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第九章
モニ系おまけ劇場 5 フッ化重水素
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(これは小説家になろうの後書きコーナーに書いたシナリオです。興味ない人は読み飛ばしてください。)
ミール「フッ化重水素? 今、ニュースで話題になっているフッ化水素とどう違うのですか?」
Pちゃん「化学的な性質は何も変わりありません。どちらも猛毒です。ただ、フッ化重水素は水素の同位体である重水素を使っているのです。普通の水素より中性子一個分だけ重い水素ですよ」
ミール「なぜ、今回のお話では重水素を使うのですか?」
Pちゃん「フッ素と水素が化学反応を起こす時に発生する光を利用したのがフッ化水素レーザーですが、普通の水素とフッ素を反応させた時に発生する光の波長は2.7~2.9µm(マイクロメートル)。この波長の光は大気に吸収されやすいので大気圏内ではほとんど使えません。一方、水素の代わりに重水素をフッ素と反応させた時に出る光の波長は3.8μm。これなら大気圏内でも使えます」
ミール「ううん。よく分かりませんが、よく分かりました。ところでついにエラが出てきましたね」
Pちゃん「はい。えらい事になりました」
ミール「Pちゃん……それ、ギャグ?」
Pちゃん「……」
ミール「フッ化重水素? 今、ニュースで話題になっているフッ化水素とどう違うのですか?」
Pちゃん「化学的な性質は何も変わりありません。どちらも猛毒です。ただ、フッ化重水素は水素の同位体である重水素を使っているのです。普通の水素より中性子一個分だけ重い水素ですよ」
ミール「なぜ、今回のお話では重水素を使うのですか?」
Pちゃん「フッ素と水素が化学反応を起こす時に発生する光を利用したのがフッ化水素レーザーですが、普通の水素とフッ素を反応させた時に発生する光の波長は2.7~2.9µm(マイクロメートル)。この波長の光は大気に吸収されやすいので大気圏内ではほとんど使えません。一方、水素の代わりに重水素をフッ素と反応させた時に出る光の波長は3.8μm。これなら大気圏内でも使えます」
ミール「ううん。よく分かりませんが、よく分かりました。ところでついにエラが出てきましたね」
Pちゃん「はい。えらい事になりました」
ミール「Pちゃん……それ、ギャグ?」
Pちゃん「……」
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