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遊馬君は童貞くん
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翌日、西野さんに遊馬君の話をしたんです。
そしたら、いっしょに食事でも、って話になって、西野さんの家に呼んで夕食を食べたんです。
話しをしたらびっくりすることに、遊馬君は女性との経験がなかったんです。
私と同い年なのに。
しかも〝えくせす〟時代に、私を推していて、個人情報を嗅ぎつけて隣に住み始めたって言うんです。
最初の相手が大好きな萌ちゃんだったら、願ってもないことなんじゃないか、西野さんが言いました。
それで、つぎは遊馬くんの部屋に行くことになって、三人で移動しました。
遊馬君の部屋には、えくせすの頃の私の写真が壁いっぱいに貼ってありました。
その壁の真ん中に液晶モニターがあって、そこに、私の寝室が大写しに映し出されてる。
モニターの向かいには、大きなソファがあって、そこで遊馬君はいつも、私の動画を見て…ひとりでしていたみたいなんです。
じゃあ、そこで実際に萌ちゃんとやってみたらいい、って西野さんが言いました。
萌ちゃん。あんたはほんとに素晴らしいカラダをしてる。遊馬君を助けるつもりで、してやったらどうだ、って。
そのとき、遊馬君の部屋に並んだえくせす関連のグッズを見て、これを買うのにどれだけのお金をつぎ込んだろう、と、想いました。
もしかしたら、旦那の比じゃない額です。
遊馬君が在宅推しなんで認知できなかっただけで、彼の方がよっぽどの熱で推してくれていたのかもしれないって。
そう思ったら、お礼がしたいかな…って、思っちゃったんです。
そしたら、いっしょに食事でも、って話になって、西野さんの家に呼んで夕食を食べたんです。
話しをしたらびっくりすることに、遊馬君は女性との経験がなかったんです。
私と同い年なのに。
しかも〝えくせす〟時代に、私を推していて、個人情報を嗅ぎつけて隣に住み始めたって言うんです。
最初の相手が大好きな萌ちゃんだったら、願ってもないことなんじゃないか、西野さんが言いました。
それで、つぎは遊馬くんの部屋に行くことになって、三人で移動しました。
遊馬君の部屋には、えくせすの頃の私の写真が壁いっぱいに貼ってありました。
その壁の真ん中に液晶モニターがあって、そこに、私の寝室が大写しに映し出されてる。
モニターの向かいには、大きなソファがあって、そこで遊馬君はいつも、私の動画を見て…ひとりでしていたみたいなんです。
じゃあ、そこで実際に萌ちゃんとやってみたらいい、って西野さんが言いました。
萌ちゃん。あんたはほんとに素晴らしいカラダをしてる。遊馬君を助けるつもりで、してやったらどうだ、って。
そのとき、遊馬君の部屋に並んだえくせす関連のグッズを見て、これを買うのにどれだけのお金をつぎ込んだろう、と、想いました。
もしかしたら、旦那の比じゃない額です。
遊馬君が在宅推しなんで認知できなかっただけで、彼の方がよっぽどの熱で推してくれていたのかもしれないって。
そう思ったら、お礼がしたいかな…って、思っちゃったんです。
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