転生するなら人間がいいな~

獣野狐夜

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第肆章 最高の親友、ここにて溺れる

3節目 過去の想いを

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私が苦しんだ過去。
すべて、残酷な過去。
その内容は___

秋山雪美、17歳。
職業は、保育士である。

私は子供が大の苦手だ。
じゃあなんで保育士になったのって?
まぁね…お母さんの跡継ぎで…ね。
本当はこんな仕事やりたくないけど、頑張ることにしたの。お母さんのため。
でもね、とある子供にあったことがきっかけで、なんか性格がガラリと変わった気がするの。
その子は、小学五年生のくんって名前の子。

私がクウマくんと出会ったのは、公園で黄昏てる時。
公園で落し物を探していたクウマを手伝ってあげたの。
その後遊んだりしてたら結構懐かれてしまった。

子供は苦手だけどクウマくんだけはなんか…大丈夫だった。

でもある日、クウマの家に事件が起きた。
それは、クウマのお父さんが私のお母さんを殺害したことだ。
しかも、私の目の前で……。
現場を見てしまった………。
血の匂い、周りの悲鳴、ナイフを刺す音。
全てが鮮明に脳に映された。
吐き気と涙が止まらなかった。
私は怒った。怒り狂いそうになった。
でも悲劇は終わらかった。
殺害理由はだったことを聞いて、更に憎んだ。
私のお母さんが恋人を作ったことは知っていたし、それを咎めることもしなかった。
でも、友達のクウマのお父さんとは知らなかった。

クウマのお父さんは妻がいた。
だから別にシングルファザーではない。
なのに父のいないうちの母と不倫していた。

その後は、私はクウマと縁を切った。
これは仕方の無いことだ。
そうしないと、クウマくんにも怒り狂ってしまう。

また時間が経てば会おうね。

お母さん、本当に………助けられなくて






ごめんなさい。



☆☆☆☆☆☆☆

ワタシは、だ。

ワタシはフミ
ワタシはシングルマザーで、
二人の子供がいる。
ワタシは転生前とある男性に恋をした。
賢二ケンジという男性。
彼はとてもとても優しかった。
でも幸せは続かなかった。
彼はワタシを殺害した。

ワタシは、死んだことに……気がつかなかった。
気付いたのは、目覚めたら草むらにいたこと。
どうやらワタシは転生みたい。
…とても気持ちがいい。
自然ってとても気持ちがいいな。
木々の揺れる音がする。


そして、のんびり過ごして数日後、
ある冒険者に“竜”と呼ばれました。
竜って誰のことだろうか?
そして、櫻井サクライと名乗るその冒険者は、来るや否や、ワタシを切りつけた。
あっちで死んで、こっちでまた死ぬのか…。
……ユキとトーヤに…会いたかったな。
死ぬことを覚悟した。でも死ななかった。
なぜならある娘がやってきたからだ。
その子はと名乗っていた。
そして、この世界で名前のないワタシに
”という名前をつけてくれた。
名前を貰うと、不思議な感覚に囚われた。
ついでにワタシは性別が男だったので、
男を演じた。
私はその女の子にお礼を言おうとした。が、
気がつくとすでにその子はいなかった。
その数十年後…。
ワタシは、
ワタシの大切な何かを思い出した。

あの日、忘れていた感覚。

母という、記憶。

それは、ワタシの大切な大切な宝物。

ワタシの娘、“”だ。
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