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376 絡み合う裸体、迸る熱い液⑯
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下腹に”兜”の先端をくっつけるような感じで、ふにゃふにゃになった翔の”バナナ”を折り曲げる。
肉茎が曲がるのに従って、根元で丸まった皺だらけの袋も持ち上がる。
よく見ると、ふたつに割れた袋の中央から筋が一本、バナナのエラの裏まで走っていて、それが着ぐるみのチャックみたいで面白い。
翔の男根は、薄い皮で両側からバナナを包んでこの線の部分でひとつに縫い込んであるのだ。
僕はその部分を刃物で切り開き、表皮を剥いでそれこそバナナの皮を剥くみたいに中身を剥き出しにする場面を想像して、一瞬、恍惚となりかけた。
ああ、翔の真の姿が、この皮の下に・・・。
だがまだその陰茎は萎えたままで、握った僕のこぶしから亀頭の首から上を出して、折れた水仙の花か死んだゾウガメの頭部みたいにうなだれてしまっている。
いくら翔が絶倫だといっても、わずか1時間足らずの間に3回も射精させられているわけだから、意識自体が3回分の”賢者タイム”からまだ抜け出せていないのだろう。
そんな翔を勃たせようと、姉さんがせり上がった睾丸袋の奥に開く鮑の形をした穴に人差指の先を突っ込んだ。
チュプ。
粘り着くような音がして、今や剥き出しにされた赤い鮑の中から卵白のような液体がにじみ出た。
この匂いー。
何か、オイルのようなものに、精液が混じっているらしい。
ははあ、と思った。
さっきのチームの”演技”で、背面騎乗位から翔を犯していたあの白人男。
あいつも、翔の体内に、ひそかに射精していたというわけだ。
白いのが白人男の精液で、透明なのは、おそらく男がペニスに塗っていたローションか何かなのだろう。
翔の淫猥な射精シーンに気を取られ、司会者を含め僕ら観客たちは、白人男の射精に全く気づかなかったのである。
まあ、いい。
おかげで、男の精液とローションの混合液が、潤滑油代わりになって、今後の挿入がやりやすくなる。
姉さんが、まず第一関節が隠れるまで、人差し指を穴に入れる。
そこで手のひらを上に向け、指の腹で内側から撫でるように円周をたどった。
裏側から押し上げられ、楕円形の鮑の縁が、姉さんの指先の形に隆起する。
クチュクチュクチュ・・・。
ひくつく肛門の縁。
円周に沿って隆起が動き始め、いやらしい音が高まった。
拡張される肉の赤い穴。
にじみ出る白濁液。
それを指に纏いつけ、今度は姉さんが指を立て、ピストン運動を開始する。
指先から第二関節までを肛門に差し込み、そして抜く。
それを繰り返し始めたのだ。
-アアッ!
と。
思いもよらぬほど下のほうから、翔の声がした。
振り返ってみると、上半身を倒したままの姿勢で、首だけ曲げて、翔が下から僕らを見上げていた。
恥辱で、白かった顔が綺麗な薄紅色に染まっている。
「目が覚めたようね」
そんな翔にウィンクして、姉さんが悪だくみでもしているかのように、ニタリと微笑んだ。
そうして次に僕の顏に視線を当てると、
「そのチンポ、あたしに貸して。ここまで入れば、もう自分で持てるから。あんたはアレを責めるのよ」
姉さんが尖った顎の先で示してみせたのは、たくましい翔の胸板に咲く一対のポッチ。
先ほどのプレイでかなり手荒に扱われ、まだ充血して膨らんでいるあの肉芽・・・。
それは、翔の最大の性感帯である、ふたつのチクビだった。
肉茎が曲がるのに従って、根元で丸まった皺だらけの袋も持ち上がる。
よく見ると、ふたつに割れた袋の中央から筋が一本、バナナのエラの裏まで走っていて、それが着ぐるみのチャックみたいで面白い。
翔の男根は、薄い皮で両側からバナナを包んでこの線の部分でひとつに縫い込んであるのだ。
僕はその部分を刃物で切り開き、表皮を剥いでそれこそバナナの皮を剥くみたいに中身を剥き出しにする場面を想像して、一瞬、恍惚となりかけた。
ああ、翔の真の姿が、この皮の下に・・・。
だがまだその陰茎は萎えたままで、握った僕のこぶしから亀頭の首から上を出して、折れた水仙の花か死んだゾウガメの頭部みたいにうなだれてしまっている。
いくら翔が絶倫だといっても、わずか1時間足らずの間に3回も射精させられているわけだから、意識自体が3回分の”賢者タイム”からまだ抜け出せていないのだろう。
そんな翔を勃たせようと、姉さんがせり上がった睾丸袋の奥に開く鮑の形をした穴に人差指の先を突っ込んだ。
チュプ。
粘り着くような音がして、今や剥き出しにされた赤い鮑の中から卵白のような液体がにじみ出た。
この匂いー。
何か、オイルのようなものに、精液が混じっているらしい。
ははあ、と思った。
さっきのチームの”演技”で、背面騎乗位から翔を犯していたあの白人男。
あいつも、翔の体内に、ひそかに射精していたというわけだ。
白いのが白人男の精液で、透明なのは、おそらく男がペニスに塗っていたローションか何かなのだろう。
翔の淫猥な射精シーンに気を取られ、司会者を含め僕ら観客たちは、白人男の射精に全く気づかなかったのである。
まあ、いい。
おかげで、男の精液とローションの混合液が、潤滑油代わりになって、今後の挿入がやりやすくなる。
姉さんが、まず第一関節が隠れるまで、人差し指を穴に入れる。
そこで手のひらを上に向け、指の腹で内側から撫でるように円周をたどった。
裏側から押し上げられ、楕円形の鮑の縁が、姉さんの指先の形に隆起する。
クチュクチュクチュ・・・。
ひくつく肛門の縁。
円周に沿って隆起が動き始め、いやらしい音が高まった。
拡張される肉の赤い穴。
にじみ出る白濁液。
それを指に纏いつけ、今度は姉さんが指を立て、ピストン運動を開始する。
指先から第二関節までを肛門に差し込み、そして抜く。
それを繰り返し始めたのだ。
-アアッ!
と。
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恥辱で、白かった顔が綺麗な薄紅色に染まっている。
「目が覚めたようね」
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そうして次に僕の顏に視線を当てると、
「そのチンポ、あたしに貸して。ここまで入れば、もう自分で持てるから。あんたはアレを責めるのよ」
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