクンッ! ビューーーッッ……ドクッドクッドクッ……
その量は尋常ではなく、あっという間に俺の腹の中はワーウルフの精液で染め上げられてしまった。
それでもまだ射精は止まらない。まるでホースで水を撒いているかのように大量の精液が腸内に流れ込んでくる感覚に、俺はただ身悶えるしか出来なかった。
(あぁ……♡ いっぱい出てる♡ 俺の中に種付けされてるぅ♡)
そんなことを考えている間にもワーウルフの射精はまだ続いていた。狼の射精は長いと聞く。瘤はその間、雌が逃げ出さないようにする栓の役目をすることを今更薄らと思い出した。
こんな大量に注がれたら、もし雌なら確実に孕んでしまっていただろう。そう思っただけで俺はまたケツイキしてしまった。
(ああ、俺、またイった……♡ モンスターに好きにされて……種付けされながらメスイキしてる……♡)
俺は敗北感と背徳感と恥辱に興奮していた。屈強な身体を持ち戦闘力向上の魔法まで掛かっているのにこんな無様な姿になっているのが情けない。
俺は群れのトップたるアルファには勝てない雑魚雄、いや雄ですらない雌犬だった。子を孕むぐらいしか能の無いビッチにはボスが自ら種付けして下さるだけでありがたいと思わねばならない。
俺はその考えに至った途端にまた軽くイった。だが、まだワーウルフの射精は終わっていないようだった。まるで交尾相手にマーキングするかのように長い射精を続けながら腰をグリッと押し付けてくる。
いつの間にか俺は自分からも腰を動かしていた。ワーウルフの腰に両足を絡めて、少しでも奥まで届くように尻を押し付ける。すると腸壁に擦り付けられていた瘤が前立腺を強く圧迫した。
ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液を流し込まれる度に軽く絶頂を迎えてしまう程だった。俺はもう頭の中が真っ白で何も考えられず、ただ快楽に支配されるままに腰を振っていた。
(孕みたい……この狼の子供産みたい……♡)
いつしかそんなことを思い始めてしまっていた。だがその願いは叶えられないことを本能的に悟っていたし、そもそもワーウルフの子供を孕んだらどうなるかなど考えたくもない。だがそれでもなお、俺は中に出された大量の精液が逆流してくるのを感じながら絶頂を味わっていた。
ワーウルフの射精は恐ろしく長かった。俺の腹はまたぽっこり膨らんでいた。下腹部に刻まれた淫紋はまた一段と色を濃くし、最初は無かった小さな飾り模様も浮き上がっていた。その淫紋は、まるで俺の身体とワーウルフの精が結びついたことを表わしているかのようだった。
「あぁ……せーえき……おおかみせーえき、いっぱいきてりゅ……♡」
俺は完全に堕ちていた。俺はこの群れに屈服し服従する雌犬だ。精液を注がれることこそ至高の悦びであり、それでも構わないと思った。だってこんなにも気持ちいいのだから……
それから暫くしてようやく射精が終わったようだ。ボスはようやく萎んだペニスをゆっくりと引き抜いた。栓を失った尻穴からは、中に出された大量の精液が流れ出してきている。その感触すら快感に変わってしまい、俺はまた軽く達してしまった。
そしてボスの陰茎が抜かれると、途端に腹の中にあった存在が消えたことで寂しさを感じてしまった。もっとあの太いものを感じていたかった……ふとそんなことを思ってしまった自分に驚いた。
だがそんな俺の思いなど露知らずといった様子でワーウルフは次の行動に出た。今度は別の個体が俺の上に覆い被さってきたのだ。それは最初に俺に俺の竿を咥えていた個体だったようで、既に臨戦態勢になっていた。
それを認識した途端、俺は俯せになると無意識のうちに尻を高く上げてしまっていた。そして自分から尻穴に指を添えて左右に拡げた。早く入れて欲しいという意思表示だったが、ワーウルフは当然それに答えるように交尾の体勢に入った。
ズブブッ……ヌプッ! グチュッ!! パンッ! パンッ!! バチュンッ!!
「あっ……ああああっ♡ ひぃんっ♡」
ドピュッドピューーッ!!
ビュルルルーーッ!! ビューーーッッ……ドクンドクンドクンッ…………ビュククッ……ドプッドプン……ドロォ……♡
(あぁ……♡ またいっぱい出てるぅ……♡)
本イキと変わらないような一度目の射精の後、瘤をねじ込んでの本番が始まる。再び怒涛のように熱い液が俺の腹の中へ流れ込んできた。その感覚に俺は堪らず声を上げてしまう。
その後も何度もピストンが繰り返され、その度に熱い精液が俺の腹を満たして溢れていく。既に俺の腹は限界まで膨れ上がっており、今にも破裂してしまいそうだった。
(もう限界だ……♡ これ以上出されたら死んじゃう♡)
だがワーウルフはそんなことなどお構い無しといった様子で射精し続ける。1匹が終わるとまたすぐに別の1匹に交代する。まるで孕ませるかのように大量の精を注ぎ込まれ続けた結果、俺の下腹部に刻まれた淫紋は更に色濃くなっていた。
そして中には待ち切れなくなったものもいたようで、彼らは俺の身体の至る所にペニスを擦り付けた。首周り、背中、腋の下など体中あらゆる部位にペニスを擦り付けてきた。特に乳首は集中的に狙われたようで、左右から挟んで扱かれているうちにピンッと勃起してしまっていた。
(ああ……♡ 俺のおっぱい……気持ち良い♡)
そんな俺の反応を見たのか、1匹がそのまま乳首を責め始めた。尖った爪でカリカリと引っ掻かれる度に甘い痺れが走ると同時に尻穴もキュンと疼いた。そしてまたワーウルフの射精が始まった。
ビュルルルルーッ!! ドプッドプンッッ! ビューーッッ……ドロォ……♡
俺の身体はワーウルフの精液でドロドロになった。だがその雄臭い匂いにクラクラとする。そう、俺はワーウルフに種付けされることで快楽を得ていたのだ。
俺の理性は既に崩壊寸前だった。既に思考は停止しており、ただこの快楽に溺れることだけしか考えられなくなっていた。
そして遂に尻の中で最後の1匹が射精した。その量は凄まじく、腹が破裂してしまうのではないかと思ったほどだった。だがそれでもなお満足しないのか、激しいピストン運動をする。
ズブブッ! グチュッ! パンッ! パンッ!! バチュンッ!! ドピュッドピューーッッ……ドクンドクンドクンッ……ビュククッ……ドプッドプン……ドロォ……
凄まじい量の精液が勢い良く逆流してくる度に俺はケツで絶頂を迎える。その間も俺はずっと尻を高く上げたまま、ワーウルフの行為を受け入れていた。
それから暫くしてようやく射精が終わったようで、ワーウルフはゆっくりと引き抜いた。栓を失った尻穴からはゴポッという音を立てて大量の白濁液が流れ出てきた。
それはまるで滝のようで、地面の上に大きな水溜まりを作ったほどだった。その量は最早常軌を逸しており、俺はぐったりとしたまま動けずにいた。
そんな中、ワーウルフ達は耳をピンと立ててある一点を向く。そして激しく牙を剥きながら唸り声を上げ始めた。俺は何事かと思うが疲れ果てて動けない。
やがてワーウルフの群れは威嚇の声を発しながらもおずおずと撤退していった。彼らが逃げ出す程の存在が近付いていたのだ。
ずし、ずし、と重い足音がやって来る。俺が億劫になりつつも視線を上げると、それは巨体に豚鼻が特徴的な亜人種のモンスター、オークだった。
「フゴッ?」
「フゴッフゴッ!」
現れたのは2匹のオークで、俺を見付けると匂いを嗅いだり何事かを言い合ったりしている。俺はまさかと思ったが快感の余韻と疲労で指一本動かせない。
オークはそんな俺の身体を持ち上げると肩に担いだ。膨らんでいた腹が圧迫され、俺は凄まじい便意に襲われそのまま尻穴が破裂する。
「ひぃ……っ♡」
ブシャッ! ビチビチビチビチィッ!!
俺は思わず失禁してしまった。というよりも先程から注がれた白濁液が止まらない。だがオーク達は気にする様子もなく、液体を滴り落とす俺をそのまま何処かへ連れ去った。
どうすべきか迷ったが、やはりダンジョン攻略は続けたい。その為にもう一度あの最深部の祭壇へ行き、邪神にこの力を返せないか尋ねることにした。
邪神の加護による強化はありがたいものの、それ以外のデメリットが大き過ぎる。無駄足になるかもしれないが、やらないままダンジョンを離れるのは癪だった。
俺は心を強く持った。最深部への道のりで、案の定興奮したモンスターに次々と襲われる。だが強化された戦闘力で薙ぎ払い続けた。
一度通った道は忘れない。トラップが復活していたので注意しつつ、スムーズに奥に進む。もう少し。あと3フロアの所まで来た時だった。
「グルルルル……」
相当広いその空間は暗く、俺はランタンを点けて進んでいた。その闇の中から唸り声がする。俺は一旦無視して先を急いでいたが、相手も着いてくる。そして唸り声は徐々に増えていった。
鳴き声からして獣の類。だが一瞬見え隠れする影は随分と大きいようだ。何とか引き離せないかと思い切り走ったが、向こうも相当足が速い上に草原が広がるこのフィールドでは振り切れる要素が無い。
俺はいつしか取り囲まれていた。暗闇に幾つもの赤い瞳が浮かんでいた。
「……ゥルァァッ!」
唸り声と共に遂に1匹が俺に向かって突撃してきた。それを回避したところにまた1匹、2匹と突っ込んで来る。剣を抜き放った俺は4匹目をカウンターの要領で斬り裂いた。
キャイン!と悲鳴を上げて倒れたのはワーウルフだった。狼男とも呼ばれるが獣人族とは異なり、知能が低く獣寄りの生態をしている。
しかし人間と同等以上の体長を有し二足歩行をすることで手の鋭い爪を有効利用することに長け、勿論牙も鋭く侮れない。群れで行動し連携プレーを取ることからそこそこレベルの高い冒険者でも苦戦することがある相手だ。
だが今の俺ならやれない相手ではない。俺は剣を構えて呼吸を整えた。そして襲い掛かって来たワーウルフを斬り伏せる。その隙を狙って背後から別の個体が襲い掛かろうとしてきたが、それは予測済みだ。俺は振り向きざまに剣を振り下ろした。
肉を切り裂く手応えがあった後、赤い血が俺の顔に飛び散ってきた。だが怯むことなく次の敵へ向き直り、また剣を振るった。今度は2体同時に飛び掛かってきたがそれを軽くいなし1体を斬り捨てるともう1体には蹴りを入れて距離を取るように仕向けた。
やれる。
そう確信した俺だったが、蹴られた後に悔しそうに唸りながら立ち上がるワーウルフの息が妙に荒いことに気付いた。そして元々全裸の股間では、毛皮の間から異様に大きな肉棒が天を向いていることに気付いた。
「ガルルル……!」
明らかに欲情している。俺を犯したがっているのだと思った瞬間、全身の血の気が引いた気がした。だがこれも予測出来る範疇だ。やはり俺はこのダンジョンのモンスターに発情されるようになっている。
倒せばいい。返り討ちにしてやればいいだけだ。俺は心の中にそう自分を叱咤した。——ワーウルフの肉棒はどんな味か気になり、一瞬下腹部がキュンと疼いたのは無視する。
俺は剣を構え直して再びワーウルフの群れと対峙した。飛び掛かってきた最初の個体を斬り捨てると、別の個体が背後から爪で俺の服を引き裂いた。その隙を狙って1匹が俺に覆い被さる。そしてもう一匹は俺の両手を拘束した。
だが俺は冷静に状況を判断し、まず最初に自分にのしかかる奴の首をはね飛ばした。次に俺を押さえつけている奴を蹴り上げ、そのまま剣を振り下ろす。それで2体とも倒すことが出来たのだが……
「くっ……!」
気が付けば俺はワーウルフの群れに囲まれていた。振り下ろした剣が爪で受け止められ、動きを止められている内に四方八方から伸ばされる手が俺の衣服を引きちぎっていく。
そしてワーウルフは俺の身体を舐めた。肌に直接触れられ、その感触だけで身体が熱くなっていく気がした。脇腹や脇の下を舐めらえて力が入らなくなったところで鍔迫り合いに負け、弾かれた剣が飛んで行く。
そしてとうとうパンツまで剥ぎ取られてしまった俺は全裸になってしまい、ワーウルフに押し倒されて四肢を押さえ付けられた。
抵抗することは出来ずされるがままになる。残った服を剥ぎ取られる間にも唾液でベタベタになった舌が身体中を舐め回すように這い回り、不快感よりも快感の方が勝ってしまった。
(あぁ……全部脱がされちまった……♡)
俺は絶望していたが、同時に微かな期待を抱いてしまっていた。そんなことを考えていると1匹が俺の股の間に顔を近付けてきた。そしてそのままクンクンと匂いを嗅ぐ。その息が荒いのは発情しているからだろう。
「……クゥン……♡」
ワーウルフは存外可愛らしい声で鳴いた後、俺のペニスに舌を這わしてきた。ざらついた舌が亀頭を刺激する度に腰が跳ねるような快感に襲われる。
しかしただ舐められているだけでは物足りない俺は無意識のうちに腰を浮かせて自ら押し付けてしまっていたようだ。
それに気付いたワーウルフはニヤリと笑うと更に強く吸い付いてきた。ジュルルルッ!と音を立てて吸い上げられ、あまりの気持ち良さに意識を失いそうになるが何とか持ち堪えた。
どうにかしてこの事態を脱せないかと考えるが、ワーウルフの力は強く四肢が押さえ付けられていては身を起こすことすら出来ない。それに熱い息を掛けられながら全身を舐められるのは初めての感覚だった。
そんな中、2匹のワーウルフが同時に俺の胸の尖りを舐め始めた。自分では気にしたことの無い部位だ。しかし両方の乳首を同時にしゃぶられ、時には歯でカリッと噛まれる度にゾワゾワとした感覚が身体中に走る。最初はくすぐったさを感じていたが徐々に快感へと変わっていった。
その間も俺のペニスはワーウルフの口の中に収まっており、激しく上下に動かされている。時折喉奥まで飲み込まれそうな勢いで吸われると思わず声が出てしまう程だ。
そしてもう1匹は俺の尻穴を解すように舐め回していた。その刺激だけでも達してしまいそうになる程だったが、まだイきたくないと必死に我慢した。
(くそっ……このままじゃマズい……! でも何だこれ……乳首、おかしい……♡)
俺が快感に耐えている間にもワーウルフは俺の身体を舐め続けていた。特に舌のザラついた部分で乳首に触れるとビクンッと大きく跳ねてしまう。
それに気付いたのか、ワーウルフ達は執拗にそこだけを舐めるようにしてきた。次第にくすぐったさから別の感覚へと変わり始めていくことに気付き、俺は焦った。
「あっ……んっ……♡」
(待ってくれ……そこはダメだって……!)
しかしそんな俺の思いなど届くはずも無く、2匹はひたすらにそこばかりを責め続ける。その度に甘い声が漏れてしまい羞恥を感じるが、それでも止められない程気持ちよかった。
暫くするとワーウルフ達は舌の動きを激しくしてきた。俺の乳首は唾液でべとべとになり、赤く腫れ上がってしまった。その様はまるで女の胸のようだ。だがまだまだそこを虐められ続ける。ワーウルフの歯が乳首を掠める度に俺は声を上げた。
その後も散々乳首を弄り回され続けた俺だったが、同時に俺の尻穴を舐めていたワーウルフの舌が挿入を始めた。太い舌が腸壁を押し広げながら入ってくる感覚にゾワリとする感覚を覚えると共に、前立腺を刺激される度に身体が跳ね上がる。
その状態で咥えられたペニスの裏筋を大きな舌で擦られれば、俺には抗いようがなかった。金玉も熱心に舐められていたが、それがキュッと締まる。
「あっ、ああああっ♡」
ビュルルルルッ!
俺は頭が真っ白になり絶頂を迎えた。精液をワーウルフの口の中に放つと、最後の1滴まで残さないと言わんばかりに激しく吸われた。
「お、おふぅっ♡」
その感覚で更に感じ入ってしまう。俺はもう頭がクラクラしていた。そんな時だ。
一際大きな吠え声がして、周囲のワーウルフが一斉にビクリと反応した。そして四肢を抑えているもの意外は皆そそくさと俺から離れて行く。
何事かと思って息を整えつつ見ていると、一際大きなワーウルフが近寄って来た。闘争の結果だろう、片目は刀疵で潰れている。だが他とは異なる迫力があり、これが群れのボスだと直感した。
ボスは俺のすぐそばまで来ると、その逸物を見せ付けるかのように一度ビタンと下腹へ擦り付けた。淫紋の上に横たわるそのペニスはあまりに長く容易に奥底まで届くだろうし、先端と根本が太い。
その興奮しきった息遣いを聞きながら、俺は今からこれに犯されるのだと思い知らされる。
(む、無理だ……こんなの入れられたら、絶対壊れる……♡)
恐怖心を感じるものの、同時に下腹部がキュンと疼いた。既に身体は快楽に堕ちており、拒否する意思など無いに等しい状態だ。ボスは俺に覆い被さると一気に挿入を始めた。
(あぁ……来てる……♡ ぶっといのが、俺の中に……♡)
最初は全く入らなかったが、じっくりと押し付け続けていると少しずつだが侵入を許してしまうようになった。自分でもそこがヒクついているのが分かるほどだったが止められない。
隘路が割り開かれていく痛みと感覚はいつだって最高だった。やがてグプンッと太い部分が挿入されてしまい、内臓を押し上げられるような感覚に襲われると共に息苦しさを感じた。しかしそれも束の間ですぐに抽挿が始まった。
「あっ……あっ……♡」
最初はゆっくりとした動きだったが徐々に早くなる。パンッ! パンッ! と肌同士がぶつかり合う音が部屋中に響き渡る。その激しさに俺はただ喘ぐことしか出来なかった。
やがてボスの腰の動きは更に激しくなった。そして一際強く打ち付けられた瞬間、俺の尻穴に大量の精液が吐き出されたのが分かった。それと同時に俺もまた絶頂を迎えたようで、身体が痙攣し目の前がチカチカとする程の衝撃だった。
(あぁ……♡ いっぱい出てる……あったかい……♡)
腹の中に注がれている間もずっとビクビクと震え続けていたが、立派な陰茎が萎えることは無かった。それもその筈、それはただの前哨戦だった。
ワーウルフは更に奥へとペニスを挿入した。根本部分に付いた瘤が腫れた縁をゴリゴリと擦る。
「うっ……♡」
その刺激で俺はまた軽く尻だけで達してしまった。だがワーウルフの腰の動きが止まることはなく、寧ろ激しさを増す一方だ。そして何より恐ろしいのは、どう見ても凶悪な根本の瘤も穴の中に沈めようとしていることだった。
「む、無理……っ! 裂ける……っ♡」
俺は思わず声を上げた。だがそんなことはお構いなしにワーウルフは腰を押し付け、アナルに全てを押し込もうとしていた。
俺は荒い呼吸をして圧迫感から少しでも逃れようとする。だが大して効果は無く、やがてピリッとした痛みと共に瘤のひとつが尻穴へ沈んだ。
「っああ"あ"あっ♡」
その感覚にゾワリとする。そして次の瞬間にはふたつめの瘤がねじ込まれた。堪らず俺は悲鳴を上げるが、ワーウルフは構わずに腰を振り続ける。
やがて三つめも挿入されてしまい、腹の中が苦しくて仕方がない。だが同時に瘤が前立腺を直撃し、少し動くだけでゴリゴリと押し潰した。
俺の尻穴はギチギチでとてもではないがこれ以上の刺激を受け入れられそうになかったが、ワーウルフは腰を円を描くように動かした。腸壁をゴリッと擦られる度に甘い痺れに襲われて力が抜けていくようだった。
「ひあああっ♡ あんっ♡ ああっ♡」
俺はもう既に息も絶え絶えだった。そんな中、ワーウルフの動きが止まった代わりに肉棒が大きく脈打った。そして熱い液体が勢い良く吐き出される。
ドピュルルルルーーッ!! ビュクッ……ビュクンッ! ビューーーッッ……ドクッドクッドクッ……
その量は尋常ではなく、あっという間に俺の腹の中はワーウルフの精液で染め上げられてしまった。
それでもまだ射精は止まらない。まるでホースで水を撒いているかのように大量の精液が腸内に流れ込んでくる感覚に、俺はただ身悶えるしか出来なかった。
(あぁ……♡ いっぱい出てる♡ 俺の中に種付けされてるぅ♡)
そんなことを考えている間にもワーウルフの射精はまだ続いていた。狼の射精は長いと聞く。瘤はその間、雌が逃げ出さないようにする栓の役目をすることを今更薄らと思い出した。
こんな大量に注がれたら、もし雌なら確実に孕んでしまっていただろう。そう思っただけで俺はまたケツイキしてしまった。
(ああ、俺、またイった……♡ モンスターに好きにされて……種付けされながらメスイキしてる……♡)
俺は敗北感と背徳感と恥辱に興奮していた。屈強な身体を持ち戦闘力向上の魔法まで掛かっているのにこんな無様な姿になっているのが情けない。
俺は群れのトップたるアルファには勝てない雑魚雄、いや雄ですらない雌犬だった。子を孕むぐらいしか能の無いビッチにはボスが自ら種付けして下さるだけでありがたいと思わねばならない。
俺はその考えに至った途端にまた軽くイった。だが、まだワーウルフの射精は終わっていないようだった。まるで交尾相手にマーキングするかのように長い射精を続けながら腰をグリッと押し付けてくる。
いつの間にか俺は自分からも腰を動かしていた。ワーウルフの腰に両足を絡めて、少しでも奥まで届くように尻を押し付ける。すると腸壁に擦り付けられていた瘤が前立腺を強く圧迫した。
ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液を流し込まれる度に軽く絶頂を迎えてしまう程だった。俺はもう頭の中が真っ白で何も考えられず、ただ快楽に支配されるままに腰を振っていた。
(孕みたい……この狼の子供産みたい……♡)
いつしかそんなことを思い始めてしまっていた。だがその願いは叶えられないことを本能的に悟っていたし、そもそもワーウルフの子供を孕んだらどうなるかなど考えたくもない。だがそれでもなお、俺は中に出された大量の精液が逆流してくるのを感じながら絶頂を味わっていた。
ワーウルフの射精は恐ろしく長かった。俺の腹はまたぽっこり膨らんでいた。下腹部に刻まれた淫紋はまた一段と色を濃くし、最初は無かった小さな飾り模様も浮き上がっていた。その淫紋は、まるで俺の身体とワーウルフの精が結びついたことを表わしているかのようだった。
「あぁ……せーえき……おおかみせーえき、いっぱいきてりゅ……♡」
俺は完全に堕ちていた。俺はこの群れに屈服し服従する雌犬だ。精液を注がれることこそ至高の悦びであり、それでも構わないと思った。だってこんなにも気持ちいいのだから……
それから暫くしてようやく射精が終わったようだ。ボスはようやく萎んだペニスをゆっくりと引き抜いた。栓を失った尻穴からは、中に出された大量の精液が流れ出してきている。その感触すら快感に変わってしまい、俺はまた軽く達してしまった。
そしてボスの陰茎が抜かれると、途端に腹の中にあった存在が消えたことで寂しさを感じてしまった。もっとあの太いものを感じていたかった……ふとそんなことを思ってしまった自分に驚いた。
だがそんな俺の思いなど露知らずといった様子でワーウルフは次の行動に出た。今度は別の個体が俺の上に覆い被さってきたのだ。それは最初に俺に俺の竿を咥えていた個体だったようで、既に臨戦態勢になっていた。
それを認識した途端、俺は俯せになると無意識のうちに尻を高く上げてしまっていた。そして自分から尻穴に指を添えて左右に拡げた。早く入れて欲しいという意思表示だったが、ワーウルフは当然それに答えるように交尾の体勢に入った。
ズブブッ……ヌプッ! グチュッ!! パンッ! パンッ!! バチュンッ!!
「あっ……ああああっ♡ ひぃんっ♡」
ドピュッドピューーッ!!
ビュルルルーーッ!! ビューーーッッ……ドクンドクンドクンッ…………ビュククッ……ドプッドプン……ドロォ……♡
(あぁ……♡ またいっぱい出てるぅ……♡)
本イキと変わらないような一度目の射精の後、瘤をねじ込んでの本番が始まる。再び怒涛のように熱い液が俺の腹の中へ流れ込んできた。その感覚に俺は堪らず声を上げてしまう。
その後も何度もピストンが繰り返され、その度に熱い精液が俺の腹を満たして溢れていく。既に俺の腹は限界まで膨れ上がっており、今にも破裂してしまいそうだった。
(もう限界だ……♡ これ以上出されたら死んじゃう♡)
だがワーウルフはそんなことなどお構い無しといった様子で射精し続ける。1匹が終わるとまたすぐに別の1匹に交代する。まるで孕ませるかのように大量の精を注ぎ込まれ続けた結果、俺の下腹部に刻まれた淫紋は更に色濃くなっていた。
そして中には待ち切れなくなったものもいたようで、彼らは俺の身体の至る所にペニスを擦り付けた。首周り、背中、腋の下など体中あらゆる部位にペニスを擦り付けてきた。特に乳首は集中的に狙われたようで、左右から挟んで扱かれているうちにピンッと勃起してしまっていた。
(ああ……♡ 俺のおっぱい……気持ち良い♡)
そんな俺の反応を見たのか、1匹がそのまま乳首を責め始めた。尖った爪でカリカリと引っ掻かれる度に甘い痺れが走ると同時に尻穴もキュンと疼いた。そしてまたワーウルフの射精が始まった。
ビュルルルルーッ!! ドプッドプンッッ! ビューーッッ……ドロォ……♡
俺の身体はワーウルフの精液でドロドロになった。だがその雄臭い匂いにクラクラとする。そう、俺はワーウルフに種付けされることで快楽を得ていたのだ。
俺の理性は既に崩壊寸前だった。既に思考は停止しており、ただこの快楽に溺れることだけしか考えられなくなっていた。
そして遂に尻の中で最後の1匹が射精した。その量は凄まじく、腹が破裂してしまうのではないかと思ったほどだった。だがそれでもなお満足しないのか、激しいピストン運動をする。
ズブブッ! グチュッ! パンッ! パンッ!! バチュンッ!! ドピュッドピューーッッ……ドクンドクンドクンッ……ビュククッ……ドプッドプン……ドロォ……
凄まじい量の精液が勢い良く逆流してくる度に俺はケツで絶頂を迎える。その間も俺はずっと尻を高く上げたまま、ワーウルフの行為を受け入れていた。
それから暫くしてようやく射精が終わったようで、ワーウルフはゆっくりと引き抜いた。栓を失った尻穴からはゴポッという音を立てて大量の白濁液が流れ出てきた。
それはまるで滝のようで、地面の上に大きな水溜まりを作ったほどだった。その量は最早常軌を逸しており、俺はぐったりとしたまま動けずにいた。
そんな中、ワーウルフ達は耳をピンと立ててある一点を向く。そして激しく牙を剥きながら唸り声を上げ始めた。俺は何事かと思うが疲れ果てて動けない。
やがてワーウルフの群れは威嚇の声を発しながらもおずおずと撤退していった。彼らが逃げ出す程の存在が近付いていたのだ。
ずし、ずし、と重い足音がやって来る。俺が億劫になりつつも視線を上げると、それは巨体に豚鼻が特徴的な亜人種のモンスター、オークだった。
「フゴッ?」
「フゴッフゴッ!」
現れたのは2匹のオークで、俺を見付けると匂いを嗅いだり何事かを言い合ったりしている。俺はまさかと思ったが快感の余韻と疲労で指一本動かせない。
オークはそんな俺の身体を持ち上げると肩に担いだ。膨らんでいた腹が圧迫され、俺は凄まじい便意に襲われそのまま尻穴が破裂する。
「ひぃ……っ♡」
ブシャッ! ビチビチビチビチィッ!!
俺は思わず失禁してしまった。というよりも先程から注がれた白濁液が止まらない。だがオーク達は気にする様子もなく、液体を滴り落とす俺をそのまま何処かへ連れ去った。
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