83 / 121
邪神ドラゾレーラ
しおりを挟む
日が暮れる前にはテントを張って野営の支度を終え焚火を囲んで夕食を摂る。
遺跡周辺でテントを張り、野営をするのに適した場所を探したりと本来なら面倒だったりする事も、この遺跡群の周辺では無かった。
なんせ数百年前から多くの冒険者がこの地に来て廃墟を通り越して瓦礫だらけの遺跡を探索する為の拠点用に整地してあったり、小屋を建てたのか基礎だけが残っていたりと、テントを張る場所が幾つもあったからだ。
「それにしても、テントを張って拠点は簡単に確保出来たけど、夜になって魔物がどのぐらい現れるかが問題だよね」
「そうね、ただ探知で魔物の群れは引っ掛からないから、特に問題ないと思うけど、ここが大森林の中だってことを忘れず見張りは昨日まで同様に交代で、しっかり経験を積む事ね」
カトレアがそう言い、リーズと自分を見るがルイーズさんはすでに酒を飲みテントの中で眠りについている。
「それにしても、遺跡って言うからイメージ的にゴブリンやオーク、オーガとか魔物が住み着いて集落っぽいのを形成してそうな感でしたが…」
リーズがお茶を飲みながらそう言い不思議そうな顔をしている。
「屋根がある建物とかがあれば魔物も住み着くんだろうけど、ポツポツある建造物の残骸はどれも屋根も無く、むしろ瓦礫だらけで歩いて遺跡を探索するのも一苦労って感じな場所だから、流石に魔物も住み着かないでしょ…。 とは言え小型の動物や魔物、大型だとそれを狙う蛇やトカゲのような魔物はチラホラ居るみたいだけど」
「そうね、そう言う魔物が襲って来るかもしれないんだから見張りの際は気を抜かないようにね」
そう言うとカトレアはリーズと共に仮眠を取りにテントへ入っていく。
見張りの一番手は自分か…。
まあ4人パーティーだと見張りは1番手か4番手が気兼ねなく休めるから良いんだけど。
なんせ2番手、3番手だと寝て起きてまた寝てと休んだ気になれないし…。
そんな事を思いながら探知で周囲を警戒しつつ焚火に木の枝を投げ込んでいく。
大体午前0時ぐらいだろうか、見張り2番目のカトレアが交代の為にテントから出てきて焚火を挟んで自分の向かい側に腰掛ける。
「ねえカツヒコ、あなたは邪神ドラゾレーラの話を聞いてどう思った?」
「えっ? 突然何? 話を聞いたって言ってもここが邪神ドラゾレーラの神殿があった街の跡ってぐらいでどう思うって言われても…」
「そうね、じゃあ質問を変えるけど、邪神とその信奉者達は未踏の山脈の奥地に逃れたって言うのを信じる?」
「う~ん、カトレアが生きてた400年以上前の冒険者でも未踏の山脈を越えた人って居ないんでしょ? だとしたら大人数が越えるってのは現実的じゃないような気がする。 そもそも邪神って言うけどどんな邪神だったの? これだけ大きな遺跡って事は相当な信者が住んでたんだろうし、多分周辺にも町や村があったりしただろうし…」
「ドラゾレーラが邪神と言われる理由ね…。 それは私にも分からないわ、詳しく教えられたりもしなかったし、調べようとも思わなかったから。 あとカツヒコの言う通り、大人数で未踏の山脈を越えるのは現実的では無いわね」
「本来なら遺跡を調べて何かそれらしい本でも見つけられれば少しは分かるんだろうけど、ここまで瓦礫になってる上、数百年前から探索され尽くしてるからね、残ってても使われてた硬貨一つでも落ちてればいい方じゃない? それにしても珍しい。 カトレアがどう思うなんて聞いてくるとは思わなかった」
「あなたね~、私だって知らない事や疑問に思う事だってあるのよ! それに私だって昔は未踏の山脈を越えてみたいと思ってたんだから」
「そうなの? 確か以前会った霊獣のレイムダリーアはカトレアの事を知っていたみたいだったから未踏の山脈近辺までは行ったことがあるとは思ってたけど」
「行ったわよ、冒険者に同行してね…。 だけど行ったのは山脈の手前まで、山脈までは行けなかったわ」
「それはまた何で? 聞く限り一緒に行った冒険者も強そうだしカトレアも強いんだから行こうと思えば行けたんじゃない?」
そう疑問を口にするとカトレアは何故か苦笑いをしてる。
「行けなかったのよ、強いって言って私も今より弱かったし、山脈の奥に足を踏み入れたらそこに住む魔物が襲って来るし、足場も悪く地形も平地のようにはいかない山岳地帯を縄張りにしている魔物相手に連携して戦うなんてできないし。 それに昔は竜種が良く見かけられて噂では山脈の中腹を越えると襲って来るなんていわれてたから」
「竜種ってドラゴン? 見た事ないけどイメージと言うか前世では想像上最強の生き物って感じだから何となく想像は出来るけど、それならさっき言ってたここに住んでた人達が山脈を越えたってのも不可能っぽいね」
そう言うとカトレアも同じ考えだったのか「そうね」と言って空を埋め尽くす星を眺める。
「そう言えばカツヒコ、竜種の事をドラゴンって言ってたけど、少し違うわよ」
「えっ?」
不思議そうにカトレアを見ると、カトレアは竜種について説明をしてくれた。
どうやら竜種とは一概にドラゴンのみ差すものではなく、人に近い形をした竜人、空は飛ばないけど火や氷、雷や水などを纏った地竜、そして上位のドラゴンは人化が出来て力はそのまま、それどころか人型で武器や格闘術を使用できる分、人では倒すことは出来ないと言われるような存在も居るらしい。
大型で空を飛び、ブレスを吐いて攻撃するような生き物ってだけでも手におえなさそうなのに、能力をそのままに人化して武器も使ったりしたら確かに勝てるとは思えない。
やっぱりマンガやアニメみたいにドラゴンを一刀両断で倒すってのは無理っぽいんだ…。
まあ元からそんな現実離れした事が出来るとは思ってはいなかったけど、倒すには小まめに攻撃し相手の力が尽きるのを待ってトドメを刺すのがセオリーだったらしいし。
うん、幻想は捨てよう!
「それでカトレアはいつか未踏の山脈を踏破するの?」
「そうね、踏破してみたいって気持ちはあるわよ。 まああなた達が一人でも聖獣を相手にして戦えるぐらい強くなったら、気兼ねなく一人で挑めるしね」
「1人? みんなでじゃないの?」
「さっきも言ったように連携して戦えないような場所だし、私が行ってみたいだけだから、あなた達までそんな危ない場所に連れてけないでしょ、それに来たいと言ってもおいて行くけど」
1人で行くつもりなんだ…。
まあ一人で聖獣相手に戦えるぐらいの強さって相当な気がするからそう簡単にはそんな域に達しないけど、達したら達したでなんかルイーズさんとか絶対に行くとか言い出しそうな気がするんだけど…。
意外とルイーズさん戦闘狂っぽい所あるし…。
「さあ、カツヒコは休みなさい! いつまでも話してたら休む時間が減るわよ。 明日から有るとも限らない竜残血花を探すんだから」
そう言ってカトレアに焚火の前から追い出されたのでテントに入り睡眠をとる。
それにしても未踏の山脈に竜種か…。
行ってみたい気も、見てみたい気もするけど、瞬殺されそうだからな…。
それにしても邪神ドラゾレーラか~。
あまり神とかの存在を信じないんだけど、やっぱり異世界って神様が存在するのかな…。
遺跡周辺でテントを張り、野営をするのに適した場所を探したりと本来なら面倒だったりする事も、この遺跡群の周辺では無かった。
なんせ数百年前から多くの冒険者がこの地に来て廃墟を通り越して瓦礫だらけの遺跡を探索する為の拠点用に整地してあったり、小屋を建てたのか基礎だけが残っていたりと、テントを張る場所が幾つもあったからだ。
「それにしても、テントを張って拠点は簡単に確保出来たけど、夜になって魔物がどのぐらい現れるかが問題だよね」
「そうね、ただ探知で魔物の群れは引っ掛からないから、特に問題ないと思うけど、ここが大森林の中だってことを忘れず見張りは昨日まで同様に交代で、しっかり経験を積む事ね」
カトレアがそう言い、リーズと自分を見るがルイーズさんはすでに酒を飲みテントの中で眠りについている。
「それにしても、遺跡って言うからイメージ的にゴブリンやオーク、オーガとか魔物が住み着いて集落っぽいのを形成してそうな感でしたが…」
リーズがお茶を飲みながらそう言い不思議そうな顔をしている。
「屋根がある建物とかがあれば魔物も住み着くんだろうけど、ポツポツある建造物の残骸はどれも屋根も無く、むしろ瓦礫だらけで歩いて遺跡を探索するのも一苦労って感じな場所だから、流石に魔物も住み着かないでしょ…。 とは言え小型の動物や魔物、大型だとそれを狙う蛇やトカゲのような魔物はチラホラ居るみたいだけど」
「そうね、そう言う魔物が襲って来るかもしれないんだから見張りの際は気を抜かないようにね」
そう言うとカトレアはリーズと共に仮眠を取りにテントへ入っていく。
見張りの一番手は自分か…。
まあ4人パーティーだと見張りは1番手か4番手が気兼ねなく休めるから良いんだけど。
なんせ2番手、3番手だと寝て起きてまた寝てと休んだ気になれないし…。
そんな事を思いながら探知で周囲を警戒しつつ焚火に木の枝を投げ込んでいく。
大体午前0時ぐらいだろうか、見張り2番目のカトレアが交代の為にテントから出てきて焚火を挟んで自分の向かい側に腰掛ける。
「ねえカツヒコ、あなたは邪神ドラゾレーラの話を聞いてどう思った?」
「えっ? 突然何? 話を聞いたって言ってもここが邪神ドラゾレーラの神殿があった街の跡ってぐらいでどう思うって言われても…」
「そうね、じゃあ質問を変えるけど、邪神とその信奉者達は未踏の山脈の奥地に逃れたって言うのを信じる?」
「う~ん、カトレアが生きてた400年以上前の冒険者でも未踏の山脈を越えた人って居ないんでしょ? だとしたら大人数が越えるってのは現実的じゃないような気がする。 そもそも邪神って言うけどどんな邪神だったの? これだけ大きな遺跡って事は相当な信者が住んでたんだろうし、多分周辺にも町や村があったりしただろうし…」
「ドラゾレーラが邪神と言われる理由ね…。 それは私にも分からないわ、詳しく教えられたりもしなかったし、調べようとも思わなかったから。 あとカツヒコの言う通り、大人数で未踏の山脈を越えるのは現実的では無いわね」
「本来なら遺跡を調べて何かそれらしい本でも見つけられれば少しは分かるんだろうけど、ここまで瓦礫になってる上、数百年前から探索され尽くしてるからね、残ってても使われてた硬貨一つでも落ちてればいい方じゃない? それにしても珍しい。 カトレアがどう思うなんて聞いてくるとは思わなかった」
「あなたね~、私だって知らない事や疑問に思う事だってあるのよ! それに私だって昔は未踏の山脈を越えてみたいと思ってたんだから」
「そうなの? 確か以前会った霊獣のレイムダリーアはカトレアの事を知っていたみたいだったから未踏の山脈近辺までは行ったことがあるとは思ってたけど」
「行ったわよ、冒険者に同行してね…。 だけど行ったのは山脈の手前まで、山脈までは行けなかったわ」
「それはまた何で? 聞く限り一緒に行った冒険者も強そうだしカトレアも強いんだから行こうと思えば行けたんじゃない?」
そう疑問を口にするとカトレアは何故か苦笑いをしてる。
「行けなかったのよ、強いって言って私も今より弱かったし、山脈の奥に足を踏み入れたらそこに住む魔物が襲って来るし、足場も悪く地形も平地のようにはいかない山岳地帯を縄張りにしている魔物相手に連携して戦うなんてできないし。 それに昔は竜種が良く見かけられて噂では山脈の中腹を越えると襲って来るなんていわれてたから」
「竜種ってドラゴン? 見た事ないけどイメージと言うか前世では想像上最強の生き物って感じだから何となく想像は出来るけど、それならさっき言ってたここに住んでた人達が山脈を越えたってのも不可能っぽいね」
そう言うとカトレアも同じ考えだったのか「そうね」と言って空を埋め尽くす星を眺める。
「そう言えばカツヒコ、竜種の事をドラゴンって言ってたけど、少し違うわよ」
「えっ?」
不思議そうにカトレアを見ると、カトレアは竜種について説明をしてくれた。
どうやら竜種とは一概にドラゴンのみ差すものではなく、人に近い形をした竜人、空は飛ばないけど火や氷、雷や水などを纏った地竜、そして上位のドラゴンは人化が出来て力はそのまま、それどころか人型で武器や格闘術を使用できる分、人では倒すことは出来ないと言われるような存在も居るらしい。
大型で空を飛び、ブレスを吐いて攻撃するような生き物ってだけでも手におえなさそうなのに、能力をそのままに人化して武器も使ったりしたら確かに勝てるとは思えない。
やっぱりマンガやアニメみたいにドラゴンを一刀両断で倒すってのは無理っぽいんだ…。
まあ元からそんな現実離れした事が出来るとは思ってはいなかったけど、倒すには小まめに攻撃し相手の力が尽きるのを待ってトドメを刺すのがセオリーだったらしいし。
うん、幻想は捨てよう!
「それでカトレアはいつか未踏の山脈を踏破するの?」
「そうね、踏破してみたいって気持ちはあるわよ。 まああなた達が一人でも聖獣を相手にして戦えるぐらい強くなったら、気兼ねなく一人で挑めるしね」
「1人? みんなでじゃないの?」
「さっきも言ったように連携して戦えないような場所だし、私が行ってみたいだけだから、あなた達までそんな危ない場所に連れてけないでしょ、それに来たいと言ってもおいて行くけど」
1人で行くつもりなんだ…。
まあ一人で聖獣相手に戦えるぐらいの強さって相当な気がするからそう簡単にはそんな域に達しないけど、達したら達したでなんかルイーズさんとか絶対に行くとか言い出しそうな気がするんだけど…。
意外とルイーズさん戦闘狂っぽい所あるし…。
「さあ、カツヒコは休みなさい! いつまでも話してたら休む時間が減るわよ。 明日から有るとも限らない竜残血花を探すんだから」
そう言ってカトレアに焚火の前から追い出されたのでテントに入り睡眠をとる。
それにしても未踏の山脈に竜種か…。
行ってみたい気も、見てみたい気もするけど、瞬殺されそうだからな…。
それにしても邪神ドラゾレーラか~。
あまり神とかの存在を信じないんだけど、やっぱり異世界って神様が存在するのかな…。
51
あなたにおすすめの小説
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情され、異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる