淫美な虜囚

ヤミイ

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238 肉棒合わせ⑦

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 ピンと張ったガーセを、姉さんが傾けながら引っ張った。

「アアッ!」

「クッ!」

 ビクンと腰を跳ね上げる僕と翔。

 一枚の板のようになったガーゼの表面を、くっつき合ったこぶしの形をしたいびつな山が動いていく。

 その隆起が片方の端に近づくのを見計い、姉さんが今度は逆方向にガーゼを引っぱった。

「あふっ」

「きゅんっ」

 そのたびに尻をバウンドさせる僕ら。

 実際に、ローションガーゼの気持ち良さといったら、手コキやフェラチオの比ではなかった。

 亀頭がこすられるたびに全身に痺れが拡がり、頭の芯がぼうっとかすんでくるのだ。

 翔はその美しい顏にとろけるような表情を浮かべている。

 熱病にかかったように潤んだ瞳、涎を垂らす半開きの唇、わずかに開いた口の中では赤い舌がチロチロ動き・・・。

 そしてその分厚い胸板の上で勃起したピンクの乳首。

 翔にはアルビノの遺伝子が入っているのか、躰にメラニン色素の沈着が見られない。

 なぜかというと、ふつうなら黒ずんでくる乳首や乳輪、ペニスや肛門はみな綺麗なピンク色をしているからだ。

 だから、成人の男なのに幼女のような色をした翔の乳首や性器や肛門は、本当にいやらしい。

 そのピンク色に勃起した乳首の下では、見事に腹筋の割れた平らな下腹が、嵐の海のように烈しく波打っていた。
 
 そしてその翔の下腹と僕の股間との間に広げられた一枚のガーゼ。

 ガーゼはさまざまな角度に傾きながら、束ねられたふたつの亀頭の表面を表から裏まで隈なく擦り上げてくる。

「で、出そう…」

 涙目で僕は翔を見た。

「だ、出して、いい?」

 さっき射精したばかりのような気がする。

 でも出したい気持ちに嘘偽りはない。

 こんなことされたら、何度でも出せてしまう。

 僕は乳を搾られるために飼われる乳牛と同じだ。

 ただ射精して精液を垂れ流し続けるためだけに存在する、性奴隷・・・。

「ああ、お、俺も・・・」

 翔がのけぞり、白い喉を見せて、大きな喉仏を卑猥に上下させた。

 一人称が”僕”から”俺”に変わったのは、翔が心底から感じている証拠だろう。

 そう、まるで翔自身、僕同様、性奴隷の地位に堕してしまったかのようにー。

 その時だった。

 ガーゼを操る手を停めて、姉さんが言った。

「だーめ」

 僕らの乱れぶりを目の当たりにして自分も興奮しているのか、裸の胸を大きく喘がせている。

「あなたたちふたりには、まだまだとっておきの趣向があるのですよ。この程度で出されちゃ、あたしの準備が台無しじゃあ、ないですか」

 


 

 

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