58 / 184
57 懊悩の夜②
しおりを挟む
布団の中で、僕はまどろみと覚醒を繰り返していた。
視界は暗く、ぼんやりとかすかに天井が見えている。
疲れているのは間違いない。
今は何時なのか。
眠ろうと決意して、電気を消してから、ずいぶん時間が経っている。
だが、きょう一日で起こったことが頭の中で渦を巻き、なかなか僕を寝付かせてくれないのだった。
特に想念がヨミのことに及ぶと、モヤモヤした気分が胸の中に沸き起こり、躰全体が風呂上がりのように熱くなるのだった。
はだけた浴衣の胸元を直そうとした時、偶然、右手が乳首の先に触れた。
クッ。
痺れが走った。
とたんに欲情が噴き上がる。
衝動的に浴衣をはだけ、薄い胸板を露わにして、両手で乳首を抓んでみた。
指の間でたちまち硬くなるふたつの突起。
恍惚としながら、ストローの包装紙で紙縒りをつくる時のように、その”ツンツン”を右に左に捻ってやる。
アア・・・。
暗闇に向けて、僕は喘ぐ。
「き、きもち、いい・・・」
ついつい口に出してつぶやいていた。
甘い声が闇に吸い込まれ、次第に宇宙空間に浮かんだような開放的な気分に満たされる僕ー。
視界は暗く、ぼんやりとかすかに天井が見えている。
疲れているのは間違いない。
今は何時なのか。
眠ろうと決意して、電気を消してから、ずいぶん時間が経っている。
だが、きょう一日で起こったことが頭の中で渦を巻き、なかなか僕を寝付かせてくれないのだった。
特に想念がヨミのことに及ぶと、モヤモヤした気分が胸の中に沸き起こり、躰全体が風呂上がりのように熱くなるのだった。
はだけた浴衣の胸元を直そうとした時、偶然、右手が乳首の先に触れた。
クッ。
痺れが走った。
とたんに欲情が噴き上がる。
衝動的に浴衣をはだけ、薄い胸板を露わにして、両手で乳首を抓んでみた。
指の間でたちまち硬くなるふたつの突起。
恍惚としながら、ストローの包装紙で紙縒りをつくる時のように、その”ツンツン”を右に左に捻ってやる。
アア・・・。
暗闇に向けて、僕は喘ぐ。
「き、きもち、いい・・・」
ついつい口に出してつぶやいていた。
甘い声が闇に吸い込まれ、次第に宇宙空間に浮かんだような開放的な気分に満たされる僕ー。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
41
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる