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377 絡み合う裸体、迸る熱い液⑰
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「まだ全然だめね。このチンポ、ふにゃふにゃじゃない」
僕から奪い取った翔の男根を左手で握りしめ、姉さんが吐き捨てる。
兜をかぶった翔の肉棒は、姉さんの手から飛び出して、死んだ古代生物か何かのように首をうなだれている。
それをぶるんぶるんと揺すって振る姉さん。
ペタンペタンと翔の大きな亀頭の裏が姉さんの手の甲を打つ。
「まあいいわ。すぐに気持ちよくしてやるから」
男根を引っ張って睾丸を引きずり上げ、再び肛門を衆人環視の目に晒すと、姉さんは早速クチュクチュを再開した。
右手の人差し指を、正面を向いて開いた肛門に突っ込み、出し入れし始めたのである。
綺麗に脱毛しているため、翔の股間から会陰部にかけてはいやらしいほど丸見えだ。
両脚を開いているから左右に引っ張られ、桃のような尻肉もふたつに割れてしまっている。
そのはざまで蠢動する白魚のような指。
クチュクチュクチュクチュ…。
響き渡る粘液の音。
-アアア・・・ダメ・・・。
ロープで吊るされた右足を垂直に上げて左足一本で立ち、客席に向けて肛門を露呈した姿勢で翔がうめく。
鮑の形の肛門がひくひく息づき、周囲の肉襞が湿った音を立てて姉さんの指に絡みつく。
真ん中のすぼんだ孔状だった肛門が、今やイソギンチャクに変わろうとしているかのように口を尖らせている。
肉襞の隙間から溢れる白濁液。
裸身を反り返らせているせいで真上を向いた翔の平らな腹には腹筋が盛り上がり、烈しく上下に波打っている。
バレリーナのごとくほぼ180度に上下に伸びた両足の太腿にも、縄を束ねたみたいな筋肉が浮き上がっていた。
左手で陰茎を握り、右手で肛門を責める姉さん自身、さすがに欲情しているらしく、紐水着の脇から覗く横乳がパンパンに張ってその頂で乳首が勃ち、今にも突き破らんばかりに布を押し上げているのがわかる。
水着のデルタゾーンが黒ずんでいるのは、性器から愛液が滲んでいるのかもしれなかった。
無理もない。
長い間、隠れ腐女子として二次元で生きてきた姉さんが、今は僕と翔という肉体を備えた三次元の玩具を手に入れ、その裸体を思う存分弄ぶことで理想の世界に生きているのである。
「何ボーっと見てるのよ。あんたはあんたの作業をなさい」
姉さんに一喝され、僕は言われた通り、自分の作業に専念することにした。
のけぞった症の胸に顔を近づける。
広い胸板の上で、乳首が勃ちかけているのがわかった。
まず右だ。
唾を溜め、右の乳頭狙って、数滴落とす。
そして左。
翔の胸を唾液でベタベタにすると、僕はおもむろに両手を突き出した。
手のひらを広げ、乳首すれすれの位置で止めてやる。
そうしておいて、両の手のひらを、翔の胸板の上で円を描くように水平に動かした。
手のひらの凸凹に過敏になった乳頭が触れた瞬間、
-アウッ!
翔が喉の奥で叫んでピクンと躰を震わせた。
僕から奪い取った翔の男根を左手で握りしめ、姉さんが吐き捨てる。
兜をかぶった翔の肉棒は、姉さんの手から飛び出して、死んだ古代生物か何かのように首をうなだれている。
それをぶるんぶるんと揺すって振る姉さん。
ペタンペタンと翔の大きな亀頭の裏が姉さんの手の甲を打つ。
「まあいいわ。すぐに気持ちよくしてやるから」
男根を引っ張って睾丸を引きずり上げ、再び肛門を衆人環視の目に晒すと、姉さんは早速クチュクチュを再開した。
右手の人差し指を、正面を向いて開いた肛門に突っ込み、出し入れし始めたのである。
綺麗に脱毛しているため、翔の股間から会陰部にかけてはいやらしいほど丸見えだ。
両脚を開いているから左右に引っ張られ、桃のような尻肉もふたつに割れてしまっている。
そのはざまで蠢動する白魚のような指。
クチュクチュクチュクチュ…。
響き渡る粘液の音。
-アアア・・・ダメ・・・。
ロープで吊るされた右足を垂直に上げて左足一本で立ち、客席に向けて肛門を露呈した姿勢で翔がうめく。
鮑の形の肛門がひくひく息づき、周囲の肉襞が湿った音を立てて姉さんの指に絡みつく。
真ん中のすぼんだ孔状だった肛門が、今やイソギンチャクに変わろうとしているかのように口を尖らせている。
肉襞の隙間から溢れる白濁液。
裸身を反り返らせているせいで真上を向いた翔の平らな腹には腹筋が盛り上がり、烈しく上下に波打っている。
バレリーナのごとくほぼ180度に上下に伸びた両足の太腿にも、縄を束ねたみたいな筋肉が浮き上がっていた。
左手で陰茎を握り、右手で肛門を責める姉さん自身、さすがに欲情しているらしく、紐水着の脇から覗く横乳がパンパンに張ってその頂で乳首が勃ち、今にも突き破らんばかりに布を押し上げているのがわかる。
水着のデルタゾーンが黒ずんでいるのは、性器から愛液が滲んでいるのかもしれなかった。
無理もない。
長い間、隠れ腐女子として二次元で生きてきた姉さんが、今は僕と翔という肉体を備えた三次元の玩具を手に入れ、その裸体を思う存分弄ぶことで理想の世界に生きているのである。
「何ボーっと見てるのよ。あんたはあんたの作業をなさい」
姉さんに一喝され、僕は言われた通り、自分の作業に専念することにした。
のけぞった症の胸に顔を近づける。
広い胸板の上で、乳首が勃ちかけているのがわかった。
まず右だ。
唾を溜め、右の乳頭狙って、数滴落とす。
そして左。
翔の胸を唾液でベタベタにすると、僕はおもむろに両手を突き出した。
手のひらを広げ、乳首すれすれの位置で止めてやる。
そうしておいて、両の手のひらを、翔の胸板の上で円を描くように水平に動かした。
手のひらの凸凹に過敏になった乳頭が触れた瞬間、
-アウッ!
翔が喉の奥で叫んでピクンと躰を震わせた。
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