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旦那さんとの初エッチ
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ちなみに旦那さんは、私にとって第一号のXL(えくせる)でした。
XLはファン様の呼び名です。
旦那さんは私がデビューした十三歳の頃から現場には必ず来てくれていましたから。
私が最初に認知したのも夫です。
いつも優しくて、握手会では 体を壊さないように頑張ってね、って声をかけてくれる。
優しいお兄さんって感じの存在でした。
旦那は私にとって初めての人でもあったんです。
名古屋のライブハウスで単独をやったあと、私、メンバーと喧嘩しちゃって、むしゃくしゃしてこっそり夜、シティホテルから街に抜け出したんです。
うろうろしたって、特にやることもないから、どうしたらいいかな、って思っていたらそこに、今の旦那さんが現れて。
今日のライブも良かったよって、なんでそんな落ち込んだ顔しているの、って。
聞いたら彼は遠征組で、近くのシティホテルに泊まって朝地元に帰るんだ、って教えてくれました。
メンバーに会いたくないのなら、僕の部屋で少し休む?気分が変われば、仲直りできると思うよ、って言ってくれて、私付いていっちゃったんです。
それで、お部屋でお話ししていたら、だんだんいい雰囲気になっちゃって。
もともと好きなタイプだったし、優しいお兄さんだから悪いようにはしないだろうって思って。
しばらく抱っこしてくれて、よしよし、みたいに慰めてくれて、そのあと自然と、ちゅっとほっぺにキスされたんです。
だから、お返しに、私もほっぺに。
それから少しして、唇に軽くキスされて、ふふふって笑ったら、それが合図みたいに、ねちょっとしたキスに変わったんです。
びっくりして、くらくらして、体の力が入らなくなっちゃって。
僕は紳士だから安心してね、って言って、丁寧に服を脱がせてくれて、ちゃんとゴムを付けて入れてくれました。
痛かったです。正直、痛みしかなかった。
なんでこんなことが気持ちいいんだろうって思いました。
それでも、一番推してくれるファン様に、初めてを届けることができて、よかったのかな、って思いました。
そのあと彼は私との秘密を一切洩らさなかったし、相変わらずXLとして、ずっと応援しに来てくれていたんです。
XLはファン様の呼び名です。
旦那さんは私がデビューした十三歳の頃から現場には必ず来てくれていましたから。
私が最初に認知したのも夫です。
いつも優しくて、握手会では 体を壊さないように頑張ってね、って声をかけてくれる。
優しいお兄さんって感じの存在でした。
旦那は私にとって初めての人でもあったんです。
名古屋のライブハウスで単独をやったあと、私、メンバーと喧嘩しちゃって、むしゃくしゃしてこっそり夜、シティホテルから街に抜け出したんです。
うろうろしたって、特にやることもないから、どうしたらいいかな、って思っていたらそこに、今の旦那さんが現れて。
今日のライブも良かったよって、なんでそんな落ち込んだ顔しているの、って。
聞いたら彼は遠征組で、近くのシティホテルに泊まって朝地元に帰るんだ、って教えてくれました。
メンバーに会いたくないのなら、僕の部屋で少し休む?気分が変われば、仲直りできると思うよ、って言ってくれて、私付いていっちゃったんです。
それで、お部屋でお話ししていたら、だんだんいい雰囲気になっちゃって。
もともと好きなタイプだったし、優しいお兄さんだから悪いようにはしないだろうって思って。
しばらく抱っこしてくれて、よしよし、みたいに慰めてくれて、そのあと自然と、ちゅっとほっぺにキスされたんです。
だから、お返しに、私もほっぺに。
それから少しして、唇に軽くキスされて、ふふふって笑ったら、それが合図みたいに、ねちょっとしたキスに変わったんです。
びっくりして、くらくらして、体の力が入らなくなっちゃって。
僕は紳士だから安心してね、って言って、丁寧に服を脱がせてくれて、ちゃんとゴムを付けて入れてくれました。
痛かったです。正直、痛みしかなかった。
なんでこんなことが気持ちいいんだろうって思いました。
それでも、一番推してくれるファン様に、初めてを届けることができて、よかったのかな、って思いました。
そのあと彼は私との秘密を一切洩らさなかったし、相変わらずXLとして、ずっと応援しに来てくれていたんです。
応援ありがとうございます!
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