R指定

ヤミイ

文字の大きさ
上 下
297 / 664

289

しおりを挟む
 こぶしを、肛門に・・・?
 そういえばー。
 以前、ネットで見かけたのを思い出した。
 フィストファックって、確か女性を悦ばせるテクニックのひとつだったはずだ。
 でもあれは、伸縮性の高い女性器だから可能なプレイではないのだろうか。
 女性のヴァギナは、元々出産の時に胎児の頭部を通すほど、直径が拡がるようにできている。
 でも、男の肛門で、それが可能なのだろうか。
 現に、先生の肛門や直腸内は、僕の勃起ペニスを挿入するにもキツキツだった。
 掘られ慣れている先生でさえ、そうなのである。
 ましてや、まだ”処女”に近い僕の肛門など・・・。
「心配には及ばないよ」
 そんな僕の心情を察したのか、含み笑いを帯びた口調でジュリがささやいてくる。
「現におまえのケツの穴は、あたしの指を四本も咥え込んでるんだ。あと一本増えるくらい、どうってことないだろう?」
「で、でも・・・」
 僕は逡巡した。
 本当に大丈夫だろうか。
 確かに僕の肛門内にはスキンクリームが塗られたままだし、ゆうべのアナルプラグに続き、今朝方の大型アナルバイブでかなり開発されている。
 助清や佐平そして先生や地下街で会った女たちに指で弄ばれて、猛烈に快感を覚えるまでに調教されてもいる。
 でも、握りこぶしを挿入されるだなんて・・・。
「いいからっ!」
 ジュリの声が険しくなった。
「ちょ、ちょっと、ま・・・」
 抗議しかけた時には、すでに遅かった。
 メリメリメリッ。
 肛門の周囲で、括約筋が悲鳴を上げた。
 強烈な違和感が、躰の底から衝き上げてくる。
「ひゃうっ!」
 僕は、通電されたアマガエルのように硬直した。
 ジュリが僕の肛門に最後の指を差し込み、中でこぶしを握ったのだ。 

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集

あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。 こちらの短編集は 絶対支配な攻めが、 快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす 1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。 不定期更新ですが、 1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書きかけの長編が止まってますが、 短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。 よろしくお願いします!

イケメンの後輩にめちゃめちゃお願いされて、一回だけやってしまったら、大変なことになってしまった話

ゆなな
BL
タイトルどおり熱烈に年下に口説かれるお話。Twitterに載せていたものに加筆しました。Twitter→@yuna_org

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

処理中です...