717 / 889
709
しおりを挟む
これは…?
薄目を開いた僕は、危うく声をあげそうになった。
いつのまにか、周囲の様子が様変わりしている。
性具だらけのあのプレイルームではなく、見慣れた和風の部屋の中に僕は居た。
目の前には炬燵があり、炬燵板の上に広げられているのは、数学の問題集だ。
電気炬燵とエアコンの暖房で、部屋の中は初夏のように温かく、僕はシャツ一枚の薄着だった。
間違いない。
ここは、僕の部屋だ。
遠くから聞こえるテレビの声。
両親が居間でバラエティー番組を見ているのだろう。
正月のテレビ番組といえば、穴埋めのバラエティーばかり。
なのになぜか大人はそれが好きなのだ。
それ以外は、とても静かだった。
僕の部屋はこの日本家屋の離れにあって、母屋とは庭で隔てられているからだ。
ただ、ひとつだけ、気になる音があった。
どくんどくんどくん…。
そうだ。
これは、心臓の鼓動。
でも、僕のものではない。
誰かがすぐそばにいる。
まるで、背後から僕に覆い被さるように…。
そう意識したとたん、頬が熱いものに触れた。
「ん? どうした?」
僕の顔に顔をくっつけるようにして身を寄せていた、”彼”が言った。
「せ、先生こそ…」
僕は右手の違和感の正体に気づき、小声で言い返す。
僕の右手は炬燵の中で、先生のズボンの前に乗っている。
そして、そのズボンの前は、びっくりするほど膨れ上がり、硬くなっている。
「ああ…」
先生が頬を赤らめた。
「少し、休もうか」
銀縁眼鏡の奥から、僕を意味ありげに見て、言った。
いつもの合図だった。
いつだって、そうだ。
決まって先に我慢できなくなるのは、先生のほうなのである。
炬燵の後ろには、熱くなったら出て座れるように、二人掛けのソファが置いてある。
先生は炬燵から下半身を引き出すと、ソファに後頭部をあずけて、仰向けになった。
「もう、こんなになっちゃって…。恥ずかしくないんですか?」
先生のコットンパンツのベルトを緩め、ファスナーを下ろしながら、僕は言う。
「おまえの、せいだ…」
少し苦し気な声で、先生が答えた。
「おまえが、誘うから…」
確かにそうだ。
僕はほくそ笑む。
勉強を教わりながら、僕は時々先生の躰に触ってやる。
服の上から胸を撫でたり、逞しい首筋に唇を滑らせたり…。
もちろん、やがて来るこの時のために。
ファスナーを半分下ろしただけで、中からビキニブリーフに包まれた隆起がこぼれ出た。
薄手の水色の際どいブリーフは、真ん中が縦に膨張して、性器の形が丸わかりだ。
ファスナーを下ろすと、僕は先生のコットンパンツを膝までずり下げた。
そうしておいて、自分も短パンを脱いで、下はビキニブリーフ一枚になる。
「どうしたんですか? ここ、もう、濡れちゃってますよ」
パンパンに膨れ上がった先生のブリーフの頂点についた黒い染みー。
それを人差し指でつついてからかうと、
「ああ…早く、しろ…」
先生が切なげに僕を見上げて、そう言った。
薄目を開いた僕は、危うく声をあげそうになった。
いつのまにか、周囲の様子が様変わりしている。
性具だらけのあのプレイルームではなく、見慣れた和風の部屋の中に僕は居た。
目の前には炬燵があり、炬燵板の上に広げられているのは、数学の問題集だ。
電気炬燵とエアコンの暖房で、部屋の中は初夏のように温かく、僕はシャツ一枚の薄着だった。
間違いない。
ここは、僕の部屋だ。
遠くから聞こえるテレビの声。
両親が居間でバラエティー番組を見ているのだろう。
正月のテレビ番組といえば、穴埋めのバラエティーばかり。
なのになぜか大人はそれが好きなのだ。
それ以外は、とても静かだった。
僕の部屋はこの日本家屋の離れにあって、母屋とは庭で隔てられているからだ。
ただ、ひとつだけ、気になる音があった。
どくんどくんどくん…。
そうだ。
これは、心臓の鼓動。
でも、僕のものではない。
誰かがすぐそばにいる。
まるで、背後から僕に覆い被さるように…。
そう意識したとたん、頬が熱いものに触れた。
「ん? どうした?」
僕の顔に顔をくっつけるようにして身を寄せていた、”彼”が言った。
「せ、先生こそ…」
僕は右手の違和感の正体に気づき、小声で言い返す。
僕の右手は炬燵の中で、先生のズボンの前に乗っている。
そして、そのズボンの前は、びっくりするほど膨れ上がり、硬くなっている。
「ああ…」
先生が頬を赤らめた。
「少し、休もうか」
銀縁眼鏡の奥から、僕を意味ありげに見て、言った。
いつもの合図だった。
いつだって、そうだ。
決まって先に我慢できなくなるのは、先生のほうなのである。
炬燵の後ろには、熱くなったら出て座れるように、二人掛けのソファが置いてある。
先生は炬燵から下半身を引き出すと、ソファに後頭部をあずけて、仰向けになった。
「もう、こんなになっちゃって…。恥ずかしくないんですか?」
先生のコットンパンツのベルトを緩め、ファスナーを下ろしながら、僕は言う。
「おまえの、せいだ…」
少し苦し気な声で、先生が答えた。
「おまえが、誘うから…」
確かにそうだ。
僕はほくそ笑む。
勉強を教わりながら、僕は時々先生の躰に触ってやる。
服の上から胸を撫でたり、逞しい首筋に唇を滑らせたり…。
もちろん、やがて来るこの時のために。
ファスナーを半分下ろしただけで、中からビキニブリーフに包まれた隆起がこぼれ出た。
薄手の水色の際どいブリーフは、真ん中が縦に膨張して、性器の形が丸わかりだ。
ファスナーを下ろすと、僕は先生のコットンパンツを膝までずり下げた。
そうしておいて、自分も短パンを脱いで、下はビキニブリーフ一枚になる。
「どうしたんですか? ここ、もう、濡れちゃってますよ」
パンパンに膨れ上がった先生のブリーフの頂点についた黒い染みー。
それを人差し指でつついてからかうと、
「ああ…早く、しろ…」
先生が切なげに僕を見上げて、そう言った。
3
あなたにおすすめの小説
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる