淫美な虜囚

ヤミイ

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615 淫蕩フィギュア⑲

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「だめだよ、翔…」
 
 畳に乳首と性器をこすりつけながら、僕は言う。

「逝くのは、僕としてる時、だけにして…」

「でも、そういう、タクミも、逝きそうじゃ、ないか…」

「だ、だって…仕方ないだろ? 君のそんないやらしい姿、目の当たりにしたら…」

「ああ、だめ…おかしくなり、そう…」

 ズコズコズコズコ…。

 突き上げられながら、翔がすすり泣いた。

 しゅこしゅこしゅこしゅこ…。

 すごい勢いで扱かれるペニスは、獄卒の握ったこぶしから、モグラ叩きみたいに濡れた亀頭だけが出入りする。

「翔、待って…ああっ 僕も…」

 僕は床オナニーの速度を加速させた。

 これほど不自然な体勢で、ここまで距離がありながら、翔と心が通じ合った気がしてならなかった。

 今までは調教師と性奴隷、買った者と買われた者の関係でしかなかった僕らが、究極の恥辱の場に落とされて、同じ快楽をむさぼる者同士、更なる愉悦を希求するという一点で、心と心が感応し合ったのである。

「逝くなら、ふたり、一緒に…」

「そ、そうだね…でも…」

 アアアアアアアア・・・。

 そこまで言って、声にならぬ喘ぎを漏らし、のけぞる翔。

 なんと、肛門攻めと手コキに加え、獄卒が口で翔の乳首をも攻め始めたのだ。

 キスから舐め。

 そして、噛み。

 たちまち尖る綺麗な桜色をした翔のふたつの乳首。

「く、くそ…」

 僕は絶望の淵に叩き落される。

 翔は乳首攻めに弱い。

 性交の時も、タチ役なのに、乳首を触られると、とたんに裏声で喘ぎ、亀頭を濡らす。

 あんな美しい顔をして、どんな時でも、Tシャツの上からもわかるほど、乳首を尖らせてしまうのだ。

 そんな時、翔のピチピチショーツの前には必ず黒い染みができ、先走り汁の匂いを漂わせたものだった。

 これでは、負いつけない。

 あまりにも分が悪かった。

 獄卒の手と口で、ありとあらゆる快楽を与えられている翔。

 それに比べてこの僕は、いつもの床オナニーに励んでいるだけなのだ。

 たまらなかった。

「うわああっ! ひとりで逝くなんてずるい! ずるすぎる!」

 跳ね起きると、僕は翔の目の前で、翔の痴態を眼に焼き付け、狂ったように己の勃起陰茎を扱き始めた。

 もちろん、片手で自らの干しレーズンみたいに黒ずんだ醜い勃起乳首をいじりまくりながら…。

 
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