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第1部
フェーズ7.9-1
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カーテンとガラス戸を閉めて、露天風呂のあるデッキへ出た。お湯の温度をチェックする。ちょっと熱い。あとから入ってくる涼を待たなければいけないから、水で薄めてぬるめにしておこう。
大浴場で体は洗った。軽くシャワーを浴びて湯船に足を踏み入れる。檜がいい香りだ。私は大きく息を吸い込んだ。
お願いした通り、時間をずらして涼がデッキに出てきた。リラックスしてる場合ではない。私だって涼の裸を見るのは恥ずかしい。シャワーで体を洗い流している彼から目をそらし、ふと見上げた夜空に息をのんだ。夜空全体に散りばめられたかのように、たくさんの星が輝いている。
しばらく見惚れていると、涼が湯船に入ってきた。
「都会ではまず見られないよな」
「うん、きてよかった。連れてきてくれてありがとう」
涼が私の肩を抱き寄せる。本当に一緒にこられてよかった。泊まりがけでの旅行なんて、修学旅行以来だ。母が言っていたように婚前旅行みたい。でも、本当にそうなんだ。こんなに豪華で露天風呂までついてる部屋なんだもの。修学旅行で泊まった大部屋とは全然違う。
きれいな星空の下、一緒にお風呂に浸かってリラックスしていたら、恥ずかしさは気にならなくなってきた。ふいに涼が私の手を取った。手を繋いだだけかと思いきや、その手は彼の股間へと導かれ、握らされた。
「酔ってる?」
瓶ビール一本を飲み干して、酔っぱらっているのだろうか。
「マッサージしてくれるって」
「そのマッサージじゃな……」
思わず声を荒げて言いかけると、涼が口元に人差し指を立てた。
「大きな声を出すと隣に聞こえる」
隣には同タイプの客室が並んでいる。しっかりとした厚い木の壁で隔たれているから見えることはないし、通常の会話くらいなら漏れないだろう。声のボリュームには気をつけたほうがいい。
赤面しながら押し黙る私に、涼が口づけてきた。目を閉じる。聞こえるのは、温泉口から静かにお湯が流れ出る音だけだ。手の中のものをゆっくり擦っていたら、大きくなってきた。
「我慢できなくなるよ」
「どっちが?」
涼の甘え声が刺さる。我慢できなくなるのは、きっと私だ。すでに今の私はぽわんとしちゃってるはず。またキスが再開される。涼も同じ気持ちになってほしい。握る手に力を込めると、角度と硬さが増してきた。
「して、ほしい……」
とうとう我慢できなくなった私は、震える声でお願いした。ところが、
「ゴム、部屋の中」
お預けが決定して、がっかりする。ここでするつもりなかったから部屋に置いてきたんだ。隣に聞こえてしまうから当然だ。
「じゃあ、いい」
つけずにするわけにはいかない。部屋まで我慢だ。熱くなってきたし、そろそろ出よう。
「先に上がるね」
立ち上がって湯船から出ようとしたら、涼に腕を掴まれ引き留められた。
「声、抑えられるか?」
「え?」
私の手を湯船の縁につかせて、後ろからあてがうのは、今まで私が握っていた涼の生身のものだった。
「待っ……」
言いかけた瞬間、口を手で覆われて、涼が入ってきた。
「んっ――!!」
「声、我慢して」
そんなことを言われても無理だ。何これ、全然違う。今の今までお湯に浸かっていたせいか、すごく熱い。溶けてしまいそう。
「どう? 初めての生」
吐息に交じって耳元で彼が囁いた。私、今、初めて涼とじかに触れ合ってるんだ。なんの隔たりもなく、直接、生身で。
「全然、違う……熱くて、柔らかい……」
「柔らかい? 硬い、だろ?」
「擦れる感触が、違うの……」
コンドームをつけてるときのように張りつめてない。生身のそれはもちろん硬いけど、表面だけは柔軟で、形を変えて擦られるのがたまらなく気持ちいい。
「ん……っ」
我慢できない。何もかもどうでもよくなってくる。いけないことをしているという背徳感も、困ったことに快感を増幅させる。
「あ……」
馴染み過ぎて私の一部にさえ思えたそれが、急に体内から失われた。
「続きは中でな」
体を拭いて浴衣だけを羽織り、ガラス戸をしっかり閉めて部屋の中に戻った。小上がりに上がり、火照った体を布団の上に横たわらせる。
「つけるの?」
コンドームをつけようとしてる涼に訊ねると、吹き出した。
「つけるよ」
やっぱりそうだよね。僅かな時間だったけど、虜になるくらい気持ちよかった。
「ところでお前、生理遅れてない?」
「遅れてる」
「ないとは思うけど、もしそうだったら彩の両親に計算が合わないって怒られるな」
コンドームの避妊率は百パーセントではない。でも、涼につけ方を教えてもらったとき、教科書みたいに丁寧で正確だったし、破れたり途中で外れたり、漏れたりしたことは今のところ一度もない。涼が失敗するとは思えない。さすが医者、というより扱いに慣れているだけか。医者だからこういうことにはしっかりしているのは確かだ。
「不規則だから遅れてるだけだと思うけど、もしそうじゃなかったら困る?」
「いや。ただ、もうしばらくは二人でいたかったなと」
「うん。私も同じ」
「彩が不安になるからちゃんとするよ。それに、医者が避妊に失敗するわけにはいかない」
準備ができて、脚を開かされた。再びあてがわられたそれは、やっぱり生とは感触が違う。
「ああっ……ん!」
一気に入れられた。さっき途中で止められたから簡単に全部入った。
「こっちもいいだろ? 一番薄いやつだから、熱さもとろけてるのもちゃんとわかる」
「うん……」
涼が激しく腰を打ちつける。ベッドと違って、スプリングに反動が吸収されないから、いつも以上に力強い。
「うちもベッドやめる? ギシギシうるさいし」
「それはそれで……」
激しくされてるのがわかっていい。涼がふっと笑った。
「エロいな」
最薄の薄さが耐えられずに中で破れてしまうのではと心配になるくらい激しい。またあの感触を味わえるならそれもいいかもしれない、と今は少し思ってしまった。
畳の匂いで、旅行中であることを思い出した。それにとても静かだ。車が行き交う音も、にぎやかに登校する子どもたちの声もない。それもそのはず、ここは目の前に森林が広がる温泉旅館だ。
隣に寝ているはずの涼がいない。トイレかなと思っていると、木桶を床に置く音が外から聞こえた。起き上がって素肌の上に浴衣を羽織る。ふと枕元に置かれた木製のゴミ箱が目に入った。私は旅行バッグの中からビニール袋を取り出し、ササっと中身をうつした。
まだ六時だった。涼は優雅に朝風呂に浸かっていた。ガラス戸を開け、声をかける。
「私も入っていい?」
「おいで」
「あっち向いてて」
呆れたように笑いながらも、涼は顔を背けてくれた。浴衣を脱いで体を洗い流し、檜の湯船に入った。湯船の縁に伸ばされている涼の腕の中に収まる。
「また生でする?」
「昨夜満足したからいい」
「それはよかった」
さっきゴミ箱を覗いたとき、すぐそばに使用前のがあったから念のために一個持ってきた。脱いだ浴衣と一緒に置いてある。ここではしないだろうから黙っておこう。
昨夜は暗くてほとんど見えなかった庭の木々の間から、柔らかな朝日が降り注いでいる。星空もよかったけど、朝日も気持ちがいい。
「新婚旅行は夏頃にしようか」
「今してるから行かなくていい」
見慣れた呆れ顔をされた。
「これは卒業旅行だろ」
「じゃあ、またここにきたいな」
「国内でしかもこんな近く? 海外じゃなくていいの?」
「だってすごく素敵だし。海外なんて行かなくても、涼と一緒ならどこでも幸せだよ」
「考えとくよ」
涼と食べるものはなんでもおいしくて、涼と眺める景色はどれも素敵で、涼と行く場所はどこも楽しいの。
「今日は主に買い物する予定だっけ」
「うん、おみやげも買いたいし」
旅行二日目のメインの目的地は、アウトレットモールだ。
「卒業祝いで何かプレゼントするよ。『結婚指輪買ったからいらない』はなしな」
先手を打たれた。私の考えることはお見通しだ。
アウトレットモールはかなり広大な敷地らしく、一日でまわり切るのは至難の業なんだとか。事前にインターネットでエリアマップを見て、行きたい店をピックアップしてきた。それでもかなり歩くことにはなりそう。あ、そういえばマッサージしてあげると言っておきながら、結局できなかった。帰ってからしてあげよう。もちろん、普通のマッサージだ。
大浴場で体は洗った。軽くシャワーを浴びて湯船に足を踏み入れる。檜がいい香りだ。私は大きく息を吸い込んだ。
お願いした通り、時間をずらして涼がデッキに出てきた。リラックスしてる場合ではない。私だって涼の裸を見るのは恥ずかしい。シャワーで体を洗い流している彼から目をそらし、ふと見上げた夜空に息をのんだ。夜空全体に散りばめられたかのように、たくさんの星が輝いている。
しばらく見惚れていると、涼が湯船に入ってきた。
「都会ではまず見られないよな」
「うん、きてよかった。連れてきてくれてありがとう」
涼が私の肩を抱き寄せる。本当に一緒にこられてよかった。泊まりがけでの旅行なんて、修学旅行以来だ。母が言っていたように婚前旅行みたい。でも、本当にそうなんだ。こんなに豪華で露天風呂までついてる部屋なんだもの。修学旅行で泊まった大部屋とは全然違う。
きれいな星空の下、一緒にお風呂に浸かってリラックスしていたら、恥ずかしさは気にならなくなってきた。ふいに涼が私の手を取った。手を繋いだだけかと思いきや、その手は彼の股間へと導かれ、握らされた。
「酔ってる?」
瓶ビール一本を飲み干して、酔っぱらっているのだろうか。
「マッサージしてくれるって」
「そのマッサージじゃな……」
思わず声を荒げて言いかけると、涼が口元に人差し指を立てた。
「大きな声を出すと隣に聞こえる」
隣には同タイプの客室が並んでいる。しっかりとした厚い木の壁で隔たれているから見えることはないし、通常の会話くらいなら漏れないだろう。声のボリュームには気をつけたほうがいい。
赤面しながら押し黙る私に、涼が口づけてきた。目を閉じる。聞こえるのは、温泉口から静かにお湯が流れ出る音だけだ。手の中のものをゆっくり擦っていたら、大きくなってきた。
「我慢できなくなるよ」
「どっちが?」
涼の甘え声が刺さる。我慢できなくなるのは、きっと私だ。すでに今の私はぽわんとしちゃってるはず。またキスが再開される。涼も同じ気持ちになってほしい。握る手に力を込めると、角度と硬さが増してきた。
「して、ほしい……」
とうとう我慢できなくなった私は、震える声でお願いした。ところが、
「ゴム、部屋の中」
お預けが決定して、がっかりする。ここでするつもりなかったから部屋に置いてきたんだ。隣に聞こえてしまうから当然だ。
「じゃあ、いい」
つけずにするわけにはいかない。部屋まで我慢だ。熱くなってきたし、そろそろ出よう。
「先に上がるね」
立ち上がって湯船から出ようとしたら、涼に腕を掴まれ引き留められた。
「声、抑えられるか?」
「え?」
私の手を湯船の縁につかせて、後ろからあてがうのは、今まで私が握っていた涼の生身のものだった。
「待っ……」
言いかけた瞬間、口を手で覆われて、涼が入ってきた。
「んっ――!!」
「声、我慢して」
そんなことを言われても無理だ。何これ、全然違う。今の今までお湯に浸かっていたせいか、すごく熱い。溶けてしまいそう。
「どう? 初めての生」
吐息に交じって耳元で彼が囁いた。私、今、初めて涼とじかに触れ合ってるんだ。なんの隔たりもなく、直接、生身で。
「全然、違う……熱くて、柔らかい……」
「柔らかい? 硬い、だろ?」
「擦れる感触が、違うの……」
コンドームをつけてるときのように張りつめてない。生身のそれはもちろん硬いけど、表面だけは柔軟で、形を変えて擦られるのがたまらなく気持ちいい。
「ん……っ」
我慢できない。何もかもどうでもよくなってくる。いけないことをしているという背徳感も、困ったことに快感を増幅させる。
「あ……」
馴染み過ぎて私の一部にさえ思えたそれが、急に体内から失われた。
「続きは中でな」
体を拭いて浴衣だけを羽織り、ガラス戸をしっかり閉めて部屋の中に戻った。小上がりに上がり、火照った体を布団の上に横たわらせる。
「つけるの?」
コンドームをつけようとしてる涼に訊ねると、吹き出した。
「つけるよ」
やっぱりそうだよね。僅かな時間だったけど、虜になるくらい気持ちよかった。
「ところでお前、生理遅れてない?」
「遅れてる」
「ないとは思うけど、もしそうだったら彩の両親に計算が合わないって怒られるな」
コンドームの避妊率は百パーセントではない。でも、涼につけ方を教えてもらったとき、教科書みたいに丁寧で正確だったし、破れたり途中で外れたり、漏れたりしたことは今のところ一度もない。涼が失敗するとは思えない。さすが医者、というより扱いに慣れているだけか。医者だからこういうことにはしっかりしているのは確かだ。
「不規則だから遅れてるだけだと思うけど、もしそうじゃなかったら困る?」
「いや。ただ、もうしばらくは二人でいたかったなと」
「うん。私も同じ」
「彩が不安になるからちゃんとするよ。それに、医者が避妊に失敗するわけにはいかない」
準備ができて、脚を開かされた。再びあてがわられたそれは、やっぱり生とは感触が違う。
「ああっ……ん!」
一気に入れられた。さっき途中で止められたから簡単に全部入った。
「こっちもいいだろ? 一番薄いやつだから、熱さもとろけてるのもちゃんとわかる」
「うん……」
涼が激しく腰を打ちつける。ベッドと違って、スプリングに反動が吸収されないから、いつも以上に力強い。
「うちもベッドやめる? ギシギシうるさいし」
「それはそれで……」
激しくされてるのがわかっていい。涼がふっと笑った。
「エロいな」
最薄の薄さが耐えられずに中で破れてしまうのではと心配になるくらい激しい。またあの感触を味わえるならそれもいいかもしれない、と今は少し思ってしまった。
畳の匂いで、旅行中であることを思い出した。それにとても静かだ。車が行き交う音も、にぎやかに登校する子どもたちの声もない。それもそのはず、ここは目の前に森林が広がる温泉旅館だ。
隣に寝ているはずの涼がいない。トイレかなと思っていると、木桶を床に置く音が外から聞こえた。起き上がって素肌の上に浴衣を羽織る。ふと枕元に置かれた木製のゴミ箱が目に入った。私は旅行バッグの中からビニール袋を取り出し、ササっと中身をうつした。
まだ六時だった。涼は優雅に朝風呂に浸かっていた。ガラス戸を開け、声をかける。
「私も入っていい?」
「おいで」
「あっち向いてて」
呆れたように笑いながらも、涼は顔を背けてくれた。浴衣を脱いで体を洗い流し、檜の湯船に入った。湯船の縁に伸ばされている涼の腕の中に収まる。
「また生でする?」
「昨夜満足したからいい」
「それはよかった」
さっきゴミ箱を覗いたとき、すぐそばに使用前のがあったから念のために一個持ってきた。脱いだ浴衣と一緒に置いてある。ここではしないだろうから黙っておこう。
昨夜は暗くてほとんど見えなかった庭の木々の間から、柔らかな朝日が降り注いでいる。星空もよかったけど、朝日も気持ちがいい。
「新婚旅行は夏頃にしようか」
「今してるから行かなくていい」
見慣れた呆れ顔をされた。
「これは卒業旅行だろ」
「じゃあ、またここにきたいな」
「国内でしかもこんな近く? 海外じゃなくていいの?」
「だってすごく素敵だし。海外なんて行かなくても、涼と一緒ならどこでも幸せだよ」
「考えとくよ」
涼と食べるものはなんでもおいしくて、涼と眺める景色はどれも素敵で、涼と行く場所はどこも楽しいの。
「今日は主に買い物する予定だっけ」
「うん、おみやげも買いたいし」
旅行二日目のメインの目的地は、アウトレットモールだ。
「卒業祝いで何かプレゼントするよ。『結婚指輪買ったからいらない』はなしな」
先手を打たれた。私の考えることはお見通しだ。
アウトレットモールはかなり広大な敷地らしく、一日でまわり切るのは至難の業なんだとか。事前にインターネットでエリアマップを見て、行きたい店をピックアップしてきた。それでもかなり歩くことにはなりそう。あ、そういえばマッサージしてあげると言っておきながら、結局できなかった。帰ってからしてあげよう。もちろん、普通のマッサージだ。
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