淫美な虜囚

ヤミイ

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459 折檻⑩

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「ミ、ミナイデ・・・」

 僕は赤面した。

 ちくびだって?

 改めて指摘されるまでもない。

 むろん、ツンツンに勃っている。

 こんな恥ずかしい姿勢を取らされて、興奮するなというほうが無理だろう。

「やっぱり・・・。思いっきり硬くなってますね」

 躰を支える僕の両腕の間から、陽が両手を伸ばしてきた。

「ほら、つんつんつん」

「アア・・・アアア」

 指先で乳頭をつつかれ、僕はか細い声で鳴く。

「男の癖に、乳首をこんなに大きく膨らませて、恥ずかしくないんですか」

 今度は両手の手のひらを上に向け、

 スリスリスリ・・・。

 触れるか触れないかの微妙なタッチで、勃起乳頭を転がし始めた。

「ツ・・・アアン・・・」

 悶えてしまう。

 先っちょが、ジンジンする。

 乳首責めほど感じるものはない。

 男だって、僕や翔みたいに、乳首を触られるのが好きなタイプもいるのだ。

「これは?」

 クリッ、クリッ、クリッツ。

「アハッ、ニュウウウ・・・」

 親指と人差し指で抓まれ、右へ左へと捻られた。

「ハアハアハアハア・・・」

 感じるあまり、ますます膨張する胸板に咲く一対の僕の肉茸。

「乳首ごときでヨガってんじゃないよ! この性奴隷が」

 そこへ、姉さんの罵声が飛んできた。

「おまえのせいで、優勝できないかもしれないんだからね!」

 姉さんは右手で後ろに引きずり出した僕の勃起陰茎を鷲頭神にすると、

 シコシコシコシコ…。

 ネチャネチャネチャネチャ・・・。

 それをすごい勢いで扱きながら、空いた左手の人差し指を僕の肛門に向かって、構えた。

「おまえなんか、こうしてやる!」

 ぐさり。

「キュ、キュウッ!」

 開いた肛門を人差し指でひと突きされ、僕は海老のように反り返った。

 真後ろに向けてチンポを引っ張りながら、クチュクチュと肛門を指でかき回し始める姉さん。

「アア・・・アアアッ! アアン・・・ッ! アア、アア、アア・・・」

 頭の中が真っ白になり、やがて涅槃の境地がやってきた。



 
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