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第二十六章 西沢守の告白
西沢守の優しさ
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『「西沢様、お久しぶりです、今日は女性も同伴とは珍しいですね」
店のオーナーが挨拶してきた。
「今日はこいつのドレスを選びに来た」
「かしこまりました、フィッテングルームへどうぞ」
オーナーはいくつか、ドレスを選んで合わせてくれた。
「こちらなどいかがでしょう、お似合いですよ」
西沢は葉月のドレス姿に呆然と立ち尽くした。
「どうですか」
「ああ、すごく綺麗だ」
「なんか恥ずかしいです」
お前はなんていい女だ、今までずっと我慢していたが、理性を失いそうだ。
「ちょっと席を外してくれるか」
「かしこまりました」
オーナーはフィッテングルームを後にした。
西沢は背中から葉月を抱きしめた。
葉月の首筋に西沢の息がかかる。
「西沢さん、くすぐったいです」
鏡ごしに見つめ合う西沢と葉月。
「葉月、俺は……」
葉月はゆっくり、西沢から離れた。
「ごめんなさい、私は冨樫さんを今でも愛しています」
「そうだったな、すまん」
葉月は西沢の気持ちが痛いほどわかっていた。
葉月を抱くことをずっと我慢してくれていた。
頼るだけ頼って、私は西沢さんの気持ちに答えられないひどい女です。
きっと、西沢さんに抱かれたら、私は感じてしまう。
こんな淫らで淫乱な女を冨樫さんは嫌いになったんだろう。
涙が頬を伝わってこぼれ落ちた。
「葉月、俺はお前を守っていく、例えお前の中に俺がいなくてもな」
「西沢さん」
「よし、このドレスがいいな、すごく綺麗だぞ、葉月」
葉月の顔は自然と綻んだ。
そして、組長の集まり、今回はパーティ形式になっていたので、正装して出席となった。』
『葉月は緊張していた。
着なれないドレスと、西沢の同伴と言うこともあり、一番は冨樫と久しぶりに会える喜びに
胸が躍った。
車から降りると、西沢にエスコートされ、パーティ会場へ入った。
それぞれの組長と同伴者が出席だが、中には若頭が組長の代行で出席の組もいた。
「葉月、俺の側を離れるな、ただでさえ、お前は魅力的だ、それにも増して今日は、
更に美しい、いいな」
「西沢さん、そんなに誉めて頂くと恥ずかしいです」
西沢は葉月の腰に手を回して、エスコートしてくれた。
同伴の女性はいないなどと言っていたが、慣れた対応に葉月は驚いていた。
「西沢組長、お久しぶりですな、それに今日は一段とお美しい女性とご一緒で羨ましい限りです」
「自分の生涯のパートナーにと口説いているところです」
いやだ、西沢さんったら。
葉月に手を差し伸べてる冨樫の前に立ち塞がった。
「助けてくれて恩にきる、しかし葉月は俺の同伴者だ、手を出すな」
西沢は葉月を抱き抱えて「大丈夫か、もう帰ろう」そう言ってその場を後にした。』
西沢の手術は無事に終わった。
しばらくは集中治療室だ。
葉月と病院には西沢組組員が護衛についた。
冨樫は連絡を受けて、病院へ向かった。
集中治療室の前には葉月の姿があった。
「葉月」
その声に葉月は振り向いた。
「冨樫さん」
店のオーナーが挨拶してきた。
「今日はこいつのドレスを選びに来た」
「かしこまりました、フィッテングルームへどうぞ」
オーナーはいくつか、ドレスを選んで合わせてくれた。
「こちらなどいかがでしょう、お似合いですよ」
西沢は葉月のドレス姿に呆然と立ち尽くした。
「どうですか」
「ああ、すごく綺麗だ」
「なんか恥ずかしいです」
お前はなんていい女だ、今までずっと我慢していたが、理性を失いそうだ。
「ちょっと席を外してくれるか」
「かしこまりました」
オーナーはフィッテングルームを後にした。
西沢は背中から葉月を抱きしめた。
葉月の首筋に西沢の息がかかる。
「西沢さん、くすぐったいです」
鏡ごしに見つめ合う西沢と葉月。
「葉月、俺は……」
葉月はゆっくり、西沢から離れた。
「ごめんなさい、私は冨樫さんを今でも愛しています」
「そうだったな、すまん」
葉月は西沢の気持ちが痛いほどわかっていた。
葉月を抱くことをずっと我慢してくれていた。
頼るだけ頼って、私は西沢さんの気持ちに答えられないひどい女です。
きっと、西沢さんに抱かれたら、私は感じてしまう。
こんな淫らで淫乱な女を冨樫さんは嫌いになったんだろう。
涙が頬を伝わってこぼれ落ちた。
「葉月、俺はお前を守っていく、例えお前の中に俺がいなくてもな」
「西沢さん」
「よし、このドレスがいいな、すごく綺麗だぞ、葉月」
葉月の顔は自然と綻んだ。
そして、組長の集まり、今回はパーティ形式になっていたので、正装して出席となった。』
『葉月は緊張していた。
着なれないドレスと、西沢の同伴と言うこともあり、一番は冨樫と久しぶりに会える喜びに
胸が躍った。
車から降りると、西沢にエスコートされ、パーティ会場へ入った。
それぞれの組長と同伴者が出席だが、中には若頭が組長の代行で出席の組もいた。
「葉月、俺の側を離れるな、ただでさえ、お前は魅力的だ、それにも増して今日は、
更に美しい、いいな」
「西沢さん、そんなに誉めて頂くと恥ずかしいです」
西沢は葉月の腰に手を回して、エスコートしてくれた。
同伴の女性はいないなどと言っていたが、慣れた対応に葉月は驚いていた。
「西沢組長、お久しぶりですな、それに今日は一段とお美しい女性とご一緒で羨ましい限りです」
「自分の生涯のパートナーにと口説いているところです」
いやだ、西沢さんったら。
葉月に手を差し伸べてる冨樫の前に立ち塞がった。
「助けてくれて恩にきる、しかし葉月は俺の同伴者だ、手を出すな」
西沢は葉月を抱き抱えて「大丈夫か、もう帰ろう」そう言ってその場を後にした。』
西沢の手術は無事に終わった。
しばらくは集中治療室だ。
葉月と病院には西沢組組員が護衛についた。
冨樫は連絡を受けて、病院へ向かった。
集中治療室の前には葉月の姿があった。
「葉月」
その声に葉月は振り向いた。
「冨樫さん」
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