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第十一章 拉致された葉月
西沢の忘れかけていた妹の存在
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「やめて」
山辺は葉月の首筋に舌を這わせて、胸を揉みしだいた。
「お前は俺のものだ」
ソファに葉月を押し倒し、スカートの中に手を入れた。
葉月は涙が溢れて、その様子を見ていた守に助けを求めた。
「お願い、助けて」
守は何を思ったか山辺から葉月を引き離した。
「何をするんだ」
「約束はなしだ、葉月は俺が貰う」
守は葉月の腕を取り、山辺に蹴りを入れて、部屋を後にした。
ホテルを出た守と葉月は車に乗り込んで走り出した。
「ありがとうございます」
「全く、どうしてくれるんだよ、大金手に入るところだったのに」
「ごめんなさい」
「しょうがねえだろ、お前が助けてって言ったんだろう」
「何で助けてくれたんですか」
「それは……」
守は妹と葉月を重ね合わせていた。
「このまま、葉月を冨樫に返すわけにいかねえ、俺とちょっと付き合え」
「わかりました、山辺から助けて頂いたので、なんでもします」
「なんでも?そんなに山辺は嫌なのか」
葉月は涙を溢れさせて頷いた。
守は葉月の肩を抱いて「泣くなよ」そう言って頭を撫でた。
まるで泣き虫な妹と一緒にいる錯覚に陥った。
守は妹を必要以上に溺愛していた。
自分が極道の世界に足を踏み入れた以降も、すごく慕ってくれた。
なのに、自分のせいで命を落とすことになって、守はそれ以降心が折れた。
そして闇に堕ちていった。
葉月と出会って、一筋の光が見えた。
葉月を守ってやりたい、そんな気持ちが守を突き動かしていた。
「食事でも行くか」
「はい」
その頃、約束を反故にされた山辺は怒りが頂点に達していた。
「西沢守の野郎、このままで済むと思うなよ」
そして、富樫もまた、必死に西沢と葉月の行方を追っていた。
冨樫は西沢のマンションに向かった。
山辺は葉月の首筋に舌を這わせて、胸を揉みしだいた。
「お前は俺のものだ」
ソファに葉月を押し倒し、スカートの中に手を入れた。
葉月は涙が溢れて、その様子を見ていた守に助けを求めた。
「お願い、助けて」
守は何を思ったか山辺から葉月を引き離した。
「何をするんだ」
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守は葉月の腕を取り、山辺に蹴りを入れて、部屋を後にした。
ホテルを出た守と葉月は車に乗り込んで走り出した。
「ありがとうございます」
「全く、どうしてくれるんだよ、大金手に入るところだったのに」
「ごめんなさい」
「しょうがねえだろ、お前が助けてって言ったんだろう」
「何で助けてくれたんですか」
「それは……」
守は妹と葉月を重ね合わせていた。
「このまま、葉月を冨樫に返すわけにいかねえ、俺とちょっと付き合え」
「わかりました、山辺から助けて頂いたので、なんでもします」
「なんでも?そんなに山辺は嫌なのか」
葉月は涙を溢れさせて頷いた。
守は葉月の肩を抱いて「泣くなよ」そう言って頭を撫でた。
まるで泣き虫な妹と一緒にいる錯覚に陥った。
守は妹を必要以上に溺愛していた。
自分が極道の世界に足を踏み入れた以降も、すごく慕ってくれた。
なのに、自分のせいで命を落とすことになって、守はそれ以降心が折れた。
そして闇に堕ちていった。
葉月と出会って、一筋の光が見えた。
葉月を守ってやりたい、そんな気持ちが守を突き動かしていた。
「食事でも行くか」
「はい」
その頃、約束を反故にされた山辺は怒りが頂点に達していた。
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そして、富樫もまた、必死に西沢と葉月の行方を追っていた。
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