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僕の肛門を舌先で舐め回しながら、彼が指で乳首をつまみ、左右にクリクリこじり出す。
ストローの包装紙で紙縒りをつくるようなそのこじり方は、僕の官能をくすぐる術を完璧に心得ている。
親指と人差し指で乳首の首の付け根の部分をつまんで乳頭を縊らせ、その先っちょを中指で撫でる。
その技法でふたつの乳首を同時に責められるのだから、もうたまらない。
僕はハアハアと喉の奥からふいごのような息を吐き出しながら、股間のアレをを更に熱く滾らせるしかない。
その全身の熱を集めてガチガチに硬くなった陰茎は、今、平らな下腹に沿うようにして屹立している。
ちんぐり返しされて躰が仰向けに近い状態になっているため、下腹のラインに平行に勃っているというわけだ。
薄く筋肉が浮き出た下腹に、棒状の影を落とす罪深い器官。
本来ならば生殖に使われるはずのものなのに、それとは対極の遊戯の道具にされている。
顎を引いて下半身のほうに目をやると、下顎に届けとばかりにいきり立つ自分自身のソレが見えた。
全長の三分の一ほどを占める赤剥けの怒れる亀頭は、カウパー腺液で濡れそぼり、光沢を放っている。
その湯気の上がるホカホカの筋肉の部位に、Kがだしぬけに顔を近づけ、舌先でチロリと舐めた。
「あうっ」
僕は痙攣する。
「臭いますね」
鼻をくんくんさせてKが言う。
「恥垢の匂いと精液の匂い、そこに先走り汁の匂いがブレンドされて、すごく牡臭い」
「や、やめろ・・・」
僕は顔をしかめ、抗議する。
仮性包茎は決して褒められたものではない。
事実、女性たちには疎まれる。
悦ぶのは、皮を剥いて愉しむ趣味のある、会社の役員会議に顔をそろえるドSの老人たちくらいなものなのだ。
「こんないやらしいものは、こうしてやる」
Kが親指と人差し指で僕の濡れ亀頭をつまみ、ぎゅうっと力を入れた。
「アアアアアアアア・・・」
痺れるような快感二、思わずかすれ声で鳴いてしまう僕。
「ほうら、もう、ヌルヌルだ」
親指を裏側に、人差し指を表側に当て、Kが弾力に逆らって、僕の亀頭をひしゃげさせていく。
先を搾られ、への字なった尿道口から、チューブから絞り出されるローションみたいに、ニュルリと新たなカウパー腺液があふれ出す。
ずりっ。
Kの親指の腹が、最も敏感な裏筋から鈴口にかけてのラインを強く擦り上げる。
「アンッ、アアアアアアアア・・・ッ!」
ちんぐり返しの体位のまま、僕は跳ね上がった。
バキッ。
バキバキバキッ!
股間からそそり立つ灼熱の肉バナナ。
その鎧みたいな海綿体が、送り込まれる血流で更に張り詰めるのが体感で分かったからだった。
ストローの包装紙で紙縒りをつくるようなそのこじり方は、僕の官能をくすぐる術を完璧に心得ている。
親指と人差し指で乳首の首の付け根の部分をつまんで乳頭を縊らせ、その先っちょを中指で撫でる。
その技法でふたつの乳首を同時に責められるのだから、もうたまらない。
僕はハアハアと喉の奥からふいごのような息を吐き出しながら、股間のアレをを更に熱く滾らせるしかない。
その全身の熱を集めてガチガチに硬くなった陰茎は、今、平らな下腹に沿うようにして屹立している。
ちんぐり返しされて躰が仰向けに近い状態になっているため、下腹のラインに平行に勃っているというわけだ。
薄く筋肉が浮き出た下腹に、棒状の影を落とす罪深い器官。
本来ならば生殖に使われるはずのものなのに、それとは対極の遊戯の道具にされている。
顎を引いて下半身のほうに目をやると、下顎に届けとばかりにいきり立つ自分自身のソレが見えた。
全長の三分の一ほどを占める赤剥けの怒れる亀頭は、カウパー腺液で濡れそぼり、光沢を放っている。
その湯気の上がるホカホカの筋肉の部位に、Kがだしぬけに顔を近づけ、舌先でチロリと舐めた。
「あうっ」
僕は痙攣する。
「臭いますね」
鼻をくんくんさせてKが言う。
「恥垢の匂いと精液の匂い、そこに先走り汁の匂いがブレンドされて、すごく牡臭い」
「や、やめろ・・・」
僕は顔をしかめ、抗議する。
仮性包茎は決して褒められたものではない。
事実、女性たちには疎まれる。
悦ぶのは、皮を剥いて愉しむ趣味のある、会社の役員会議に顔をそろえるドSの老人たちくらいなものなのだ。
「こんないやらしいものは、こうしてやる」
Kが親指と人差し指で僕の濡れ亀頭をつまみ、ぎゅうっと力を入れた。
「アアアアアアアア・・・」
痺れるような快感二、思わずかすれ声で鳴いてしまう僕。
「ほうら、もう、ヌルヌルだ」
親指を裏側に、人差し指を表側に当て、Kが弾力に逆らって、僕の亀頭をひしゃげさせていく。
先を搾られ、への字なった尿道口から、チューブから絞り出されるローションみたいに、ニュルリと新たなカウパー腺液があふれ出す。
ずりっ。
Kの親指の腹が、最も敏感な裏筋から鈴口にかけてのラインを強く擦り上げる。
「アンッ、アアアアアアアア・・・ッ!」
ちんぐり返しの体位のまま、僕は跳ね上がった。
バキッ。
バキバキバキッ!
股間からそそり立つ灼熱の肉バナナ。
その鎧みたいな海綿体が、送り込まれる血流で更に張り詰めるのが体感で分かったからだった。
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