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下を見つめる霊
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3階には茶道部の部室があって、その部屋を外から見上げると大きな窓になっているんだけど、その窓からいつも下を見つめる女性の霊がいる。
髪は少しクシャクシャなロングで血とかは出てないけれど、青白くて、足元は見えない。
夕暮れ時や昼間でも陽の光が強くない時には
そこに立っているのを見る。
とにかく下を見ているので当然下にいると視線を感じるのだ。
見上げれば目が合う。
部活をしている子はいるけれど、部室の中で目撃したことは全くないし、怪奇現象も起きたことは無いって言ってた。
しかも部屋は全く怖い感じがしないとのこと。
なんでずっとあそこにいて下を見ているのか・・・
その女性を見た人は結構いていろんな話が出てきた。
そんな中で数人から女性の口が動いていたという話があった。
口元をよく見たら「殺すぞ」と言っていて
怖くなって逃げる時、転んだと。
どの子も殺すと言われたらしい。
中には指を刺されてそう言われた子もいた。
なんでみんな決まってそうなったのか。
気になって下を歩いてみた。
下はアスファルトになっていて、サッと見たところ1箇所変な凹みを発見。
・・・あ!
「殺すぞ」じゃない。
「転ぶぞ」だ。
髪は少しクシャクシャなロングで血とかは出てないけれど、青白くて、足元は見えない。
夕暮れ時や昼間でも陽の光が強くない時には
そこに立っているのを見る。
とにかく下を見ているので当然下にいると視線を感じるのだ。
見上げれば目が合う。
部活をしている子はいるけれど、部室の中で目撃したことは全くないし、怪奇現象も起きたことは無いって言ってた。
しかも部屋は全く怖い感じがしないとのこと。
なんでずっとあそこにいて下を見ているのか・・・
その女性を見た人は結構いていろんな話が出てきた。
そんな中で数人から女性の口が動いていたという話があった。
口元をよく見たら「殺すぞ」と言っていて
怖くなって逃げる時、転んだと。
どの子も殺すと言われたらしい。
中には指を刺されてそう言われた子もいた。
なんでみんな決まってそうなったのか。
気になって下を歩いてみた。
下はアスファルトになっていて、サッと見たところ1箇所変な凹みを発見。
・・・あ!
「殺すぞ」じゃない。
「転ぶぞ」だ。
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