僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

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53 禁断の施術⑥

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「アアアアア…アアアアア…」
 僕は前進を小刻みに震わせ、時ならぬ三点責めの快感に身悶えた。
 熱いリナの口腔内で、ペニスが再び硬さと太さを取り戻すのがわかる。
 じゅぼじゅぼじゅぼ・・・。
 泡が立つほどの勢いで唾液をまぶした舌で舐め回され、僕の男根は鬼のように勃起してしまっている。
 そこにそのうえ乳首攻めまで加わったのだから、もういけない。
 図らずも彼女に指摘された通り、乳首だけ、すなわちチクニーだけでもイケるほど過敏な僕である。
「あは、だ、だめ…」
 言葉では反抗しながらも勝手に腰が前へ突き出され、リナの口腔内に怒張肉棒を押し込んでいく。
 胸も同じだった。
 リナにつままれているのをいいことに、自ら左右に胸板をスライドさせ、乳首への刺激を倍加する。
「いい、いいよ、き、きもち、い、いい…」
 びくんびくん。
 電流を通されたように痙攣を繰り返す僕。
 我ながら情けない。
 これじゃまるで、実験台の食用ガエルじゃないか。
 リナが口を離したのは、もう十秒も続けられたら再発射という瀬戸際だった。
「はううっ! あ、あああんっ!」
 僕の喉から未練たらしいうめきが漏れた。
 まさにイク直前に解放され、行き場を失った情欲で叫び出しそうになったのだ。
 びよ~んっ!
 持ち前の弾性で勢いよく跳ね上がる重い肉バナナが、カウパー腺液とリナの唾液の混合物を飛散させた。
「元に戻りましたね。これでよし、と」
 リナは立ち上がると、上目遣いに僕を見つめた。
「ナマのミルク、とってもおいしかったです。最近来たお客さんの中では一番かな。濃くって、まろやかで、味に深みがあって…。これぞまさしく”神の酒”、ネクタルですね」
「僕らの、仕事、知ってるんだ…」
「そりゃもちろん。うちはソウルフーズさんの専属店でもありますから」
「気持ち悪くないですか…? その、市販されてる飲み物の中に、僕らのアレが、混じってるだなんて…」
「おいしくて衛生的であれば、原料なんてなんでもいいんですよ。だって、ネクタルは、美容やダイエットにも素晴らしい効能があるって話ですし」
「そ、そうなんですか…」
 一般的な消費者の意見とは思えなかったけど、少し肩の荷が下りた気がした。
「ところで、さっき、言ってましたよね」
 勃起の収まらないペニスからリナの注意を逸らすべく、僕は別の話題に話の先を振ることにした。
「僕が飲ませてあげたら、リナさんの秘密、教えてくれるって」
「ええ。その通りです」
 リナの愛くるしい顔に悪戯っぽい表情が浮かんだ。
「あたしを見て、気づきませんか? あたしの躰に、ある変化が起こってることに?」 

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