8 / 52
エトワーテル辺境伯領
8
しおりを挟む
私が執務室に戻れば、そこには珍しくメイド長がいた。
私を見て頭を下げる2人。
それを見ながら私は仕事をする時の椅子に座って書類を手に取った。
メイド長はその名の通りこの屋敷の中を仕切り、自分自身もキルシュに使えている。
確かキルシュもばあやと慕っていたか。
とすればキルシュ関連のことだろう。
私はメイド長が長ったらしい挨拶をする前に話し出す。
「なにか問題があったのか。」
「いえ、そのようなことは。」
「ではなんだ。」
この間も私は忙しなく仕事をする。
「領主様は今どこへ行かれていたのですか?」
「用件だけ話せ。」
私が少し強く言うと、メイド長はシワの多い手をぎゅっと握った。
「...最近キルシュ様はとても勉学に意欲的で、それと同時にふと何かを思い出しては嬉しそうにするのです。」
えっ、自慢?惚気?なに?
そんなキルシュ私も見たいけど?
「領主様、最近キルシュと会いませんでしたか?」
何故そこで私が出てくる。
「高等学校の相談をされたくらいだ。」
あの時は緊張していて可愛かったなぁ。
「あれはもう数ヶ月も前です。」
横から執事が何かを言っているが、私は昨日のように思い出せる。そんなはずはない。
まあ確かにあの見張り台で話したりしたが別に公務には関係の無いことばかりだ。
「では恋ですかね。」
メイド長がぼそっと呟くと同時に私の手の中で万年筆が折れた。
執事は折れた音にギョッとし、ススッと目を逸らした。
「キルシュ様はきっと気づいていないのでしょうが、あの嬉しそうな顔は小さい時にアーノルド様にハグされたときと同じ顔だったので...私めは心配してしまいました。」
メイド長は照れるように言う。
私は万年筆を変えてまた公務を再開させる。
「領主様も早く奥様を作って、子供を産んで、弟離れしてもらわなくては。」
私は思わず溜息をつきそうになる。
「何回も言っているだろう。結婚はしない。だれかに子供も産ませる気も無い。」
「何故です。世継ぎはどうなさるのですか!」
「お前の言う通りキルシュが恋に落ちているなら、キルシュとそいつの子に継がせればいい。
キルシュが誰かを選ばなくてもルルがいる。叔父もそのために生かしているのだしな。」
「...っ。ではアーノルド様の幸せは!どう「口を慎め。」...!」
メイド長が黙ったことを確認して口を開く。
「人の幸せなど様々だ。」
私は手を止める。
「お前の言う幸せを否定するつもりは無い。ただ、知っていて欲しい。」
顔を上げて何も無い壁を見る。
そしてふっと笑った。思い浮かべたのは今日のはにかんだキルシュだ。
それを見てメイド長は目を見開く。
「ばあや、私は今幸せなんだ。」
メイド長はハッと私の視線の方向を向く。
気づいたのだ。
その視線の方向にはキルシュの部屋があることに。
「やはり...ずっとお気持ちは変わられていなかったのですね。」
メイド長は悲しそうに眉を下げる。
変わるものか。
キルシュに思う気持ちは何年も変わらない。
例え私自身が変えたいと願った時さえ。
「キルシュが恋をしているのなら私だって応援したいと思っている。キルシュには恋愛結婚をして欲しいと思っているからな。」
「キルシュ様への婚約の話が来ないのはそういうことですか。」
勿論。打診に来たものは全部暖炉の薪として使わせてもらった。
しかしわざわざその事を教える必要も無い。
私はそれに答えず書類と向き合う。
「私は...。」
そこで言葉を切ったメイド長は下を向く。
そしてそのまま私を見ることなく、スカートの端をつまみ、頭を下げた。
「私の伝えたいこと、聞きたいことはそれだけです。」
「そうか。部屋でゆっくり休め。」
その言葉を聞き、メイド長は執務室を出ていった。
執事は私を見て、口を開く。
「今日はもうおやすみになられては。」
私はゆっくり1回瞬きをして、手に持っていた書類を置く。
「...ああ、そうさせてもらう。」
私は席を立ち、マントと帽子を被る。
「お前も程々にしろ。」
私が執事にそう声をかけると、執事は少し微笑んだ。
あの様子じゃ私の言うことを聞かないだろう。
しかしそれをどうすることも出来ない。
ここで強く言ったところで、執事の罪悪感を大きくするだけだ。
私は執務室から出て、部屋に戻った。
部屋に戻ったら帽子やマントを掛け、軍服を脱ぎ、シャツだけを着た状態になる。
今日は早いからシャワーも浴びれそうだ。
私は部屋についている脱衣場で服を脱ぎ、浴室に入る。
浴室、シャンプー、濡れた髪。
私は今日のキルシュを思い出し、下半身に熱が集まるのがわかる。
駄目だ、こんなこと。
弟だぞ。
頭から追い出そうとしても追い出せない。
腕を引かれた感覚。
頭を撫でた感触。
やめてくれ、駄目なんだ。
嬉しそうにこちらを見てくる金色の目。
風に靡く黒い髪。
ーーー淡い色の薄いくちびる。
「...んっ。」
私は自分のそれに手を這わせていた。
快楽と罪悪感が襲ってくる。
「はぁっ、あっ。」
段々快楽が大きくなっていき、罪悪感は消えないはずなのに手の動きは早くなっていく。
「ごめん、ごめんっ。」
『おやすみなさい、兄上。』
そうはにかんだキルシュ。
ーーー好きだ。
私は熱を吐き出した。
息を整えている私の頭には1つの言葉が思い浮かんでいた。
『では、恋ですかね。』
どうしようもない。
キルシュには恋をして、好きな相手と結婚して欲しいと思ってる。
しかし今までキルシュにそういう話は無かった。
だから想像がつかなかったのだ。
「キルシュ...。」
心には穴がぽっかり空いている。なのに私は諦められそうにはなかった。
こんなに悲しいのにまだキルシュが幸せな家庭を築くことを願っている。
「私も大概、メイド長と同じだな。」
私は手早く身体を洗った。
私を見て頭を下げる2人。
それを見ながら私は仕事をする時の椅子に座って書類を手に取った。
メイド長はその名の通りこの屋敷の中を仕切り、自分自身もキルシュに使えている。
確かキルシュもばあやと慕っていたか。
とすればキルシュ関連のことだろう。
私はメイド長が長ったらしい挨拶をする前に話し出す。
「なにか問題があったのか。」
「いえ、そのようなことは。」
「ではなんだ。」
この間も私は忙しなく仕事をする。
「領主様は今どこへ行かれていたのですか?」
「用件だけ話せ。」
私が少し強く言うと、メイド長はシワの多い手をぎゅっと握った。
「...最近キルシュ様はとても勉学に意欲的で、それと同時にふと何かを思い出しては嬉しそうにするのです。」
えっ、自慢?惚気?なに?
そんなキルシュ私も見たいけど?
「領主様、最近キルシュと会いませんでしたか?」
何故そこで私が出てくる。
「高等学校の相談をされたくらいだ。」
あの時は緊張していて可愛かったなぁ。
「あれはもう数ヶ月も前です。」
横から執事が何かを言っているが、私は昨日のように思い出せる。そんなはずはない。
まあ確かにあの見張り台で話したりしたが別に公務には関係の無いことばかりだ。
「では恋ですかね。」
メイド長がぼそっと呟くと同時に私の手の中で万年筆が折れた。
執事は折れた音にギョッとし、ススッと目を逸らした。
「キルシュ様はきっと気づいていないのでしょうが、あの嬉しそうな顔は小さい時にアーノルド様にハグされたときと同じ顔だったので...私めは心配してしまいました。」
メイド長は照れるように言う。
私は万年筆を変えてまた公務を再開させる。
「領主様も早く奥様を作って、子供を産んで、弟離れしてもらわなくては。」
私は思わず溜息をつきそうになる。
「何回も言っているだろう。結婚はしない。だれかに子供も産ませる気も無い。」
「何故です。世継ぎはどうなさるのですか!」
「お前の言う通りキルシュが恋に落ちているなら、キルシュとそいつの子に継がせればいい。
キルシュが誰かを選ばなくてもルルがいる。叔父もそのために生かしているのだしな。」
「...っ。ではアーノルド様の幸せは!どう「口を慎め。」...!」
メイド長が黙ったことを確認して口を開く。
「人の幸せなど様々だ。」
私は手を止める。
「お前の言う幸せを否定するつもりは無い。ただ、知っていて欲しい。」
顔を上げて何も無い壁を見る。
そしてふっと笑った。思い浮かべたのは今日のはにかんだキルシュだ。
それを見てメイド長は目を見開く。
「ばあや、私は今幸せなんだ。」
メイド長はハッと私の視線の方向を向く。
気づいたのだ。
その視線の方向にはキルシュの部屋があることに。
「やはり...ずっとお気持ちは変わられていなかったのですね。」
メイド長は悲しそうに眉を下げる。
変わるものか。
キルシュに思う気持ちは何年も変わらない。
例え私自身が変えたいと願った時さえ。
「キルシュが恋をしているのなら私だって応援したいと思っている。キルシュには恋愛結婚をして欲しいと思っているからな。」
「キルシュ様への婚約の話が来ないのはそういうことですか。」
勿論。打診に来たものは全部暖炉の薪として使わせてもらった。
しかしわざわざその事を教える必要も無い。
私はそれに答えず書類と向き合う。
「私は...。」
そこで言葉を切ったメイド長は下を向く。
そしてそのまま私を見ることなく、スカートの端をつまみ、頭を下げた。
「私の伝えたいこと、聞きたいことはそれだけです。」
「そうか。部屋でゆっくり休め。」
その言葉を聞き、メイド長は執務室を出ていった。
執事は私を見て、口を開く。
「今日はもうおやすみになられては。」
私はゆっくり1回瞬きをして、手に持っていた書類を置く。
「...ああ、そうさせてもらう。」
私は席を立ち、マントと帽子を被る。
「お前も程々にしろ。」
私が執事にそう声をかけると、執事は少し微笑んだ。
あの様子じゃ私の言うことを聞かないだろう。
しかしそれをどうすることも出来ない。
ここで強く言ったところで、執事の罪悪感を大きくするだけだ。
私は執務室から出て、部屋に戻った。
部屋に戻ったら帽子やマントを掛け、軍服を脱ぎ、シャツだけを着た状態になる。
今日は早いからシャワーも浴びれそうだ。
私は部屋についている脱衣場で服を脱ぎ、浴室に入る。
浴室、シャンプー、濡れた髪。
私は今日のキルシュを思い出し、下半身に熱が集まるのがわかる。
駄目だ、こんなこと。
弟だぞ。
頭から追い出そうとしても追い出せない。
腕を引かれた感覚。
頭を撫でた感触。
やめてくれ、駄目なんだ。
嬉しそうにこちらを見てくる金色の目。
風に靡く黒い髪。
ーーー淡い色の薄いくちびる。
「...んっ。」
私は自分のそれに手を這わせていた。
快楽と罪悪感が襲ってくる。
「はぁっ、あっ。」
段々快楽が大きくなっていき、罪悪感は消えないはずなのに手の動きは早くなっていく。
「ごめん、ごめんっ。」
『おやすみなさい、兄上。』
そうはにかんだキルシュ。
ーーー好きだ。
私は熱を吐き出した。
息を整えている私の頭には1つの言葉が思い浮かんでいた。
『では、恋ですかね。』
どうしようもない。
キルシュには恋をして、好きな相手と結婚して欲しいと思ってる。
しかし今までキルシュにそういう話は無かった。
だから想像がつかなかったのだ。
「キルシュ...。」
心には穴がぽっかり空いている。なのに私は諦められそうにはなかった。
こんなに悲しいのにまだキルシュが幸せな家庭を築くことを願っている。
「私も大概、メイド長と同じだな。」
私は手早く身体を洗った。
7
お気に入りに追加
138
あなたにおすすめの小説
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
人生詰んだ俺が生き別れの兄に瓜二つな美形御曹司の専属SPに抜擢されて幸せになるまで
toki
BL
【あらすじ】
酒とギャンブルに溺れる父親とホスト通いの母親のもと、貧困と暴力に苦しみながら育った主人公・翼(つばさ)。唯一自分を守ってくれた兄も消息不明になり、翼は「いつか兄ともう一度会いたい」という思いを糧に必死に働いていた。しかしある日両親が蒸発し、連帯保証人にされていた翼は借金取りに追われ、家も職も失ってしまう。
途方に暮れる中、翼は突然、大財閥「弦巻財閥」の御曹司・弦巻式の専属SPにスカウトされる。しかもどういうわけか式の容姿は行方不明の兄に瓜二つだった。
戸惑いながらも式の元で新しい生活を始める翼だったが——?
➤➤➤
読み切り短編、主従もの?です!
本当はSPって警察官のことらしいんですが、SPって言った方がそれっぽくてかっこいいのでSPって言ってます。色々というか全部フィクションなので雰囲気で読んでいただけると嬉しいです。
前回までの投稿作品へのいいね、ブクマ、コメント、タグ付けなど誠にありがとうございます!
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!(https://www.pixiv.net/artworks/19177428)
愛して、許して、一緒に堕ちて・オメガバース【完結】
華周夏
BL
Ωの身体を持ち、αの力も持っている『奏』生まれた時から研究所が彼の世界。ある『特殊な』能力を持つ。
そんな彼は何より賢く、美しかった。
財閥の御曹司とは名ばかりで、その特異な身体のため『ドクター』の庇護のもと、実験体のように扱われていた。
ある『仕事』のために寮つきの高校に編入する奏を待ち受けるものは?
双子攻略が難解すぎてもうやりたくない
はー
BL
※監禁、調教、ストーカーなどの表現があります。
22歳で死んでしまった俺はどうやら乙女ゲームの世界にストーカーとして転生したらしい。
脱ストーカーして少し遠くから傍観していたはずなのにこの双子は何で絡んでくるんだ!!
ストーカーされてた双子×ストーカー辞めたストーカー(転生者)の話
⭐︎登場人物⭐︎
元ストーカーくん(転生者)佐藤翔
主人公 一宮桜
攻略対象1 東雲春馬
攻略対象2 早乙女夏樹
攻略対象3 如月雪成(双子兄)
攻略対象4 如月雪 (双子弟)
元ストーカーくんの兄 佐藤明
愛され末っ子
西条ネア
BL
本サイトでの感想欄は感想のみでお願いします。全ての感想に返答します。
リクエストはTwitter(@NeaSaijou)にて受付中です。また、小説のストーリーに関するアンケートもTwitterにて行います。
(お知らせは本編で行います。)
********
上園琉架(うえぞの るか)四男 理斗の双子の弟 虚弱 前髪は後々左に流し始めます。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い赤みたいなのアースアイ 後々髪の毛を肩口くらいまで伸ばしてゆるく結びます。アレルギー多め。その他の設定は各話で出てきます!
上園理斗(うえぞの りと)三男 琉架の双子の兄 琉架が心配 琉架第一&大好き 前髪は後々右に流します。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い緑みたいなアースアイ 髪型はずっと短いままです。 琉架の元気もお母さんのお腹の中で取っちゃった、、、
上園静矢 (うえぞの せいや)長男 普通にサラッとイケメン。なんでもできちゃうマン。でも弟(特に琉架)絡むと残念。弟達溺愛。深い青色の瞳。髪の毛の色はご想像にお任せします。
上園竜葵(うえぞの りゅうき)次男 ツンデレみたいな、考えと行動が一致しないマン。でも弟達大好きで奮闘して玉砕する。弟達傷つけられたら、、、 深い青色の瞳。兄貴(静矢)と一個差 ケンカ強い でも勉強できる。料理は壊滅的
上園理玖斗(うえぞの りくと)父 息子達大好き 藍羅(あいら・妻)も愛してる 家族傷つけるやつ許さんマジ 琉架の身体が弱すぎて心配 深い緑の瞳。普通にイケメン
上園藍羅(うえぞの あいら) 母 子供達、夫大好き 母は強し、の具現化版 美人さん 息子達(特に琉架)傷つけるやつ許さんマジ。
てか普通に上園家の皆さんは顔面偏差値馬鹿高いです。
(特に琉架)の部分は家族の中で順列ができているわけではなく、特に琉架になる場面が多いという意味です。
琉架の従者
遼(はる)琉架の10歳上
理斗の従者
蘭(らん)理斗の10歳上
その他の従者は後々出します。
虚弱体質な末っ子・琉架が家族からの寵愛、溺愛を受ける物語です。
前半、BL要素少なめです。
この作品は作者の前作と違い毎日更新(予定)です。
できないな、と悟ったらこの文は消します。
※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。
皆様にとって最高の作品になりますように。
※作者の近況状況欄は要チェックです!
西条ネア
3人の弟に逆らえない
ポメ
BL
優秀な3つ子に調教される兄の話です。
主人公:高校2年生の瑠璃
長男の嵐は活発な性格で運動神経抜群のワイルド男子。
次男の健二は大人しい性格で勉学が得意の清楚系王子。
三男の翔斗は無口だが機械に強く、研究オタクっぽい。黒髪で少し地味だがメガネを取ると意外とかっこいい?
3人とも高身長でルックスが良いと学校ではモテまくっている。
しかし、同時に超がつくブラコンとも言われているとか?
そんな3つ子に溺愛される瑠璃の話。
調教・お仕置き・近親相姦が苦手な方はご注意くださいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる