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 まさしく、ちんぐり返しだった。

 僕は彼に裏返しにされ、肛門を真上に向けていた。

 その肛門に顔を埋め、彼の舌が直腸の壁を舐め回す。

 同時に折り曲げた膝の下を通して伸ばした両手で、僕の勃起乳首を好き放題もてあそんでいるというわけだ。

「準備はだいたいできましたけど、吊るす前に、俺にもちょっとだけ、手伝わせてくださいよ」

 悶え捲る僕を眺めながら、にやにや笑ってKが言う。

「こいつの口にペニスを突っ込むのだけは、やめておけ」

 僕の肛門をチロチロ舌先で舐めながら、彼がアドバイスする。

「こいつは今のところ、肉便器としてはおまえより上だ。プロ級のフェラで、すぐにイカされちまうぞ」

「わかってますって。くれぐれも気を付けますよ」

 Kが裏返った僕の上に身を乗り出した。

 右手で僕の陰茎をつかみ、真ん中あたりをきつく握り直して、下に引く。

 ぬるっとした感触とともに、剥き出しになる亀頭。

 僕の亀頭は大きい。

 男性器の全長の三分の一ほどもある。

「近くで見ると、マジでかいな。海亀の頭くらいありそうだ。それにこの匂い。精液の匂いが沁みついてる」

「や、やめろ・・・」

 僕は呻いた。

 ただでさえ、彼に肛門と乳首を三点責めされているのだ。

 ここで亀頭まで弄られたら・・・。

「つんつん」

 Kが先っちょを指先でつついた。

 たちまち糸を引くカウパー腺液。

「あうっ」

 組み伏せられたままの姿勢で、首だけ僕はのけぞった。

「ほうら、くーるくる。うわあ、先輩、ガチでむちゃ濡れちゃってますね」

 今度はからかうように、僕に向かって淫語を投げつけてくる。

「はずかしくないんですか? 男のくせにチンポの先っちょ、こんなに濡らして、アヘアヘ言って」

「乳首もだ」

 鈴口チロチロを続けながら、彼が間に入ってきた。

「男のくせに、乳首をこんなに大きく勃起できるのはこいつくらいなものだ。こいつは、生まれながらのMなのさ」

 
 
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