お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない

ラヴ KAZU

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第ニ章 極道の寵愛

独占欲

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「んん~ん」

葉月の感じている声が堪らない。

バスローブの紐を解いて、はだけさせた。

乳房が露わになり、冨樫は葉月の乳首を吸った。

「ああ、気持ちいい」

葉月の身体中のアザとキスマークが、より一層冨樫の独占欲に火をつけたのだ。

葉月は俺のものだ、そして身体中に唇を這わした。

股の内側も舐め回した。

「葉月、ベッドへ連れていくよ」

そう言って冨樫は葉月を抱き抱えて、寝室へ向かった。

ベッドに身体が沈んで、冨樫は葉月の股を開き、舐め上げた。

少しづつ密が溢れて、指がすんなりと入った。

「ああ、いっちゃう」

「葉月、かわいいよ、もっと良くしてあげるから」

冨樫は指を二本に増やして、舌でも感じる部分を舐めた。

「もう、だめ」

葉月の背中が反り返って、最高潮に達した。

冨樫は自分自身を葉月の秘所にあてがった。



「入れるよ」

葉月は俺だけのものだ、誰にも渡さない。

冨樫は葉月の身体中にキスマークをつけた。

強く、さらに強く吸った。

「いや、痛い、やめて、お願い」

冨樫は葉月の声に我に返った。

さすがにDVはしなくとも、感情が昂って葉月の身体を労わることを疎かにしてしまった。

これじゃあ、DV野郎と変わりないじゃないか。

冨樫は慌てて自分自身を抜き、葉月から離れた。

「ごめん、葉月」

葉月は寝室を出て自分の部屋に入った。

強く吸われて、葉月は「抵抗するな」そう言って殴られ、痛ぶられた記憶が蘇ったのだ。

冨樫と葉月はグッと二人の距離が接近したのに、葉月の嫌な記憶が二人の間に溝を作った。

冨樫は朝まで一睡も出来ずにいた。

葉月の部屋をノックする、しかし応答はない。

葉月に声をかけるが、返事はなかった。

「おはようございます」

そこへヤスシが食材を持って朝食を作りにやってきた。



「あれ、葉月さんはどうしたんですか」

ヤスシはリビングとキッチンに見当たらない葉月を心配して、冨樫に尋ねた。

「葉月は部屋に引きこもったまま、声をかけても答えない」

「えっ、ケンカでもしたんですか」

「ケンカなんかしねえよ、ただ……」

ヤスシは二人の間に何かあったんだろうと推測した。

「ただ、どうしたんですか」

「いいから、葉月に声をかけろよ」

ヤスシは仕方なく、ドアの外から葉月に声をかけた。

「おはようございます、ヤスシです、葉月さん」

葉月はすぐにドアを開けて出てきた。

「おはようございます」

「若頭とケンカでもしたんですか」

「ケンカなんかしません、私が悪いんです」

そこへ冨樫が言葉を発した。

「いや、俺が葉月の気持ちを考えずに、自分の感情をぶつけた、すまん」

ヤスシは急に笑顔になり、ガッツポーズをした。

「若頭、オスがやっと目覚めたんですね、やっぱり葉月さんに欲情したんじゃないですか」
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